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映画『蟲師』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『蟲師』の概要:漆原友紀原作の漫画の実写映画化。大友克洋が監督を務めた。蟲師のギンコが、旅の途中で出会う蟲に憑かれた人々を治療しながら、失った自身の過去と対面する様子を描いた。

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映画『蟲師』の作品情報

蟲師

製作年:2006年
上映時間:131分
ジャンル:SF、ファンタジー、ホラー
監督:大友克洋
キャスト:オダギリジョー、江角マキコ、大森南朋、蒼井優 etc

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映画『蟲師』の登場人物(キャスト)

ギンコ(オダギリジョー / 少年時代:稲田英幸)
白髪に片目を無くした青年。見えない方の目には、ガラス玉が入っている。過去の記憶が無い。“蟲師”として旅をしながら、蟲に悩まされる人々を治療している。実は淡幽のことが好き。かつては“ヨキ”という名前の少年だったが、土砂崩れに巻き込まれて母親を失い、ぬいに拾われ、その後トコヤミという蟲の影響で記憶を失った。トコヤミから逃れる時に片目を失い、白髪になった。トコヤミに憑かれている。
虹郎(大森南朋)
虹郎と書いて「こうろう」と読む。通称「こう」。蛇のような虹を捕まえるため、大きな瓶を抱えて旅をしていたところをギンコと出会い、一緒に旅をすることになる。虹蛇を見たら、橋大工の父の後を継ぐと決めているが、5年以上旅を続けている。雨を察知することに長けている。
狩房淡幽(蒼井優)
名前の読み方は「たんゆう」。禁種の虫を体内に宿し、それを愛でつつ、呪いから解放されるために蟲を退治した話を記録し続けている。蟲の知識に関しては日本一。足が不自由で、杖なしには動くことができない。広い屋敷の中で、たまと暮らしている。
たま(李麗仙)
淡幽の世話係の、初老の女性。キツイ性格をしていて、口も悪い。ギンコには一目置いている様子。蟲や蟲師に関する知識を持っていて、蟲師になる者は異質な蟲を宿した者だと知っている。
ぬい(江角マキコ)
母親を亡くしたばかりのヨキを助けた女蟲師。白髪で片目が無い。夫と息子を失い、その原因となった蟲のトコヤミと、トコヤミを食らう蟲ギンコを調べているうちに、トコヤミとギンコに憑りつかれてしまった。淡幽を通して、記憶を失くしたギンコと思わぬ再会を遂げることになる。

映画『蟲師』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『蟲師』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『蟲師』のあらすじ【起】

母親と行商をしていた少年ヨキは、山の中で土砂崩れに巻き込まれて1人生き残った。
そして、白髪隻眼の女蟲師、ぬいに助けられた。

場所は変わり、雪深い山中。
旅の途中だった蟲師のギンコは、1軒の屋敷に一晩泊めてもらえることになった。

奥方に呼ばれたギンコは、蟲の影響で、片耳だけが不自由になった使用人たちを診てほしいと頼まれる。
阿吽の“ウン”という蟲が原因だと知るギンコは、“ウン”の姿を確認した後、薬を処方した。

翌朝、引き留められたギンコは、両耳を病んでしまった孫娘の真火のことも診てほしいと頼まれる。
額に角が生え、その角からの騒音によって耳が聞こえなくなった真火。
“ウン”の出口と言われる、阿吽の“ア”という蟲の仕業だと思われた。

調べると、真火の母親も真火と同じように両耳を患い、衰弱死したという。
真火の母の亡骸は火葬されていたが、真火は母の角を隠し持っていた。
大木の洞に作られた真火の秘密基地が巣だとわかり、ギンコは自分の体を使って、真火の治療法を探し出した。

真火の母親の角を目の前で壊すと、ショックを受けた真火は声を上げて倒れた。
すると“ア”は真火の体から出ていき、真火の角は取れ、耳も良くなった。

映画『蟲師』のあらすじ【承】

ぬいに世話になっていたヨキは、夜や明け方に湖に近寄ってはいけない、と釘を刺される。
湖の中には、ぬいと同じ片目で白い魚ばかりがいた。
トコヤミという蟲と、トコヤミを食べる蟲ギンコが放つ光の影響だという。
トコヤミから逃れるためには、名前を思い出せばいいと言う。
しかしその名前以前の記憶は失うらしい。

旅を続けるギンコは、夏を迎えていた。
虹を捕まえるため、大きな瓶を担いで旅をする虹郎と出会い、一緒に行動することになる。
虹郎が探しているものの正体は、虹蛇(コウダ)という蟲だった。

淡幽の使用人たまから急な呼び出しを受けたギンコは、虹郎と共に、淡幽の屋敷に向かう。

蟲が見える体質だったヨキは、ぬいに懐いた。
興味本位から湖に近づいたヨキは、ぬいから酷く怒られる。

トコヤミとギンコの放つ光を浴びすぎたぬいは、湖から離れることはできなくなっていた。
ヨキを追い出し、湖の中へと身を沈めるぬい。
しかしヨキは戻ってきてしまった。
湖の中で両目を失っていたぬいは、ヨキを助けるために片目を奪い、逃げるよう命じた。
いつの間にか記憶を失い、白髪になっていたヨキは、自分の名前をギンコだと思った。

映画『蟲師』のあらすじ【転】

淡幽の屋敷に着いたギンコと虹郎。
淡幽の足の付け根にしかなかった黒いアザが、全身に回りつつあった。
原因と思われるのは、両目が不自由な女蟲師の話だった。
トコヤミとギンコという蟲を封じたという話を聞き、それを記録しているうちに淡幽の容体は悪化したのだという。
原因を探すため、淡幽が書いた巻物を読むギンコ。

