映画『リトル・ダンサー』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「リトル・ダンサー」のネタバレあらすじ結末

リトル・ダンサーの概要:亡き母の影響で、ビリーは音楽が大好きだった。父にやれと命じられたボクシングの練習よりも、隣で女の子たちがやっているバレエの方が面白そうに思えた。ある日、ビリーはバレエ教師に促され、バレエの練習に参加する。

リトル・ダンサーの作品概要

リトル・ダンサー

公開日:2000年
上映時間:111分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:スティーヴン・ダルドリー
キャスト:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン etc

リトル・ダンサーの登場人物(キャスト)

ビリー(子供:ジェイミー・ベル / 大人:アダム・クーパー)
炭鉱夫の息子。死んだ母の影響で音楽が好き。自分の息子を男らしく育てたいと思っている父親との間に軋轢がある。
ウィルキンソン(ジュリー・ウォルターズ)
バレエの教師。ビリーの熱意と才能を見て、彼のサポートをする。
父(ゲアリー・ルイス)
炭鉱夫。頑固者。ビリーが音楽に傾倒していくのを快く思っていない。

リトル・ダンサーのネタバレあらすじ

映画『リトル・ダンサー』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

リトル・ダンサーのあらすじ【起】

兄であるトニーのレコードをかけて、ベッドの上で飛び跳ねたビリーは卵が茹で上がった頃合いでキッチンに向った。朝食の準備を済ませて祖母を呼ぼうとするが、祖母は部屋から姿を消していた。ビリーは慌てて家を飛び出し、森に向った。祖母には徘徊癖があったのだ。森で祖母を見つけたビリーは手を引いて家に連れ帰った。

トニーと父親が仕事に出かける準備をする中、熱心にピアノの練習をしていたビリーは、父に止めろと叱られる。父やトニーは地元の炭鉱が閉鎖され、仕事を失ったことに苛立っていた。叱られたビリーは自分のピアノを褒めてくれた、亡き母のことを思いながら写真を見た。

ビリーは町の体育館の前でふてくされていた。父の命令でボクシングを始めされられたのだ。共に練習に参加した友人が中に入ろうと声をかけるが、ビリーには殴ったり蹴ったりするだけのスポーツのどこが楽しいのか解らなかった。渋々、リングに立った。しかし、ビリーにとっては、目の前の試合よりも、隣で女子がやっているバレエの方が興味深かった。練習に身が入らず、コーチに居残りを命じられたビリーだが、コーチが帰った隙を見てバレエの練習を見学することにした。バレエの教師であるウィルキンソン先生はビリーを受け入れ、練習に参加させた。

リトル・ダンサーのあらすじ【承】

ビリーは祖母と共に母の墓参りにやってきた。落書きをされていた墓標を磨き、周りの草を刈った。祖母は勘違いを起こして、他人の墓に祈りを捧げていた。その晩、ビリーはトニーに死について考えたことがあるかと尋ねた。しかし、うるさいと叱られ、答えを聞くことはできなかった。

登校中、ビリーは教師の娘のデビーにバレエの練習に参加するよう勧められた。バレエなんて、女がすることだとビリーは断るが、次の練習日、ビリーは他の生徒たちと共にダンスをしていた。

日頃から練習を重ねていた他の生徒と実力差を感じたビリーは移動図書館で教則本を借り、父の目を盗んで自主練習に明け暮れた。自分が本当にやりたいことに没頭できるようになったビリーは毎日が楽しかった。しかし、ある日、コーチを通じてボクシングの練習に行っていないことが父にバレてしまう。ビリーがバレエの練習に参加しているのを見つけた父は彼を叱りつけた。男らしいことをやれと父は言うが、ビリーがどうして駄目なのかと問うと父は何も答えられなかった。理由なくバレエを禁じる父に怒り、ビリーは家を出た。

リトル・ダンサーのあらすじ【転】

ビリーは先生の家を訪ねた。止めざるを得ない状況だと伝えると先生は父に抗ったらどうだと言った。父には逆らえない。ビリーがそう言うとウィルキンソン先生は残念だと言った。先生はビリーをバレエの有名学校に推薦しようとしていた。自分の素質を自覚するように言われたビリーは、父に隠れて先生と個人レッスンをすることにした。

ある早朝、父とトニーは労働組合を代表して、炭鉱の閉鎖を決定した会社を襲撃しようという算段を立てていた。家計が窮地に陥っている様子を目の当たりにしたビリーは、そのストレスから、練習中、先生に八つ当たりする。家に居場所がないビリーは先生に母親の代わりを求めていた。先生はビリーの苦悩を受け止め、二人は練習を再開した。

練習から帰るとビリーは、トニーが労働組合の暴動に参加しているところに出くわした。トニーは警察に捕まり、身元引受人として呼ばれたビリーは、そのせいでバレエ学校のオーディションを受けられなくなってしまった。

ウィルキンソン先生はオーディションに来なかったビリーのことを心配し、彼の家を訪ねた。そこで、彼女は身勝手なトニーと父に怒った。先生と家族の板挟みになったビリーは鬱憤をダンスにぶつけた。

クリスマスの日、父は妻が残したピアノを破壊してしまった。最低のクリスマスだ。ビリーは体育館で踊り、嫌な気分を忘れようとした。そこに仲間たちと酒を飲んでいた父が通り掛かる。体育館の灯りがついていることを不審に思った父が中に入ると踊っている息子を見つけた。ビリーの熱心な姿を見た父は息子には何も言わず、体育館を出た。父はその足で先生の家に向かった。オーディションやバレエ学校の入学にかかる費用を確かめた父は、その金を工面するため、労働組合に裏切り者と称されるのも覚悟で、スト破りの仲間に加わった。スト部隊として会社の前にいたトニーは、スト破りのバスの中に父の姿を見て愕然とした。トニーは父を責めた。しかし、父はもう終わってしまった自分たちと違って、ビリーには未来がある。その未来を守ってやりたいとトニーに訴えた。

リトル・ダンサーのあらすじ【結】

事情を知った労働組合の仲間たちは力を合わせ、ビリーの入学費用を集めるため、自分たちに残された金品を質屋に入れ、募金集めに奔走した。

ビリーは父と共にバスでオーディション会場に向かった。父は会場の外で不安を堪えながら息子が戻って来るのを待った。一方、ビリーは緊張で思うように実力を発揮できず、他の受験者に八つ当たりをしてしまった。

父とビリーは落胆しながら家に戻った。それからしばらくして、審査結果が書かれた封筒が届いた。ビリーは封筒を手に、部屋にこもる。恐る恐る手紙を開き、何度も読み返した。父やトニー、祖母はビリーが部屋から戻ってくるのを待った。しかし、どれだけ待ってもビリーは戻ってこない。父は手紙の文面を察し、息子を励ますために部屋の戸を開けた。ビリーは受かったと父に報告した。父親は吉報を手に労働組合の仲間の下に向った。喜びを分かち合おうとしたが、事務所は暗い空気が立ち込めていた。労働組合が譲歩することで職場復帰が決まったのだという。

親元を離れるその日。ビリーがバスに乗り込んでから、トニーは寂しいと漏らした。しかし、車窓の向こうのビリーにその声が届くことはなかった。

十年以上が経った。人生のほとんどを炭鉱で過ごしたトニーと父は、電車に乗ってロンドンの劇場を訪れた。観客席で、二人は演目が始まるのを待った。音楽が鳴り、幕が上がった。舞台の上でビリーが舞った。

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