映画『ミリオンズ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ミリオンズ」のネタバレあらすじ結末

ミリオンズの概要:ある日突然に大金を手にした兄弟が、そのお金の使い道に悩む姿を描いたヒューマンドラマ。監督を務めるのは『トレインスポッティング』『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル。

ミリオンズの作品概要

ミリオンズ

公開日:2004年
上映時間:98分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ダニー・ボイル
キャスト:アレックス・エテル、ルイス・マクギボン、ジェームズ・ネスビット、デイジー・ドノヴァン etc

ミリオンズの登場人物(キャスト)

ダミアン(アレックス・エテル)
心優しい少年。聖書や神話を好む。ある日突然に大金を手にするが、それも神からの恩恵だと思い、人のために使うことを決意する。
アンソニー(ルイス・マクギボン)
ダミアンの二つ上の兄。好奇心旺盛かつ金儲けに目がない。ダミアンが見つけた大金を、二人だけで使いきろうと提案する。

ミリオンズのネタバレあらすじ

映画『ミリオンズ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ミリオンズのあらすじ【起】

時代はユーロ市場加盟直前。お金の単位はポンドからユーロへ切り替わろうとしていた。

ダミアンとアンソニーの兄弟は、母が亡くなってから父と三人暮らし。母の死がきっかけで、三人はイギリスの郊外の町へ引っ越すこととなった。

ダミアンが新居の周りを散策していると、線路脇に魅力的な空き地があり、ダミアンはそこへ秘密基地を作ろうと決意。引っ越しの際に出た段ボールを掻き集め、自分だけの居場所を作った。

そんな彼の秘密基地には、時々神話上の聖人たちが訪ねてくる。それはダミアンの見る幻であったが、彼は聖人たちから語られる言葉を人生の教訓としていた。

そんなある日、秘密基地にいるダミアンのもとに空から大金の入ったバッグが降ってくる。これはきっと、母が亡くなり悲しみに暮れている自分たちへの神への恩恵に違いないと思ったダミアンは、急いで兄アンソニーを呼び出す。

金を目にしたアンソニーは「金のことは二人だけの秘密だ」とダミアンに言い聞かせる。家に戻った二人が金を数えると、全部で22万ポンドの大金が入っていた。

ミリオンズのあらすじ【承】

金の使い道について議論する二人。困っている人のために使いたいと主張するダミアンと、自分のために使いたいアンソニーは対立する。

あと二週間で金の単位は変わってしまい、目の前の金は意味を無くしてしまう。二人はとにかく残り二週間でこの大金を使いきろうという結論に至る。

自分の欲しいものを次々に購入していく兄とは違い、ダミアンは聖人たちの言葉に導かれるまま、見知らぬ誰かのために金を使い続けた。ある時は近所の貧しい家のポストに大金を投じ、ある時は全国の慈善団体宛に金の入った封書を送り続けた。

そんなある日、二人の通う学校に現れた慈善団体の募金箱に札束を入れたダミアン。そのことが問題になり、父が学校に呼び出される。咄嗟に機転を利かせたアンソニーの嘘でその場は収まったが、その際に慈善団体の職員ドロシーと父が親密になる。

ある日、秘密基地に向かったダミアンのもとに怪しげな男が近づいてくる。男は金を欲しているようだったので、ダミアンはつい「お金ならあるよ」と答えてしまう。ダミアンが金を手に戻ると、男の姿は無かった。

男の存在を聞いたアンソニーはダミアンに真実を話す。父親が警察官の友人に聞いたところ、数日前に現金輸送車が襲われ、大金の入ったバッグはその際に電車から放り出されたものだろうと話すアンソニー。金の正体を知ったダミアンは、ひどく落ち込んでしまう。

ミリオンズのあらすじ【転】

ユーロ市場加盟まであと三日となった頃、ダミアンたちの学校でキリスト生誕祭が開かれる。この日は父兄を呼び出し、子供たちがキリスト生誕の劇を演じるのだった。生誕祭へドロシーを連れてやってきた父親の姿に、アンソニーは機嫌を損ねてしまう。

舞台裏で出番を待つダミアンのもとに、数日前に現れた輸送車の犯人が接触してくる。隙を見て逃げ出し、大金を抱えながら町をさまようダミアン。

彼が辿り着いたのは以前に住んでいた家。その屋根裏に金を隠そうとしていたところを探しに来た父親に見つかり、ついに金の存在も明るみになってしまう。

「これは国が破棄する予定の金であるから、使ったって罪にはならない」というアンソニーの主張を無視し、父は金をすべて警察に届けようと提案する。これにはダミアンも賛成するが、彼らが新居へ戻ると、家は空き巣に入られており金品が持ち出されてしまっていた。

その夜自室で眠っているダミアンのもとに強盗犯がやってくる。明日、家族に内緒で金を持ち出し自分に渡すよう、強盗犯は言い残し去っていった。

ミリオンズのあらすじ【結】

空き巣に入られたことにより深く落ち込んでいた父は昨日と一転し、大金を使いきろうと提案する。それは間違っているとダミアンは主張するが、父は聞く耳を持たなかった。

ユーロ市場加盟後も金が残るように、父とアンソニー、ダミアンとドロシーの二手に分かれ、金を換金することに。

換金し終え自宅に戻ったところへ、ダミアンの携帯に強盗犯から着信が入る。「隙を見て金を持ち出せ」と強盗犯は告げた。

自宅のインターホンが鳴り、父親がドアを開けると、かつてダミアンが金入りの封書を送りつけた全国中の慈善団体が大挙して押し寄せてきた。閑静な住宅街はパニックに陥り、やがて警察までもが駆けつける騒ぎとなる。

その騒ぎに乗じてダミアンは金を持ったバッグを手にし家を飛び出す。強盗は居合わせた警察によって逮捕される。

ダミアンは線路に向かい、大金をすべてバッグから取り出すと、そこに火をつけた。金を燃やし尽くしたダミアンの前に、死んだ母の幻が現れる。二人はしばしの間語り合い、そして抱きあった。

翌日、ダミアン以外の三人が隠し持っていた大金の一部を集め、彼らは身の丈に合った幸せを手に入れた。

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