映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のネタバレあらすじ結末

マーサ、あるいはマーシー・メイの概要:2011年製作のアメリカ映画。所属していたカルト集団から逃げ延びたマーサが、たった一人の疎遠だった姉夫婦に連絡をとり、怯えながらも新しい日常を取り戻していこうとするサスペンス。

マーサ、あるいはマーシー・メイの作品概要

マーサ、あるいはマーシー・メイ

公開日:2011年
上映時間:102分
ジャンル:サスペンス、ミステリー
監督:ショーン・ダーキン
キャスト:エリザベス・オルセン、マリア・ディッツィア、クリストファー・アボット etc

マーサ、あるいはマーシー・メイの登場人物(キャスト)

マーサ / マーシー・メイ(エリザベス・オルセン)
家族の愛情を欲する女性で、寂しさからカルト集団に入信してしまう。性格は温厚で真面目な優しい女性。
ルーシー(サラ・ポールソン)
マーサの姉、音信不通になった妹を心配している面倒見の良い女性。
テッド(ヒュー・ダンシー)
ルーシーの夫。妻のため、聞かずにマーサのことを受け入れてくれる。真面目で忍耐強い男性でルーシーを愛している。

マーサ、あるいはマーシー・メイのネタバレあらすじ

映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

マーサ、あるいはマーシー・メイのあらすじ【起】

マーサは付き合っていた男性のことで傷心中に、心の空白を埋めるため薦められるがままある集団の住んでいる場所を訪れる。
そこは孤独のマーサの心を埋めてくれるだけの、愛情と穏やかな生活があった。
すぐに魅了されたマーサはこの団体にのめり込んでいく。
そして自分の居場所を発見できたことに喜びを感じ、入信してしまう。

彼らは共同で生活し、基本的には自給自足。
それぞれの役割を探し団体に貢献する形で暮らしていた。
足りない分だけを稼でいたが、そのうち農作物だけで暮らせると信じ尽くしていた。
そう、彼らは自分たちを家族のように愛するという独特のルールを持ったカルト集団であったのだ。
特にリーダーの言うことは絶対であり、儀式と称して女性をレイプすることは日常茶飯事だった。
しかし、そのことは神聖なものであり、誰も悪い事とは思わない。

2年間そこでマーシー・メイと名付けられ集団生活をしたが、マーサはここから逃げようと決意。
ある朝早く、マーサは森の中へ走り出した。

マーサ、あるいはマーシー・メイのあらすじ【承】

彼らはどこまでも追ってくる。
それを知っていたマーサは恐怖のあまり後ろを振り返りながらも必死で逃げた。
森を抜けた街のダイナーで朝食をとっていた時、仲間の一人が現れる。
思わず恐怖に震えるマーサだったが、周りにばれないように静かに冷静にマーサに話しかける。
そして彼は「まあ、好きにしろ」と言い店を後にした。

マーサは、店の前の公衆電話から暫く連絡を取っていない姉のルーシーに電話をする。
しかし電話口に出たルーシーの声を聞きながら、何を話して良いかためらうマーサ。
沈黙の中、マーサに気がついた姉は「マーサよね?どこにいるの?」と問いただす。
居場所すらわからないマーサだったが、姉が必死に目印など聞いてくれたことで場所が判明。
自宅から3時間かけて迎えにきてくれたのだ。

マーサは2年ぶりに姉と再会した。
そしてマンション購入を考えている姉夫婦が週末過ごしているという湖畔の別荘に連れて行かれた。
その日からマーサは姉夫婦と同居することになった。

マーサ、あるいはマーシー・メイのあらすじ【転】

何を聞いても「山で男と暮らしていた」としか言わないマーサに、姉夫婦は戸惑う。
時間をおけば徐々に経験した出来事を話してくれるだろうとゆっくりいくことにした姉たち。
しかし一番問題だったのはマーサには常識が欠如してしまっていることだった。

別荘前にある湖では人目も憚らず裸で泳いだり、SEX途中の夫婦の寝室にノックもせずに入って来て「一緒に寝たい」など、とにかく異常な行動が目に余った。
テッドは非常識だとルーシーに不満を言うこともあったが、妻の妹ということで我慢してくれた。
洋服もぼろぼろで、姉は着替えるようにと自分の服を渡す。

マーサには時折思い出が蘇る。
それは殺人の記憶も入っていた。
集団の中でじぶんではどうしようもない行動を強いられることもあったが、全ては善い行いとして信じていた。

今までの生活を怪しむ姉夫婦だったが、マーサは何も話そうとしない。
そしてこれからのことを考えるように言う姉夫婦に向かって、「私は教師でリーダーだ」などとおかしな事を口走ったりする。
そんな彼女を心底心配する姉夫婦だった。

マーサ、あるいはマーシー・メイのあらすじ【結】

大人しく暮らしていたマーサだったが、ある日教団に電話をかけてしまう。
姉夫婦との暮らしはどこか居心地が悪く、マーサの心は満たされなかったのだ。
戻りたいのと逃げたい気持ちで、マーサの心はおかしくなっていく。

そして昼寝の途中で夢と現実の境目がわからなくなり、テッドを階段から突き飛ばして落としてしまう。
これにはさすがに頭に来たテッドは、もう良い加減にしろとルーシーに思いの丈をぶつける。
元々ルーシー夫婦はそろそろ子供を授かりたいと考えていたところだったため、マーサの存在が疎ましくもなって来ていたのだ。
子供が欲しいと聞いたマーサは「母親になんてなれるわけが無い」とルーシーに吐き捨てる。

ルーシーももう堪忍袋の緒が切れて、マーサを精神病院に入院させることを思いつく。
もう自分たちでは彼女を正していくのが難しいのではないかと限、界を感じたのだ。
夫婦がマーサを病院まで送り届けるその時、後ろにぴったり尾行している車が見えた。

Amazon 映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ』の商品を見てみる