映画『マンドレイク 人喰い植物のえじき』あらすじとネタバレ感想

マンドレイク 人喰い植物のえじきの概要:2010年制作のモンスター映画。監督はトリップ・リード。脚本はデヴィッド・レイ。出演はマックス・マーティーニ、ベッツィ・ラッセル、ベニート・マルティネス、ニック・ゴメスなど。

マンドレイク 人喰い植物のえじき あらすじ

マンドレイク 人喰い植物のえじき
映画『マンドレイク 人喰い植物のえじき』のあらすじを紹介します。

実業家のハリーは、祖先であるスペイン人征服者たちが南米ジャングルに残して来たという伝説の短剣を探していた。彼はそれを手に入れるために学者と傭兵たちからなる調査チームを派遣する。

リーダーはハリーの部下であるカーラ。現地人ガイドにはサンティアゴ、傭兵のマッコール、人類学者で言語学者のフェリシア、考古学者のリンなどが同行する。

彼らはすぐにスペイン人征服者の墓を発見する。その墓を暴き、遺体に突き立てられていた探検を抜き取る彼ら。しかしそれが悪夢の始まりである事を彼らは知らなかった。

突如として現地の原住民ヤンバリ族が彼らに襲い掛かる。調査チームは壊滅状態となり、生き残った者たちはジャングルを逃げ回る。

一方、ハリーは自ら別調査チームを率いて短剣を探しに行く。しかし、ヤンバリ族よりも恐ろしいものがこのジャングルには潜んでいた。それは「マンドレイク」と呼ばれる森の守護神であった。マンドレイクは遺体から短剣を抜いた事により、封印から目覚めてしまったという。マッコールたちは、ヤンバリ族とマンドレイクの襲撃から逃れながらも、守護神の封印を成功させなければならない。だがそこにハリ―ら一行が登場する事により、事態は最悪の方向へと転がっていくが……。

マンドレイク 人喰い植物のえじき 評価

  • 点数:35点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★☆☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2010年
  • 上映時間:89分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:トリップ・リード
  • キャスト:マックス・マーティーニ、ベッツィ・ラッセル、ベニート・マルティネス、ジョン・マック etc

マンドレイク 人喰い植物のえじき ネタバレ批評

映画『マンドレイク 人喰い植物のえじき』について、感想批評です。※ネタバレあり

チープなモンスタームービー

南米で秘宝を探していた探検隊が、植物型のモンスターと遭遇するというストーリー。元々テレビ映画のためか、低予算という事もあり、内容・演出的にもかなり低いレベルである事は否めない。だが、500年前のスペイン征服者の短剣を探すという滑り出しは「インディ・ジョーンズ」を彷彿とさせて決して悪くはなかったのだ。

しかし肝心の植物型モンスターはなかなか登場せず、全編を通して主人公たちに襲いかかって来るのは現地の原住民のヤンバリ族。彼らは、主人公たち探検隊が、植物型モンスター・マンドレイクを甦らせてしまったと思い込んでいるのだった。

植物型モンスター・マンドレイク

ここで登場するのがマンドレイク。植物の形をしているものの、ツタを縦横に動かして獲物を捕らえる器用な術をも持ち合わせている。また成長する事によって足を獲得し、大型哺乳類のように地上を闊歩する事も可能という恐ろしいモンスターである。ヤンバリ族は、このマンドレイクに生贄を捧げることによってなんとか共存を図ろうとしていて、この設定が「キングコング」的でニヤリとさせられる。

だが、メインモンスターであるはずのマンドレイクの設定がそもそもよくわからないし、人間を捕まえているものの捕食しているのかすら不明である。せめて終盤で大暴れしてくれば良かったものの、なんだかいつの間にか倒されてしまっているのはガッカリである。

魅力がない登場人物たち

今作に登場するのは軍曹のマッコール、人類学者のフェリシア、現地人ガイドのサンティアゴ、雇い主で悪党のハリーなど様々なキャラクター。しかしどのキャラクターも登場した瞬間に、誰が死ぬのか予想出来てしまうくらいステレオタイプに描かれている。ここらへんはパニック映画やホラー映画の定石を踏み過ぎていて工夫がまったく感じられない。こういった点からも、今作は残念な部分の多い作品と言わざるを得ないだろう。

マンドレイク 人喰い植物のえじき 感想まとめ

低予算で量産されているいわゆるB級モンスター映画の一本。キャストはどこか他の映画で見た事がある人が何人かは登場するものの、全体的なテンションは驚くほど低い。モンスター映画において重要なのは、モンスターのCGの出来不出来では決してはない。やはり脚本と演出力に尽きるだろう。

ジョーズ」「ザ・グリード」「トレマーズ」「ミミック」「アナコンダ」「パラサイト」などなど、やはり傑作と呼ばれる映画は何かが違うのだ。今作「マンドレイク 人喰い植物のえじき」はそういう大切な事を再確認させてくれた映画である。モンスターの造形は良かっただけにもったいない作品だ。

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