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映画『靴職人と魔法のミシン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『靴職人と魔法のミシン』の概要:2014年製作のアメリカ映画。靴職人になって4代目の主人公が、ある日地下にある先祖から伝わる魔法のミシンを発見したことをきっかけに、あらゆる人になり代わり人助けをしていくファンタジー。

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映画『靴職人と魔法のミシン』の作品情報

靴職人と魔法のミシン

製作年:2014年
上映時間:98分
ジャンル:ファンタジー、ヒューマンドラマ
監督:トム・マッカーシー
キャスト:アダム・サンドラー、クリフ・“メソッド・マン”・スミス、エレン・バーキン、メロニー・ディアス etc

映画『靴職人と魔法のミシン』の登場人物(キャスト)

マックス・シムキン(アダム・サンドラー)
街で細々と経営している靴職人4代目。ある日家に伝わる魔法のミシンで作った靴を履くとその持ち主になるという事を発見し、人助けや悪戯を思いつくようになっていく。
レオン・ラドロー(クリフ・”メソッド・マン”スミス)
シムキンの店に靴の修理を依頼した悪党。シムキンが最初に変身する男。
ジミー(スティーヴ・ブシェミ)
シムキンの靴屋の隣で理髪店を営む男で、父親の親友。シムキンのことを息子のように心配している。
アブラハム・シムキン(ダスティン・ホフマン)
シムキンの父。突然失踪する。

映画『靴職人と魔法のミシン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『靴職人と魔法のミシン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『靴職人と魔法のミシン』のあらすじ【起】

ロウアーイーストサイドの古い通りには、昔から営業している店が並んでいる。
その中の一つに、マックスが細々と経営している靴の修理店があった。
彼は4代目ではあるが、この店にも靴職人にも大して執着は無く、将来のことも適当にその日暮らしで暮らしていた。
隣で理髪店を営んでいるジミーは、失踪した父親の親友であり、父に代わりマックスの心配をしている。
しかしマックスには小うるさい隣の親父くらいにしか思えなかった。

ある日、高級靴の修理を依頼しにレオンという黒人の客が来る。
彼は「自分が来るまで店を開けておけ」と冗談で言うような横柄で嫌な奴だったが、マックスはその靴を受け取り閉店までに仕上げようとした。
しかし、使っているミシンが故障したため店の地下に行き、古いミシンを使うことにする。

無事に修理を終えたマックスは、その靴をレジの前で大事そうに持ち、客が戻ってくるのを待った。
しかしレオンは中々店に来ない。
あまりに退屈なマックスは、自分が修理したその靴を履いてみることにする。
すると目の前にあった鏡に映ったその姿は、自分では無くレオンだった。
どういうことかと驚くマックスは、店にある他の客の靴も履いてみるが自分のままである。
もしかしたらミシンのせいでは?と気がついたマックスは、他の靴もあの古いミシンで修理し直してみる。

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映画『靴職人と魔法のミシン』のあらすじ【承】

マックスは認知症が進み始めた母親と2人暮らしだ。
父親は突然失踪し、母は症状が進んでいる。
母に願い事を聞いてみると「父親と食事をしたい」と言う。
マックスは悩んだが、父の靴を探し出しあのミシンで縫い直し履いた。

父の姿になったマックスは母親とデートをし、母の願いであった父とのデートを実現してやる。
しかし翌朝、願いが叶ったことで満足したのか母は眠るように逝ってしまった。
1人孤独になってしまったマックスを慰めるジミー。
しかし葬儀の場で自分を責め続けるマックスに、かける言葉も無かった。

ユダヤ教信者であるマックス家族の葬儀は、1週間喪に服す決まりがある。
そのため店を休んでいた彼だが、再開したその日にやってきた客があのレオンだった。
彼は自分だけではなく、ユダヤ教や亡き母にまで侮辱的な言葉を吐いたため許せないマックスは、レオンに成り代わり悪戯をすることを思いつく。

マックスは違う客の靴を履き別人になりすましてレオンの後を付け、そこでレオンの靴に履き替える。
彼が家から出て行ったのを確認して、忘れ物があるのだと自宅に戻る振りをすることにし

映画『靴職人と魔法のミシン』のあらすじ【転】

レオンの自宅にいた彼女はどうやら彼に暴力を振るわれているようで、マックスがなりすましているとは知らずに捨て台詞を吐いて出て行った。
マックスはその後レオンの家を捜索、目当ては自慢していた高価な時計のコレクションである。
時計こそ見つからないが、クローゼットの中からスタンガンと銃を発見してしまう。

