映画『メガマインド』あらすじネタバレ結末と感想

メガマインドの概要:メガマインドは悪の天才。生まれてからずっと宿敵であったヒーローのメタトロンを倒す事を夢見ていた。ある日メタトロンを倒してしまったメガマインドだが、張り合いのない生活を一新すべく自分の敵を新たに生み出そうとする。

メガマインド あらすじネタバレ

メガマインド
映画『メガマインド』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

メガマインド あらすじ【起・承】

不幸の生い立ちのメガマインドは、生まれてすぐに両親のいた惑星から離れ離れに従者のコブンギョと一緒に脱出をする。逃げる宇宙の中で既に宿敵となる赤ん坊のヒーローとも出会う。
ヒーローは裕福な家庭にロケットが着陸し、メガマインドは刑務所に落下。
囚人達に、何が悪で、何が正義か教えられるメガマインドだが、秀でた知性と悪のツールを作る才能で刑務所の中でも目立った存在に。

外で学習の機会を得て学校に通い始めるが、そこでは宿敵のヒーロー、メトロマンが仕切っていた。何をやっても裏目に出て、みそっかすになるメガマインドとコブンギョ。
悪い子になる運命なら1番の悪い子になろう!と決めるメガマインドはその後も宿敵、宿命としてメトロマンとの戦いに挑んでいく。

しかし、全く勝てた事がないメガマインドは、メトロマンを称えるミュージアムの設立記念に、テレビレポーターのロクサーヌを誘拐する。
ロクサーヌを助けに駆けつけたメトロマンに放った砲撃が偶然命中し、骨だけの姿になってしまったメトロマン。

メトロマンを倒し、街を支配し始めたメガマインドだが、悪さをしても止める者のいない生活と悪事に飽き、張り合いを無くして行く。

メガマインド あらすじ【転・結】

思い出が辛いと、メトロマンのミュージアムを破壊したメガマインドだが、同じく1人来ていたロクサーヌから隠れる際にミュージアムのスタッフであるバーナードに変身する。
バーナードの姿のまま話す中、新しいヒーローを自分で作り育てる事を閃く。

メトロマンの遺伝子を利用し、ヒーローを生成する銃を作ったメガマインド。

バーナードの姿を借り、同志となって仲を深めていくメガマインドとロクサーヌだが、ロクサーヌがメガマインドの基地に侵入した際に、同行していたカメラマンのハルに誤射してしまう。

体や能力も変化し、新しいヒーローの「タイタン」としてハルを育てるメガマインドだが、ハルは意中のロクサーヌを思いのままにする事と、世界を好き放題にする事しか考えないヒーロー不適任者だった。
しかもキスをしている時に誤ってバーナードの姿になっていた事がロクサーヌにもバレてしまう。投げやりになったメガマインドは、コブンギョにも暇を与え、暴走するタイタンを止める為に戦いに向う。

全く相手にならないメガマインドは、タイタンの能力を元に戻す方法を探るため、ロクサーヌを頼りにメトロマンの基地を探す。基地では死んだはずのメトロマンが1人、快適に暮らしていた。
メトロマンはヒーローとしての自分に疲れ、違う人間として生きていく為に死を演じていたのだ。

頼れないとわかった2人だが、ロクサーヌは誘拐され、刑務所に戻ったメガマインドはコブンギョの計らいでタイタンに立ち向かって行く。
タイタンのパワーに押されるメガマインドだが、メトロマンに変身しタイタンを追い詰める。しかし発音の違和感で正体がバレたメガマインドは再び攻撃され、無くしたはずの銃を見つけ、タイタンから元のハルへと戻すのであった。

新しく町にはヒーローとしてメガマインドは迎えられる。
喝采の中観客に紛れ、新しいヒーローの誕生を祝うメトロマンの粋な姿があるのだった。

メガマインド 評価

  • 点数:95点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2010年
  • 上映時間:96分
  • ジャンル:SF、アクション、コメディ、アニメ
  • 監督:トム・マクグラス
  • キャスト:ウィル・フェレル、ティナ・フェイ、ジョナ・ヒル、デヴィッド・クロス etc

メガマインド 批評・レビュー

映画『メガマインド』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

映像や演出の細かさ

映画のしょっぱなから映像のクオリティの高さに目を見張る。
日本では劇場未公開な上に、ソフトの販売も無いと言う作品なのが残念なくらいだ。
変身装置である腕時計の針の動き1つにしても細かい動きで、音声無しで見たとしても映像の質の高さで飽きがこない作品だ。
スキンヘッドな上に顔色も青っぽい容姿で、けっして格好良さや可愛さの形容ができないメガマインドだが、元々が素直で性格の良い動作をするので視聴者に好かれるキャラクターをちゃんと考えている事が伺える。
見せ場らしい見せ場はどこの場面も、飽きがこない様に展開を散りばめているので、ロクサーヌとのキスシーンになるのか、変身が解けて正体がバレてしまう時なのか、最初にヒーローを倒してしまうシーンになるのかなど、決めかねない。

自分が1番観ていて思い入れが出来るシーンがこの作品の見せ場になる、と言える。

隣の芝生は青くない

元々の目標や張り合いを持つ、持ち続ける事の大事さが伺える。
どんな目標でも、その後の生活が大事、日常の当たり前が大事とも思えるストーリー。
隣の芝生は青いと思い続けたキャラクター達が、その後にどう思い、行動して行くかで本来の自分の目指す方向は変わってきてしまう事がわかる。
ヒーローのメトロマンは音楽家や自由な生活へ、メガマインドはヒーローを倒し悪の総統へ、カメラマンのハルはにわかヒーローへ、どのキャラクターもその後の自分の活かし方次第なのだ。
メガマインドの場合は、ヒロインと支え続けてくれた良き従者、コブンギョの力は元より、生まれ持った性格が幸いしたのだと思う。

メガマインド 感想まとめ

最初にヒーローがいけ好かない感じでいっぱいになる人もいるかもしれないが、最後まで自分の思いを貫き、メガマインドが新しいヒーローとして華々しい瞬間にコートを着込み、静かに去る姿は見直してしまう。

やはり長年ヒーローをやってきた者だけが抱える葛藤や思いがあるのだと思える。
隣の芝生が青いとは限らない。
どんな環境や状況でも自分の信念さえあれば、なりたい方向に進んでいけると指針してくれる作品。
高嶺の花と思っていた女性が、自分を認めてくれるシーンは涙すら出る。
日本では劇場未公開な上に、ソフトの販売もしていない事が残念に思える程良作である。

Amazon 映画『メガマインド』の商品を見てみる