女蟲師の夫は、妻が村を離れている間に妻が持つ地図を見て、光脈筋を塞き止めて村の飢饉を救った。
しかし、その湖にはトコヤミという蟲が住み着いた。
光脈筋を流れる光酒は、蟲の生命の源に近いせいだと思われた。
夫と息子をトコヤミに奪われ、トコヤミの研究を続けていた女蟲師は、ヨキという少年を助けた。

しかしそこで、ギンコに憑いているのがトコヤミだとわかる。
更に、淡幽の容体が悪化して、書物の文字が暴走を始める。

虹郎の力を借り、たまは淡幽を助けた。
ギンコは、蔵の中でトコヤミを封じた。
しかし淡幽の文字も一緒に体内に封じてしまったため、淡幽とたまは、文字を紙に戻す作業を始めた。
文字は全て元に戻したが、ギンコはなかなか回復しなかった。

映画『蟲師』の結末・ラスト(ネタバレ)

ぬいは、湖の栓を抜いて濁った光酒を流し出し、助かっていたのだった。
そして光脈筋を求めて、精神に支障をきたしている男性を連れて旅をしていた。

虹郎と共に、淡幽の屋敷を出たギンコ。
最初こそ抜け殻のようになっていたが、徐々に自分を取り戻していった。

淡幽から、虹蛇が出現するであろう光脈筋の流れを教わり、それを頼りに旅を続けていた。
そしてついに虹郎とギンコは、虹蛇を目にする。
その夜、2人は再び虹蛇を見た。

目的を達成した虹郎は、田舎へ帰って橋大工を目指すことにした。
ギンコに、淡幽を連れて自分の里へ遊びに来るよう約束させた虹郎。

また1人で旅を始めたギンコは、淡幽の屋敷にぬいを連れてやってきた男性に出会う。
しかしその男性は、どこか様子がおかしい。
そばの小屋には、トコヤミに蝕まれたぬいがいた。
記憶を取り戻したギンコだったが、ギンコの中に蟲のギンコがいると言うぬいが襲ってくる。
そしてぬいの姿は光に包まれた。

汚れた姿のぬいの周囲に蟲を寄せ、ギンコはその場を去った。

映画『蟲師』の感想・評価・レビュー

日本を舞台にしたファンタジー作品。漫画は一話完結型で非常に読みやすく独特の雰囲気を持っている。映画もその空気感の情勢に努力してあり雰囲気だけは非常に良い。作品中の蟲の説明が困難でファンタジーの素養がないと意味が分からないのは原作通りだが時間が短い分だけわかる人は少ないだろう。どう考えても映画ではなくドラマで時間をかけた方が作品的には良かったのだろう。オリジナリティのある魅力的な作品だがフィールドがそもそもあっていなかった。(男性 30代)


元々の原作・アニメがよかっただけに、この映画に関しては残念だと感じる作品だった。
世界観の作り込みは非常によかったし、背景も美しかった。あの蟲師の独特の世界観をしっかりと再現されていると感じた。
それゆえに、演技や俳優たちの違和感がより強く感じられる。実写になるとそれなりにオリジナリティーを出してくる部分があるが、それが原作と相性が悪かったのかもしれない。
蟲師では必ず出てくる「蟲」についての言及も薄かったし、ギンコの活躍も少なかった。全体の雰囲気は悪くないのに原作の良さが死んでしまった、典型的な実写化失敗作だと思う。(女性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    体がどす黒く変色した淡幽、その黒いものの正体は禁種の蟲です。詳しくは語られていませんがこれは非常に危険な蟲だとされています。原作中では昔大天災の時に他の生命をすべて消そうとした蟲が現れます。それを封じ込めるたったひとつの方法がその蟲を人の体に入れるというものだったのです。それを行ったのが淡幽に仕えるタマの先祖の蟲師で体に封じられたのが淡幽の先祖なのです。今でもその蟲は生き続けているため淡幽自身が封印作業をおこなっているのです。
    その方法は蟲師の話を聞き、それを筆記するというものなのです。蟲に関する話といっても封印に使えるのが蟲を殺したという話のみです、蟲を殺したという事実が禁種の蟲の呪になるのだそうです。

  2. 匿名 より:

    本編ではほとんど描写されていないのですが、原作ではギンコは頻繁にタバコを吸っています。単にヘビースモーカーということではなくきちんと理由があります。ギンコは蟲師の中でも特に蟲を寄せる体質のため虫除けのために「蟲煙草」を吸っています。ちなみにタバコをずっと吸っていると言えば、あの某有名海賊漫画のコックさんです。最初の頃ギンコがコックさんにすこし似ている(好意的な意味で)と話題になりました。作者さんがファンだったからなどの噂が流れたことも。
    原作はお話が淡々と描かれているためどのように映像化するのかとても興味がありました。さらに1話完結形式なのでどのお話が出てくるのかと思いましたが、いくつかのお話が上手に組み合わされていて感心しました。あの独特の空気感や間合いが上手に演出されていてとても楽しめる映画でした。

  3. 匿名 より:

    この映画に出てくる「蟲」は昆虫などとは違います。本編中にはほとんど説明されていないので原作から引用してみます。

    “親指が植物で残りの4本が動物、さらに一番長い中指の先端がヒトだとする。そして手の内側にいくほど下等な生き物になり手首の血管がひとつになったところが菌や微生物。腕・肩を通り過ぎて心臓に一番近いあたりにいるモノを「蟲」または「みどりもの」と呼ぶ。生命そのものに近いモノなので形や存在があいまいで見える者と見えない者に分かれる”「蟲師」(講談社刊)
     
    見える者が蟲の知識を使って蟲に関する仕事を行う者が蟲師です。一ヶ所に定住するものもいればギンコのように蟲を引き寄せる体質のため定住せず旅を続ける者も多いようです。