映画『マンスフィールド・パーク』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「マンスフィールド・パーク」のネタバレあらすじ結末

マンスフィールド・パークの概要:イギリスの女流作家ジェーン・オースティンの同名小説を映像化した作品。1800年代、イギリス郊外にあるマンスフィールド・パークを舞台に、同じ屋敷で育ったいとこを慕う主人公の、一途な恋の行方を描く。とてもわかりやすい恋愛物語。

マンスフィールド・パークの作品概要

マンスフィールド・パーク

公開日:2007年
上映時間:103分
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー
監督:イアン・B・マクドナルド
キャスト:ビリー・パイパー、ブレイク・リットソン、ジョセフ・ビーティー、ジェマ・レッドグレーヴ etc

マンスフィールド・パークの登場人物(キャスト)

ファニー・プライス(フランシス・オコナー)
子沢山の貧しい家に生まれ、10歳の頃、母親の姉の嫁ぎ先であるバーモント卿の屋敷に預けられた。そこで4人のいとこと共に育つ。控えめで優しい性格だが、芯は強い。ずっといとこのエドマンドを慕っている。
エドマンド・バートラム(ジョニー・リー・ミラー)
バートラム家の次男。遊び好きで無責任な兄のトムに代わり、父親から家のことを任されている。下にマライアとジュリアという妹がいる。金銭欲や出世欲は薄く、近々牧師になる予定。
ヘンリー・クロフォード(アレッサンドロ・ニヴォラ)
バートラム家の隣人。父親は海軍の上官。ロンドンの都会で暮らしていたが、妹のメアリーに付き合って、マンスフィールドに滞在する。かなりの女好き。
メアリー・クロフォード(エンベス・デイヴィッツ)
ヘンリーの妹。ロンドンの社交界を愛する野心家の女性。継父が愛人を連れ込んでロンドンの家に居づらくなり、マンスフィールドへやって来た。バートラム家の資産目当てで、エドマンドに近づく。

マンスフィールド・パークのネタバレあらすじ

映画『マンスフィールド・パーク』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

マンスフィールド・パークのあらすじ【起】

10歳になるファニーは、実家の貧困を理由に、マンスフィールド・パークにある伯母の屋敷に預けられる。母親の2番目の姉である伯母は、この土地の領主であるトーマス・バートラム卿と結婚し、裕福な暮らしをしていた。バートラム夫妻には上からトム、エドマンド、マライア、ジュリアという子供がいた。屋敷には母親の1番目の姉であるノリス伯母さんも同居していたが、その態度はどこか冷たく、ファニーは心細く惨めな思いをする。

ノリス伯母さん以外の家族は、ファニーに親切だったが、ファニーは自分の立場をわきまえ、控えめに暮らす。そんな日々の中で、ファニーの慰めとなってくれたのは、心優しい次男のエドマンドだった。ファニーはいつしか、エドマンドに恋心を抱くようになる。

ファニーが18歳になった年の夏。西インド諸島での事業が思わしくなく、トーマス卿は現地へ向かうことになる。長男のトムは遊び人で頼りにならず、エドマンドが家のことを任される。地主のラッシワースと長女マライアの結婚は、トーマス卿が戻るまで延期されることになる。

厳格なトーマス卿が不在となり、みんなはのびのびと羽を伸ばす。そんな時、ロンドンからメアリー・クロフォードと兄のヘンリーという華やかな隣人がやってくる。

贅沢な暮らしが大好きなメアリーは、トムを誘惑して結婚し、バートラム家の財産をいただこうと企んでいた。女好きのヘンリーは、まだ決まった相手のいないジュリアを狙っていた。2人は、屋敷へ挨拶に来る。

マンスフィールド・パークのあらすじ【承】

屋敷を訪れ、長男のトムより次男のエドマンドの方が信用されていると知り、メアリーはエドマンドに近づく。マライアは、ラッシワースという婚約者がいるにもかかわらず、ヘンリーに興味を示していた。ヘンリーはマライアの視線に気づきつつ、ジュリアと散歩をする。

純朴なエドマンドは、美人で活発なメアリーに惹かれていく。ファニーは、親しくなっていく2人の様子を、悲しい気持ちで見つめていた。

街から帰って来たトムは、屋敷で芝居を上演すると言い出す。エドマンドは、父親が危険な航海をしている時に不謹慎だと反対するが、ファニー以外の家族は芝居をやりたがる。みんなはそれぞれに役をもらい、張り切って準備を進める。

