『マスカレード 甘い罠』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

マスカレード 甘い罠の概要:1988年アメリカ映画(原題:Masquerade)。主演はセント・エルモス・ファイヤーのロブ・ロイであり尽きない欲望をもつ若者が愛さえも犠牲にして生きる非常な姿を描く。

マスカレード 甘い罠

マスカレード 甘い罠 あらすじ

映画『マスカレード 甘い罠』のあらすじを紹介します。

ティム・ウェイラン(ロブ・ロイ)は若きヨットマンとして活躍、アメリカのハンプトン・アイランドにレースコーチとしてやってきた。
ある日パーティーでオリヴィアと出会ったティム。
彼女は数ヶ月前に莫大な財産を残した母を亡くしたばかりであった。
彼女の母親は再婚をしており、最後の旦那だったのがトニーという男だった。
週末にトニーが外出すると聞き、ティムを家に招きいれることに。
しかし実はトニーとティムはグルであり、協力してオリヴィアの財産を狙っていたのであった。

トニーは週末に外出するフリをしてオリヴィアを殺害する計画をティムに話す。
週末の夜、オリヴィアとティムが愛し合っているとトニーが現れる。
しかしティムは計画とは違い、トニーを射殺。
アリバイ工作をして出て行ったティムだったが、事件を調べていた警察官のマイクは彼女の部屋にワイングラスが残されていることに気がついた。

そんな矢先、オリヴィアとティムは結婚する。
妊娠した彼女は遺産を子供に譲るという遺書を書いた。
それを知ったティムは急いで警察官のマイクに会いにいく。
実はマイクもティムやトニーの仲間であり、オリヴィアの遺産を狙っていたのだ。
中々彼女の殺害を実行できないティムに対し、マイクがヨットごと爆発させるという計画を練る。

ある日帰宅したティムは彼女がヨットに向かったということを知り、急いで引き止めに行く。
そしてヨットに足を踏み入れた瞬間ヨットは爆発、ティムは死んでしまった。
事務所でマイクに慰められるオリヴィアだったが、そこでティムとマイクが一緒にヨットレースで優勝した時の新聞記事をみつけてしまう。
とっさにマイクがティム殺しの犯人だと気がついたオリヴィアがマイクを窓から突き落としてしまうのであった。

マスカレード 甘い罠 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1987年
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ボブ・スウェイム
  • キャスト:ロブ・ロウ、メグ・ティリー、キム・キャトラル、ジョン・グローヴァー etc

マスカレード 甘い罠 批評 ※ネタバレ

映画『マスカレード 甘い罠』について、感想批評です。※ネタバレあり

ありがちだけど正統派ミステリー

全く前知識無く見て欲しい作品である。
あっと驚くようなどんでもなく意外なラストではないにしろ、サスペンスらしいどんでん返しにびっくりするのは間違い無し。
ただネットなどで調べてから鑑賞するとそれだけ普通度が増してしまうので、予備知識なくがオススメ。
大きなひねりもないが、正統派の綺麗なラストに納得はできるはずである。

ロブ・ロイのセクシーさが魅力的

ロブ・ロイの全盛期の映画である。
セクシーなのに上品さを兼ね揃えているロブ・ロイに魅了された女性も多いのではないだろうか?
視覚的な色気も満載であるが、もう少しロブ・ロイに精神的な葛藤や心の移り変わりなどを描けていたら大人の魅力をもう少し引きだせていたのではと思う。

ものすごく小さな街なのにそんなに密談できるのか

ツッコミどころもそれなりにある本作。
例えば凄く小さな街の中の話であるのにも関わらず、そんなに頻繁にグルになっているティムたちが顔を合わせるものなのか?など気になるところもある。
周りの目をもう少し考えて動かないと全てがバレバレであるだろう。
そこは映画なので気にしたらいけない箇所なのかもしれないが。

出会った時の状況はどうであれ愛は人を変える

最初から騙すつもりで近づいたティムだったが、段々と人間性が変わりついに気持ちを入れ替え彼女を助けようとしたところで自分が殺されてしまうという、結果的に悲しい物語。
でも誰かと一緒に暮らし、愛を知ることで自分の価値観や概念が変わることもあるという典型的な結末であった。
そうでないと美しくないし、盛り上がりにもかけてしまう。
最後までびっくりする二重構造であったが、それでも心から悲しいと思える結末で良かった。

マスカレード 甘い罠 感想まとめ

サスペンスやミステリーというのは2時間映画にするのが非常に難しいといつも思う。
中だるみしやすく、犯人がばれやすいからだ。

そのために純粋な殺人事件ではなく、色仕掛けであったりスパイものであったりと二重、三重構造に展開させてあっと驚くような結末にもっていくことが人気の鍵となってくる。
本作はひねりが無いといえば一番無い恐ろしく古典的なサスペンス映画であるが、主人公のロブ・ロイのセクシーな魅力でタイトルの「甘い罠」ぴったりのできに仕上がっている。

物語の重要性にもう1つ何か付け加えられると魅力的になる映画が多い中で、この俳優だから良かったというのはそれだけ存在感がある証拠。
ロブ・ロイあってのこの映画である。

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