『マレフィセント』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

眠りの森の美女をアレンジし、悪役と主役を入れ替えたダークファンタジー。主演の妖精・マレフィセントを演じるのはアンジェリーナ・ジョリー。オーロラ姫を16歳のエル・ファニング、王子様をブレントン・スウェイツが演じる。監督は本作がデビュー作となるロバート・ストロンバーグ。

あらすじ

マレフィセント』のあらすじを紹介します。

ある世界のお話。人間たちが支配する国と妖精などが仲良く暮らす国、両国の間でにらみ合いが続いていた。ある日、幼い妖精・マレフィセントは妖精たちの宝物を盗みに来た人間の少年・ステファンと出会う。彼らは次第に仲良くなり、国同士の仲違いも落ち着いたかのように思われた。しかし、ステファンは人間の風俗に馴染み、マレフィセントの元を離れていく。彼らがおとなになったある時、人間たちは妖精たちの国を侵略しにやってくるが、マレフィセントの活躍で彼らを追い払う。重症を追った人間の国の国王は、マレフィセントを殺した者に王位を譲ると話し、ステファンは欲望に駆られマレフィセントの元を訪れ、彼女が眠っている好きに彼女の大きな翼を切り落とし、王に認められて王位を継承した。そんなステファンに子どもが生まれ、復讐に燃えるマレフィセントは祝福のために彼らの城を訪れる……。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年7月5日
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ロバート・ストロンバーグ
  • キャスト:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、サム・ライリー、シャルト・コプリー、イメルダ・スタウントン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『マレフィセント』について、3つ考察・解説します。※ネタバレあり

眠れる森の美女とどう違う?

眠れる森の美女はオーロラ姫が主役で、マレフィセントはヴィランとして登場しました。本作ではマレフィセントを主役に据え、オーロラ姫は準主役の立ち回りをしています。もう一つ大きく異なったのは、オーロラ姫は王子様のキスで目覚めなかったことですね!これはびっくりした人が多かったと思いますが、近年のディズニーは女性の自立をテーマにした作品を作っており、これを踏襲した形なのだと考えられます。だから、ラストで王子様がでてきたのが私は不満です。メッセージ性が薄れてしまうと思うんです。

マレフィセントはなぜオーロラ姫と行動を共にしていたのか?

これは単純な話で、オーロラ姫が赤ちゃんの頃から毎日彼女を見張っていて、マレフィセントの部下・ディアヴァル(カラス)はオーロラ姫と何度も一緒に遊んでいます。そういう中でどんどん成長していくオーロラ姫に情が湧いたというわけです。彼女がオーロラ姫にかけた「とても美しく育ち、誰からも愛される」という呪いの影響を自らも受けていたんですね。

ドラゴンになったディアヴァルが兵士に攻撃されなかった理由

クライマックスの戦闘シーンで、ディアヴァルはマレフィセントによってドラゴンに変身させられ、勇猛果敢に戦いました。しかし、兵士たちによって鎖で身動きを取れなくされてしまいましたね。しかし、彼は兵士の持つ剣・槍・弓矢で攻撃されませんでした?なぜでしょう。その理由は2つ。この映画はディズニー映画だからということ、兵士たちがドラゴンを攻撃するとドラゴンスレイヤーの要素が入ってきてしまうので邪魔だったということです。

まとめ

『マレフィセント』は超有名なストーリーのアレンジなので、皆知っている結末がどう変わるのかが見どころの映画でした。そこを見事にまとめあげているのが素晴らしい点です。アンジェリーナ・ジョリは恐ろしい雰囲気を醸し出していて素晴らしかったし、オーロラ姫を演じたブレントン・スウェイツはこれぞディズニー映画のお姫様という感じの佇まいでしたね。映像表現も良かったし、かなり満足度が高い映画です。他の観客のリアクションも良好でしたから、今後もディズニーの既存作品のアレンジ映画が作られるかもしれませんね。ただ、オチでメッセージがぶれてしまったのが惜しいところで、やはりディズニー映画だから王子様の存在感がないとダメという判断だったのでしょうか?うーん…。

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