映画『一枚のめぐり逢い』あらすじとネタバレ感想

一枚のめぐり逢いの概要:2012年のアメリカ映画(原題:The Lucky One)。原作はニコラス・パークスの同名小説であり日本では公開に先駆けて日本語版が翻訳された。ザック・エフロンが主演である。

一枚のめぐり逢い あらすじ

一枚のめぐり逢い
映画『一枚のめぐり逢い』のあらすじを紹介します。

イラク戦争に派遣されたローガン・ディボー(ザック・エフロン)。
あるとき女性が写っている1枚の写真を拾ったところ、偶然にも九死に一生を得るような事態にでくわす。
それ以来お守りとして持っているローガン。
無事に帰国したあとも戦争後遺症PTSDに悩まされる日々が続く中、思い立ってお守りの写真の女性に会いにいくことにした。

調べてみると彼女の居場所はニューオリンズだということが判明し、コロラドから徒歩で向かうことに。
意外にも簡単に見つけることができ彼女に会いにいくことができた。
彼女は郊外でケンネルを経営していた。
最初は会って命を救ってくれたお礼をしようと思っただけだったのだが、職を探しているのだと勘違いされ写真の話を告白できないままそこで居着いてしまう。

生活を共にしていく中で、徐々に女性の人生について知ることになる。
地元の保安官であるキースと結婚し息子ができるが、DVに耐えられず離婚していたのだ。
キースには未練があり、ローガンは何かと嫌がらせをされてしまう。

しかし徐々に距離が近づく2人。
しかしキースに写真の話をばらされ決裂してしまう。
その後キースが息子を助け死んでしまうなどの悲劇もあるが、二人は誤解が解けついにハッピーエンドを迎えるのであった。

一枚のめぐり逢い 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:101分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:スコット・ヒックス
  • キャスト:ザック・エフロン、テイラー・シリング、ブライス・ダナー、ライリー・トーマス・スチュワート etc

一枚のめぐり逢い ネタバレ批評

映画『一枚のめぐり逢い』について、感想批評です。※ネタバレあり

ザック・エフロンの魅力満載の恋愛映画

ザックと言えばハイスクールミュージカルで主役を演じ、女性の心を一気に掴んだアイドル的俳優である。
ハイスクールミュージカルの時は若さに溢れ爽やかな青年といった雰囲気であったが、本作ではイメチェンに大成功。
髭を伸ばし寡黙でワイルドな大人の男性に変身していたのだ。
ザックファンはもちろんだが、ファンでなくても映画は楽しめる作りになっているので見ても決して損はしない。

風景が美しく感動的

この映画の最大の魅力は風景であるといっても過言ではない。
ニューオリンズの美しすぎる景色が、淡々と進んでいく恋愛ドラマを大いに感動的に盛り上げている。
見終わったときこの美しい景色と後ろにかかる涙を誘う素敵な音楽が効果的に頭に残り、良い映画であるという印象を残している作品である。

元夫のキースは死ぬ必要があったのか?

DV男で最悪な男であったがためにローガンの人の良さがにじみ出ていたのに、最後の最後で急に息子のために命を落としてしまうという何とも後味の悪い結末になってしまったのがよくわからない。
何も死んでしまう必要など無かったのではないだろうか?
ここは善人にしないでそのまま終わらせて欲しかったシーンであった。

全体的にさっぱりした恋愛ドラマで男性もみやすい

イラク戦争やPTSD、DVなど様々な社会派の暗い話が展開しているのにも関わらずシリアスすぎない構成がちょうど良い。
もう少しディープに描かれていたら重くなってしまう話であるが、さっぱりとしたクールな進行に好感が持てる。
男性は得意では無い人が多いようなジャンルではあるが、見やすくおそらくそんなに苦痛に感じずにいられるのではないだろうか。
しかしその反面見終わったあと印象が強くないので、話を忘れてしまう可能性が大である。

一枚のめぐり逢い 感想まとめ

ハイスクールミュージカルで一気にスターダムにのしあがったザック・エフロンが主演ということで、もう少しカジュアルでアイドル映画のようなものを想像してみたらこれが中々良い。
原作者が「君に読む物語」の作者であることも手伝ってか、静かに美しい風景が印象的な大人の恋愛ドラマに仕上がっている。
しかもザックの演技や風貌自体も、寡黙でPTSDに悩む青年をきちんと演じている。
それだけでも成長を感じさせられびっくりの収穫である。

そしてテーマの割に見やすい進行が魅力的なのである。
重くて悲惨な心の情景を描かれてしまったら違った映画の印象になってしまっていたところを、見事にカジュアルに見やすくしてくれた。
これで一気に映画を見る人を増やしてくれたことは間違いないだろう。

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