海外ドラマ『LOST シーズン3』のネタバレあらすじ結末と感想

海外ドラマ『LOST シーズン3』の概要：「他のもの」との対立が激化する中、新しい事実も明るみになる。そして彼らの過去の記憶からは生存者や他のもの達のトラウマや苦悩が浮き彫りになる。ベンの持つ情報と技術は生存者達の島での生活も変わってくる。

海外ドラマ『LOST シーズン3』の作品情報

海外ドラマ『LOST シーズン3』の登場人物（キャスト）

ジャック・シェパード（マシュー・フォックス）

生存者のリーダー。過去の元妻と父親との記憶に悩まされている。

キャサリン・アン・オースティン / ケイト（エヴァンジェリン・リリー）

「他のもの」に捕らわれ、ソーヤーとともに労働を強いられる。

ジェームズ・フォード / ソーヤー（ジョシュ・ホロウェイ）

ケイトに恋心を抱いており、彼女を想っての行動も見受けられる。

ジョン・ロック（テリー・オクゥイン）

島との会話に成功したりなど、不思議な力を信じている男性。

ヒューゴ・レイエス / ハーリー（ホルヘ・ガルシア）

デズモンドとチャーリーと友好関係を築く。

ジンスー・クオン / ジン（ダニエル・デイ・キム）

サンに対する束縛は少なくなり、生存者達との距離も縮まる。

サンファ・クオン / サン（キム・ユンジン）

ジンの妻で英語が喋れる。

サイード・ジャラー（ナヴィーン・アンドリュース）

作戦や戦略に強く、機械の修理も得意とする。

チャーリー・ペース（ドミニク・モナハン）

クレアと近い関係になりながらも、ロックに興味を持つ。

デズモンド・ヒューム（ヘンリー・イアン・キュージック）

ハッチの破壊とともに予知能力を身につける。

ベンジャミン・ライナス（マイケル・エマーソン）

「他のもの」のリーダー。

ジュリエット・バーク（エリザベス・ミッチェル）

ベンの元で活動する女性。

海外ドラマ『LOST シーズン3』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

第1話 囚われた者たち

「他のもの」たちが暮らす家々では無人島とは思えないほどの普通の生活を送っていた。音楽を楽しんだり、文学について語り合ったりなどお互いの生活を楽しんでいるように見える。しかし突如として大きな地震が家を襲い、彼らは家の外に出ると空で飛行機が空中分解する光景を目の当たりにする。その光景は紛れもなくジャック（マシュー・フォックス）達が搭乗していたオーシャニック815便の墜落であった。ベン（マイケル・エマーソン）は複数の男達に墜落の状況を確かめるように指示を出す。

一方、話は現在に戻る。マイケルと「他のもの」の罠によって囚われの身となってしまったジャック、ケイト（エヴァンジェリン・リリー）とソーヤー（ジョシュ・ホロウェイ）はそれぞれ別々の檻に収監されていた。ジャックの元にはジュリエット（エリザベス・ミッチェル）という女性が訪れる。しかし、ジャックは聞く耳を持とうとはしない。ジャックはジュリエットの隙をついて逃げ出そうとするが、ベンに目撃された上に失敗に終わってしまう。

一方ケイトはシャワーを浴びてワンピースに着替えるように指示を受ける。連れて行かれた先にはベンが食事を用意して待っていた。ケイトはあまりにも予期しなかった待遇に質問をぶつけるとベンは巧みな話術で受け答えると、その日から二週間は大変になると伝える。その後、ソーヤーが収監されている檻の正面に収監される。

ジャックの過去の中では結婚したサラ（ジュリー・ボーウェン）との離婚調停に訪れていた。離婚の理由としてはジャックがサラの浮気を疑っていたことだった。サラは浮気を否定するが、彼は納得できない。ジャックはサラの携帯に登録されていた番号に電話をかけて浮気相手を探っていた。すると疑惑に浮上したのはジャックの実の父親だった。疑いが深まるばかりのジャックは遂に父親に殴りかかってしまう。

ジャックは目を覚ますと、彼の人生について記されているファイルを手にしたジュリエットがいた。彼はサラの情報もあるのかと問うと、ジュリエットは彼女についても全てを知っていると答える。そこで彼は離婚調停時の記憶を呼び起こす。彼の父親はサラと浮気をしていたのではなく、彼を助ける手立てとしてサラに電話をしていた真実を知った時の記憶だった。ジャックはジュリエットにただ一つサラは今幸せなのかと問うと、彼女はとても幸せだとジュリエットは答える。ジャックは涙ながらにただ頷き、反抗的だった態度を治す。

