映画『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』あらすじネタバレ結末と感想

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎の概要:2013年に公開された、マメシバ一郎と中年ニート芝二郎のハートフルコメディ映画の3作目。主演の佐藤二郎は前2作とドラマからの続投、亀井亨も三度メガホンを取っている。

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 あらすじネタバレ

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎
映画『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 あらすじ【起・承】

引きこもりニートの芝二郎だったが、母が自宅を売り払ったため、叔父夫婦が大家をしているアパートに引越した。
職場のペットショップでもやる気のない二郎は、同僚の真田まちこ、様子を見に来る親戚の財部陽介に怒られてばかり。

まちこのしつけ教室を手伝うことになり、やりたくない二郎は無断欠勤を繰り返すが、陽介がまちこへのラブレターを渡して欲しいと頼み込んだために店に行く。
接客中に、嫌な事を言われる妄想の癖がぶり返した二郎は、店の犬を連れたまま家に逃げ帰ってしまう。
マメシバの芝一郎と店の犬を連れて公園をフラフラしていると、まちこに見つかって店の犬は連れ戻され、しつけ教室へ来るように忠告される。
一郎を連れてしつけ教室を手伝う二郎だったが、再び妄想の癖が出てしまい、とうとう店を辞めてしまう。

部屋に引きこもった二郎を見かねた叔父は、新しい仕事を紹介する。
髪の毛に不安を抱えた叔父が通う頭皮のヘアクリニックで働き始めた二郎は、変な口の上手さから人気が出るが、院長が詐欺容疑で捕まってヘアクリニックは潰れる。

再び無職となった二郎が部屋に帰ると、一郎の姿が消えていた。

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 あらすじ【転・結】

大家である伯母から、一郎の鳴き声の苦情が来ていると言われる二郎。
困惑状態のまま一郎を探す二郎は、ペットショップでようやく一郎を見つける。
そこに現れたまちこは、ストレスで弱っていた一郎を陽介がペットショップに連れてきたこと、今まで陽介がしつけや世話を行っていたことを告げる。
そして、二郎がラブレターだと思っていた手紙は、転勤が決まった陽介が一郎と二郎のことをまちこへ頼んだものだった。

二郎は“自分探し”をしようかと悩むが、行きつけの駄菓子屋の女主人は“自分無くし”を二郎に提案。

悩んだ末、二郎はペットショップに戻ることを決意する。
店長が辞表を受理しないでいたので、難なく仕事に復帰できた二郎は、動物訓練士の資格を取る決意を固めて勉強をはじめる。

自分の不安をまちこに打ち明け、仕事に熱心に取り組み始めた二郎は、周囲に応援されて必死に勉強し、試験に合格する。
転勤を翌日に控えた陽介と喜びを分かち合い、感謝の気持ちを告げた二郎。

突然、メキシコでタコス屋を始めたという母が、二郎の部屋にやって来た。
資格を取って自立しはじめた二郎に対し、いつまでも喜んでいた。

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:75分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ、コメディ
  • 監督:亀井亨
  • キャスト:佐藤二朗、南沢奈央、高橋洋、高橋直純 etc

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 批評・レビュー

映画『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

二郎の人間としての成長を描いたストーリー

中年ニート芝二郎と豆柴犬の一郎のハートフルコメディ映画の、劇場版3作目。
本作も劇場版1作目、2作目と同様に、ドラマ版と同じ設定で全く別物のストーリーに仕上がっている。
劇場版2作目「マメシバ一郎 3D」でバイトを始めたペットショップで1年間働き続けているというセリフからも、劇場版2作目の続編に近いものだと予想できる。

本作では二郎の人間的な成長を描いており、家を追い出され、家賃こそ払っていないが叔父夫婦のアパートで生活し、バイトでもステップアップする様子が描かれた。
やる気は無いしサボるし、接客しても怒らせるだけの二郎が、よく1年も働くことができているというツッコミどころはある。

相手の声を悪い方に妄想してしまうという癖が出て、ペットショップを辞めてしまう展開にはハラハラさせられるが、インチキ増毛クリニックで人気が出るという奇妙な展開は笑いを誘う。
後半でまちこに対し、抱え込んだ不安や悩み、自信の無さを打ち明けるシーンには胸が熱くなる。

一郎と二郎のシーンは少ない

芝二郎役の佐藤二郎の怪演には、相変わらず目を見張るものがある。
高橋洋演じる「べーちゃん」こと陽介は、転勤が決まってこれまでとは少し違う様子を見せるが、アクの強い主人公を見守る立場は健在。
叔父の芝重男役の志賀廣太郎は、現状維持が大切と言いながらインチキ増毛研究所に通っていることが判明するなど、二郎とは違う変な個性を見せてきて笑いを誘う。

本作のヒロインに抜擢された南沢奈央が演じる真田まちこは、前2作のヒロイン像と違って普通のキャラクターだが、見ている側に近い人物像とも言えるだろう。
豆柴犬の一郎の出演は少ないようにも思えるが、可愛らしさは健在だ。

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 感想まとめ

豆柴犬の一郎と中年ニート芝二郎の、ほのぼのとしたハートフルコメディ映画シリーズ3作目。
引きこもりニートから脱却してアルバイトをはじめ、母が売ってしまった実家を出て叔父のアパートで暮らす二郎と豆柴犬の一郎の姿を描いた。

時々飛び出す的を得たつぶやきも相変わらずだが、インチキ増毛クリニックでの的を得ているのかいないのかわからない、謎の発言の数々も笑いを誘う。
べーちゃんにきちんと感謝の言葉を告げたり、駄菓子屋の主人の言葉「自分無くし」を実行する様子は、2作目までの二郎とは比較にならない成長ぶり。
なぜかメキシコでタコス屋を始めたという、二郎の母の自由っぷりには驚かされる。

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