レオンが本物の悪党だと知ったマックスはさっさと退散しようと、出口に向かった。
すると本物のレオンが帰ってきてしまう。
自分とそっくりなマックスを見て驚いたレオン。
すぐさまもみ合いになるが、先ほどのスタンガンでレオンを攻撃し椅子に縄で縛り付けた。

マックスは仲間がいると見せかけるため、事前に持ち運んでいた様々な客の靴を履きレオンの前に登場する。
そして時計のありかを聞くと、観念したレオンは洗面台の鏡の中だと白状した。

しかしそこで予期せぬハプニングが起きてしまう。
レオンと約束をしていた彼の手下がやって来たのだ。
すぐにレオンの靴を履き、手下と共に車に乗り込んだマックスは突然知らない倉庫に連れて行かれた。
そこは、レオン達を裏切って逃走していたらしい仲間の男が殺されようとしている現場だった。

映画『靴職人と魔法のミシン』の結末・ラスト(ネタバレ)

人殺しはいけないと、レオンは手下に殺害を止めるように命令を下し急いで帰る。
レオンの自宅に戻ったマックスは、そこで縄をほどき待ち伏せていたレオンに殺されそうになった。
急いで靴を脱ぎ、何とか自分はただの靴職人だと知らせるも、逆上しているレオンには関係なかった。
そしてもみ合っている最中、無我夢中で応戦するマックスは、持って来ていた客の赤いハイヒールで抵抗する。
死闘の末、彼はハイヒールでレオンの首を刺し殺してしまった。

これではいけないと事故を見たと嘘をつき、警察に出頭。
一緒にレオンの遺体を見に行くと、そこには遺体も靴も全て綺麗に消えていた。
動揺したマックスは急いで店に帰った。
すると店のレジカウンターに、忘れてきた靴達と鞄がそのまま綺麗に置かれていたのだ。

どういうことかわからぬままのマックス。
しかしこの日以降、ミシンには布をかぶせ真面目に働こうとする。
その決意を隣のジミーに伝えに行くと、彼は「ピクルス」を食べろと薦めてきた。
今は要らないと断るマックスに、ジミーは「変身には体力がいるため、ピクルスが必要だ」と言うのである。
ジミーは全てを知っていた。
それどころか、靴を脱ぎ始めたジミーの正体は失踪した父親だったのだ。

あまりに驚くマックスに、父は謝罪しながらも息子を見守っていたことを告白。
実は彼もまた靴のせいで悪党ともめ事を起こし、家族のために身を隠していた。
そして父は息子を理髪店の地下に連れて行くと、そこには様々な靴がずらっと置かれて居るではないか。
父は今もまだ、誰かに成り代わり人助けをしているのである。
これが伝統だった。

本物のジミーから店を買い取り、彼は今南国にいる。
昔から一緒だった職人達はこの秘密を共有していたのだ。
一緒に帰ろうとする父は、理髪店の裏口にマックスを案内。
そこには高級車と運転手が父を待っていた。
全てに驚きを隠せないマックスだった。

映画『靴職人と魔法のミシン』の感想・評価・レビュー

本作は、冴えない人生を送る靴職人が、愛用するミシンが壊れた為先祖代々伝わる古いミシンで靴を直して履いたところ、持ち主の姿に変身してしまうという物語。
思いの外ファンタジー要素が強めの作品である。
主人公は靴の持ち主の姿に変身して、人助けをして成長していく。
特に親孝行する姿は素敵だった。
しかしラストのリッチな終わり方は予想外で、如何にもアメリカ映画らしいと感じた。
気軽にさらっと観れるところが本作の魅力ではないだろうか。(女性 20代)


おもしろそうな話だなと思って見始めたのに、予想外のストーリーに感動してしまった。まさか、父も悪党から逃げているとは思わなかった。親子はやはり似るのだろうか。マックスと父との関係だけでなく、母との関係も素敵だなと感じた。マックスは父になったことを悔やんでいたが、彼の行ったことは絶対に間違いではなかったと思う。アダム・サンドラーはこういうちょっと間抜けだけれども憎めない男のキャラクターを演じるのが本当に上手いなと思った。(女性 30代)


靴職人って凄く素敵なお仕事だと思うんです。「良い靴は素敵な場所へ連れて行ってくれる」と言う言葉を子供の頃に聞いた私は、靴だけは良いものを選び妥協しないようにしてきます。
靴職人は誰かを素敵な場所へ連れていく仕事だと思っている私は、今作の「靴の持ち主になってしまう」と言う展開は予想外でしたが、ファンタジーな要素と、人間ドラマが良いバランスで組み合わさっていてとても心に響く作品でした。
アダム・サンドラーのイタズラをしてもなんだか憎めない役どころは作品の世界観を更に暖かいものにしていました。(女性 30代)

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