映画『マザー・テレサ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「マザー・テレサ」のネタバレあらすじ結末

マザー・テレサの概要:貧しい人々を救いたいという慈善の精神を貫き、カルカッタのスラムで活動を始めた修道女マザー・テレサの半生を描いた伝記映画。イギリスの女優オリヴィア・ハッセーが36歳から晩年までのマザー・テレサを演じている。

マザー・テレサの作品概要

マザー・テレサ

公開日:2003年
上映時間:116分
ジャンル:伝記
監督:ファブリツィオ・コスタ
キャスト:オリヴィア・ハッセー、ミヒャエル・メンドル、エミリー・ハミルトン、セバスチャーノ・ソマ etc

マザー・テレサの登場人物(キャスト)

マザー・テレサ(オリヴィア・ハッセー)
カルカッタの修道院の修道女だったが、貧しい人々を救うためカルカッタのスラムに出て慈善活動をするようになる。数々の困難を乗り越え、社会的弱者と生涯寄り添い続けた。
エクセム神父(ミヒャエル・メンドル)
カルカッタの修道院の神父。マザー・テレサの慈善の精神に賛同し、教会との交渉役を果たす。生涯マザー・テレサを陰で支えた。
セラーノ神父(セバスチャーノ・ソマ)
新しい修道院を作りたいというマザー・テレサの調査をするため、ローマから派遣されてきた神父。後にマザー・テレサの右腕となる。

マザー・テレサのネタバレあらすじ

映画『マザー・テレサ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

マザー・テレサのあらすじ【起】

1946年、インドのカルカッタ。ここの修道院で修道女をしているマザー・テレサは、政治や宗教に関係なく困っている人には手を差し伸べる純粋な精神の持ち主だった。しかし怪我をしたヒンズー教徒を修道院に入れたことで院長の怒りを買い、修道院を去ることになる。

修道院から街へ出たマザー・テレサは、初めてカルカッタの貧困と混乱を目の当たりにする。駅で生き倒れた老人の“私は渇く”という言葉を聞き、マザー・テレサはこれをイエス様からのお告げだと受け止める。

修道院へ戻ったマザー・テレサは自分の居場所は最も貧しい群衆の中にあると語り、街での活動を許してほしいと願い出る。しかし教会の許可はなかなか下りない。

マザー・テレサはパトナの病院で足を切断されそうになっていた少年アトゥルを救い、グプタ医師と知り合う。

エクセム神父たちの働きによってついにバチカンから街へ出てもいいという許可が下り、マザー・テレサは新しい修道服を用意する。それは清らかさを表す白と聖母マリアの青でデザインされた修道服だった。

マザー・テレサのあらすじ【承】

マザー・テレサを慕い、修道院の女生徒たちもスラムでの活動に興味を示し始める。マザー・テレサはグプタ医師にも協力を要請し、孤児や病人の救済活動を開始する。

しかし街角で托鉢をするマザー・テレサの活動に、教会の有力な支援者からは“教会の恥だ”と不満の声があがる。マザー・テレサはそんなことは気にせず、ひたすら子供たちの食料を調達する。女生徒のヴァージニアはそんなマザー・テレサを尊敬し、彼女の仕事を手伝うようになる。

マザー・テレサの活動は徐々に広まり、協力者が増え始める。マザー・テレサは新しい修道院を作って、もっと多くの人を救いたいとエクセム神父に申し出る。しかしそれは複雑な手続きを要する大変な難問だった。

マザー・テレサの申し出を受け、ローマからセラーノ神父が派遣されてくる。しかしマザー・テレサは忙しく、なかなか捕まらない。

マザー・テレサは街角で死を待つ人々の安息の場を寺院に作ろうとして地元住民から猛反発を受けていた。しかし宗教に関係なく見捨てられた人々を救おうとするマザー・テレサの姿を見た住民は、彼女を女神のような人だと認めていく。マザー・テレサの活動は常に困難を伴うが、最終的には必ず誰かが彼女のピンチを救ってくれる。それをマザー・テレサは神様のお導きだと考えていた。

マザー・テレサのあらすじ【転】

マザー・テレサはセラーノ神父に自分は偶然にもイエス様の声を聞いたのだと話す。そして自分を神が手に持つ小さな鉛筆に過ぎないと表現する。新しい修道院も神が望んでいるのだというマザー・テレサの話を聞き、彼女の活動に懐疑的だったセラーノ神父も心が動く。これにより「神の愛の宣教者会」という新しい修道院の設立が許可される。そしてセラーノ神父も彼女を助けるため、カルカッタに残ることにする。

1965年、マザー・テレサはカルカッタのテイタガールにハンセン病患者のための「平和の村」を建設しようと動き始める。しかしその実現には莫大な資金が必要で、計画は思うように進まない。さらにインドの知識人は“マザー・テレサによってカルカッタは不幸と貧困のレッテルを貼られた”と彼女の活動を非難する。

一方でマザー・テレサの活動は世界各国でテレビ放送され、支援者も増えていく。各国から届く善意の寄付によって、関連施設の活動費は賄われていた。しかし2万人の食料を調達するにはお金がいくらあっても足りず、「平和の村」建設に回す資金はなかなか貯まらない。

ところが、アメリカの資産家ローガン氏が莫大な金額を寄付してくれ、資金の目処が立つ。しかし今度は書類に不備が見つかり、マザー・テレサは急遽ローマへと飛ぶ。

マザー・テレサは教皇と直接会談し、書類を揃えてもらう。そんな多忙な日々の中で、マザー・テレサはついに倒れてしまう。彼女の心臓は弱っており、休息が必要だった。しかしマザー・テレサは休もうとしない。

マザー・テレサのあらすじ【結】

「平和の村」の建設作業は再開された。活動の規模はますます大きくなっており、セラーノ神父たちは活動を組織化して利便性を追求すべきだと考える。しかしマザー・テレサはシンプルな方法を好み“組織なき幸せ”を主張する。

マザー・テレサの活動にまた大きな壁が立ちはだかる。ローガン氏が詐欺事件によって逮捕され、多額の寄付金も汚れたお金だったことが発覚する。マザー・テレサをしつこく追求していたマスコミは、彼女を慕う子供たちによって撃退される。

マザー・テレサは孤児と里親の養子縁組を進めていたが、この活動に人身売買の疑いがかかる。これはもちろん大きな誤解であったが、マザー・テレサの心労は絶えなかった。そんな中、可愛い孤児のナディが不慮の事故で亡くなり、さすがのマザー・テレサも打ちのめされる。エクセム神父は彼女を“マザーの行動には神の愛が見える”と言って励ます。

それから15年後。マザー・テレサは相変わらず忙しく世界各国を飛び回り、講演で貧しい人々の救済を訴えていた。しかし過労による心臓発作で倒れ、緊急手術をすることになる。エクセム神父は“代わりに自分の命を差し出す”と神に祈る。そしてマザー・テレサは助かり、エクセム神父はそれから程なくして亡くなってしまう。

1995年ニューヨーク。協会の会議に参加していたマザー・テレサは突然“この協会は存在しない”と告げる。贅沢になった協会のあり方に疑問を感じてのことだった。

1997年にマザー・テレサは帰天したが、彼女の慈善の精神は多くの人々に受け継がれている。

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