ジュリエットが部屋を去ると、そこにはベンが立っていた。彼はジュリエットによくやったと伝えると、彼女も含み笑いで返事をするのだった。

第2話 ガラスのバレリーナ

豪邸でアジア人の少女がピアノを弾いている。そこに同じくアジア人の男が部屋に訪れ、割れたガラス人形を彼女の前に突き出す。彼は少女のことをサンと呼ぶ。

現在に話は戻り、サイード（ナヴィーン・アンドリュース）とジン（ダニエル・デイ・キム）とサン（キム・ユンジン）はボートの上でジャック達が拘束されている事実を知らずに待ち続けていた。ジンはサンへの心配も相まって、ボートをすぐに出すべきだとサイードに進言する。しかしサイードとサン共にジンには反対し、他の場所からジャック達にサインを送るべきだと判断する。サイードがサインは「他のもの」を誘き寄せるためのサインだとジンに告白すると、ジンとサイードは浜辺で彼らを待ち、サンは安全なボートで待機することに決める。

ジャックが収監されている檻の前にはジュリエットとベンの姿があった。するとそこに「他のもの」の一人がやってきて、沖でボートを発見したとベンに報告する。サイード達の存在がばれてしまったのだ。ベンは驚いた様子を一瞬見せるが、ボートを回収するように指示を出す。ボートを回収に来た彼らはサンに遭遇する。サンは彼らのうち一名を射殺するが、ボートは奪われてしまう。

サンの過去の記憶の中では、彼女が裸でベッドに横たわっていた。そしてその横に寝ていたのはなんとジンではなく、他の男であった。しかし、浮気現場がサンの父親にばれてしまう。父親はすぐにジンを呼ぶと、浮気の件は伝えずに浮気相手を殺害するように指示を出す。ジンは人殺しはできないと断るが、サンと結婚する条件である手前断りきれない。家に帰ったジンはサンに仕事を父親から受けたことを話すと、サンは浮気相手の抹消だと勘づく。一緒に国外へ逃げようと彼に伝えるが、それは出来ないと断られてしまう。仕事をやり遂げようとするジンだったが、殺害する手前で彼を逃す。しかしジンは彼を殺しきれずに逃すが、サンの父親の恐怖のあまりに浮気相手はジンの前で自殺してしまう。

ソーヤーとケイトは「他のもの」達に石を運ぶ仕事をさせられていた。ケイトは作業に従事していると、10代の女性から声をかけられる。彼女は「他のもの」達と関わりのある人物のようだったが、明らかに彼らの味方ではなかった。

元妻サラの件をジュリエットから耳にして意気消沈を続けているジャックの元にベンが現れる。彼はジャックに協力を要請する。協力すればマイケルとウォルトのように家に返すと告げると、ジャックの心は揺れ動いているようだった。

第3話 次なる導き

ハッチでの電磁波以上に巻き込まれたロック（テリー・オクゥイン）はジャングルで目を覚ます。彼の頭には血が付着していたが、動くことのできるほどの軽傷だった。彼はキャンプに戻るとおもむろに何か家のようなものを建て始める。チャーリー（ドミニク・モナハン）
はロックに何が起こったのかを確かめようと話しかけると、ロックは声が出せなくなっていることに気がつく。ロックはチャーリーの力を借りて、何やらスピリチュアル的な儀式を始めた。彼は島と会話すると言っていた。すると彼の隣には死んだはずのブーン（イアン・サマーホルダー）が座っていて、さらには彼の足は動かなくなっていた。そして気がつくと彼はブーンに車椅子を押され空港に来ていた。そこでは生存者達が搭乗手続きを行っていた。そこでブーンはミスター・エコー（アドウェール・アグバエ）の命を救うように示唆する。彼は夢から覚めると、話せるようになっており彼の命を救いにチャーリーと出かける。

ジョンの過去の記憶では彼はヒッチハイクを試みる若者に出会う。彼は小さなコミュニティーに到着するとエディーを周りに紹介する。エディーは六週間コミュニティーに滞在すると、彼らは何かを隠していることに気がつく。彼らが隠していたものは大麻の栽培現場であったと共に、エディーはヒッチハイカーではなく潜入捜査官だと気がつく。ロックは口封じのためにエディーに銃を向けるが、彼に逃げられてしまう。

現在に話が戻ると、ジョンとチャーリーはハッチの跡地に辿り着く。そこではハッチの跡形はなく、大きな穴と潰れた金属だけが残っていた。そこに、ミスター・エコーを襲ったと考えられる白熊が彼らを襲い、彼らは逃げるとハーリー（ホルヘ・ガルシア）と合流する。しかしハーリーにビーチに戻るように伝えると、彼はキャンプへと戻る。ロックは無事にミスター・エコーの救出に成功するが、彼は瀕死の状態でキャンプでの治療が必要となる。一方、ビーチに戻る際にデズモンド（ヘンリー・イアン・キュージック）と合流したハーリーはデズモンドに予知能力があるのではないかと疑い始めるのだった。

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