マライアの相手役となったヘンリーは、幕の裏側に隠れて彼女を口説き、2人は熱烈なキスをする。ところが、その最中に幕が落ちてしまい、2人のキスがみんなに見られてしまう。ジュリアはショックを受けて泣き出すが、少々愚鈍なラッシワースは、あまり気にしていないようだった。

芝居に反対だったエドマンドも、結局はメアリーの相手役を引き受け、彼女と芝居の稽古をする。エドマンドはメアリーに恋をしていた。

トーマス卿が突然帰宅し、芝居は中止となるが、屋敷内は妙な空気になっていた。トーマス卿はマライアの様子を見て、ラッシワースとの婚約を解消してもいいと言ってやる。しかしマライアは、地位も財産もあるラッシワースとの結婚を望み、ロンドンへ嫁いでいく。

メアリーもエドマンドを好きだったが、彼が年収700ポンドの牧師になることだけはどうしても許せない。ヘンリーは、最近美しくなったファニーを口説き始める。メアリーは心優しいファニーに好感を持っており、彼女だけは傷つけないよう兄に忠告する。

マンスフィールド・パークのあらすじ【転】

海軍の見習い士官をしているファニーの兄のウィリアムが近くの港に寄港し、マンスフィールドに招かれる。トーマス卿はウィリアムを歓迎し、ファニーの誕生日に舞踏会を開こうと言い出す。しかし目立つことを嫌うファニーは、ピクニックを希望する。

マライアとジュリアという姉妹が去り、最近はファニーが注目の的になっていた。目立つことが苦手なファニーは、それを迷惑に感じていたが、ピクニックは楽しく過ごす。ヘンリーはファニーの気を引くため、ウィリアムを海軍の提督に紹介してくれる。

エドマンドが正式な牧師となる叙任式が明日に迫り、メアリーは自分のために考え直して欲しいと最後の説得を試みる。しかしエドマンドは、首を縦に振らない。

ヘンリーのおかげでウィリアムは少尉に昇進する。トーマス卿は、ヘンリーのファニーに対する気持ちを知り、この話を進めようとする。しかしファニーはヘンリーの求婚を断り、トーマス卿にきつく叱られてしまう。

エドマンドは牧師となり、メアリーはロンドンへ帰ることにする。ヘンリーも妹と一緒に、村を出るつもりでいた。エドマンドは結局メアリーを諦めきれず、彼女の誘いに乗ってロンドンへ行ってしまう。

トーマス卿たちも旅行へ出かけ、ひとりぼっちで屋敷に残されたファニーは、とても寂しい思いをする。そこへヘンリーがやってきて、再びファニーを口説く。それでもファニーの気持ちは変わらず、ヘンリーはファニーを諦めて、村から去っていく。

マンスフィールド・パークのあらすじ【結】

トーマス卿がロンドンに滞在中、重病になったトムが屋敷に担ぎ込まれてくる。トムは落馬で負った怪我をまともに治療しないまま、ずっと遊び呆けており、高熱を出して意識不明の状態になっていた。ファニーは気弱になっている伯母を慰め、献身的にトムの看病をする。

一旦帰宅したトーマス卿は、ファニーに妻とトムのことを頼んでロンドンへ帰る。トーマス卿も、いつの間にか誠実なファニーを頼りにするようになっていた。

しばらくロンドンに滞在していたエドマンドは、社交界に馴染めず、メアリーにも冷たくあしらわれ、傷ついて帰ってくる。ファニーはエドマンドと一緒にトムの看病を続ける。トムは少しずつ回復していた。

トムが死ねば家督がエドマンドのものになると考えたメアリーは、エドモンドとの関係を修復するため、ロンドンからやってくる。

トーマス卿は、疲れた顔で帰宅する。マライアがヘンリーと駆け落ちしてしまったのだ。メアリーは、“兄は家庭を壊す気などなかったが、マライアが家を飛び出した”と説明し、兄をかばう。ヘンリーを振ったファニーも責任を感じ、複雑な心境になる。

エドマンドは、“トムにもしものことがあって私たちが家を継げば、マライアとヘンリーもここへ呼び戻せる”というメアリーの話を聞き、心から彼女に失望する。エドマンドはきっぱりとメアリーに別れを告げ、メアリーは怒って村から去っていく。

ファニーを目の敵にしていたノリス伯母さんもマライアのところへ行き、屋敷に平和が戻る。エドマンドはようやくファニーの大切さに気づき、ひとりの女性として彼女を愛するようになる。

以前からファニーの気持ちに気づいていたバートラム夫人は、ずっと2人が結ばれることを望んでいた。トーマス卿も妻の意見に賛成する。エドマンドは改めてファニーに愛を告白し、ついに2人は幸せな結婚式の日を迎える。

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