『マッドマックス2』あらすじとネタバレ映画批評・評価

マッドマックス2の概要:「マッドマックス2」(原題: Mad Max 2:The Road Warrior)は、1981年のオーストラリア映画。監督はジョージ・ミラー。主演はメル・ギブソン。前作のヒットで10倍の予算を掛け制作された。

マッドマックス2

マッドマックス2」 あらすじ

映画『マッドマックス2』のあらすじを紹介します。

3年前の事件直後、マックス(メル・ギブソン)は妻子を殺された復讐を遂げて以来、インターセプターに乗り相棒の犬と一緒にさすらいの旅を続けていた。二大国の間で勃発した世界大戦により文明は崩壊し、戦争に伴う中東の油田破壊によって枯渇した石油を巡り、勢力を拡大した暴走族が略奪を繰り返していた。そして旅の途中にマックスのインターセプターを狙う暴走族が出現する。暴走族のリーダー、ヒューマンガスとその一味との間でマックスは追走劇を展開するが、仲間を撃退された暴走族は一旦その場を去る。

やがてマックスは2人乗りの小型のヘリを操り空を飛ぶ男、ジャイロ・キャプテン(ブルース・スペンス)に出会う。ジャイロの案内で何千ガロンものガソリンが貯蔵されているコロニーに向かったマックスは、ジャイロと数日間張り込み、石油の精製所を遠巻きに見張っていた。そして暴走族に襲われた瀕死の男を助け、ガソリンをもらう約束でその基地へ連れて行く。そこは多くの人々が理想郷を求め移動するために作られたキャンプでもあった。やがて車の先陣に人質を乗せウェズたちが攻撃を仕掛けてくるが、キャンプの野生少年キッドが放ったブーメランが、ウェズの愛人の頭部を直撃。愛人を亡くしたウェズは怒り狂うが、暴走族リーダーのヒューマンガスがウェズを取り押さえ、交換条件を突きつけ人質を連れ退却する。

マックスは石油を運び出したいキャンプのメンバーと交渉し、没収されたインターセプターとガソリンを交換条件に、トレーラーを取りに行く作戦を立てる。

夜中にキャンプを出発しトレーラーを拾いに行ったマックスは運良くジャイロと出会い、彼のヘリで移動しトレーラーの確保に成功。途中でウェズの一味に襲われながらキャンプに戻ることが叶い、マックスもインターセプターを取り戻し、満タンのガソリンを手に入れた。

マックスはキャンプのメンバーに引き留められるも断り、早朝に一人インターセプターを駆って出て行くが、途中で暴走族に襲われ車は大破し大怪我を負ってしまう。そこへジャイロがヘリに乗り救出に現れ、マックスは再びキャンプへと戻り手当を受ける。

トレーラーが手に入ったキャンプのメンバーたちが旅立とうとする中、怪我を負ったマックスはトレーラーの運転を自ら申し出て、暴走族が待ち受ける荒野の道へ颯爽と飛び出して行った。

マッドマックス2 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1981年
  • 上映時間:96分
  • ジャンル:SF、サスペンス、アクション
  • 監督:ジョージ・ミラー
  • キャスト:メル・ギブソン、ブルース・スペンス、ヴァーノン・ウェルズ、マイケル・プレストン etc…

マッドマックス2 批評 ※ネタバレ

映画『マッドマックス2』について、2つ批評します。※ネタバレあり

前作を凌ぐ壮絶なカーアクション

もうSFとかいう設定はどうでもいいという感じで、冒頭に前作の物語が終わってすぐ戦争が起きたという説明の前振りシーンがちょこっと織り込まれ、そこからは破壊の限りを尽くす悪ノリ的な作りがクレイジー過ぎて呆気にとられる。暴走族のモヒカン副長ウェズはゲイであり、お尻丸出しの皮パンツ姿にイケメンの彼氏をバイクの後ろに載せて吠えまくる。そのボスであるヒューマンガスは鉄仮面を被り筋肉モリモリのベスト姿で、暴走族というよりはバイクに乗った変態集団であるが、このファッションがパンクやヘビメタに与えた当時の影響は相当大きかったのだろう。余談ではあるが、1980年代初頭に当時最強を誇ったタッグのプロレスラー、ザ・ロード・ウォリアーズもここからヒントを得て結成されたという。

そしてクラッシュのシーンでも、スタントマンは本当に生きているのかと心配になるようなシーンの連続であり、クラッシュした車に巻き込まれる人間や、横転したバイクで転がるスタントシーンなどでも目を覆いたくなるような状況が連続して出現し、ちょっとしたスプラッターの要素もふんだんに含まれている。

登場するマシンはやや近未来的な匂いがする

前作にも増してハイスピードでのローアングル画面がスケールアップしており、カメラクルーが一体どういった仕掛けで撮影しているのかにも興味を引かれる。時代的にもSFXの要因は殆どなかったと思われ、超ローアングルやハイアングルのカメラワークが多用され、さぞかしカメラマンも命がけだっただろう。登場するマシンもまともな形で出てくるものは殆どなく、変に改造され泥だらけであり、そういったところは現実離れしてSF作品としてのイメージが現れているところだ。

まとめ

最初の作品であった得も言われぬマカロニウエスタンのような古くさいイメージは払拭され、町外れから荒野のど真ん中へ舞台を移したところが功を奏したのか、ダイナミックさがかなり増している。前作がジョージ・ミラー監督のデビュー作で制作費も切り詰め、思うようなシーンも予算の関係で満足行かなかったところが、予想以上に興行収入が高く多額の売り上げが入った影響ではないだろうか。多分前作でのメル・ギブソンのギャラも安かったのだろう。映画を作る上で制作予算の話は欠かせない。予算があれば制作スタッフのモチベーションも上がり良い作品が撮れるという見本みたいな第二作目だろう。

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コメント

  1. しろみら より:

    映画を見てから読ませていただきましたが、暴走族側のボスはヒューマンガスでパッパガーロは製油所側のボスです。
    特にファンというわけではありませんが、誤解をうむと考えますので、改定をお勧め致します。

  2. 影山 美穂 より:

    確認したところ、確前の表記が間違っておりました。
    先ほど記事内容を訂正しましたので、よろしくお願い致します。
    ご指摘ありがとうございました!