『ナイトミュージアム』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

日本では2007年に公開された「ナイトミュージアム」シリーズの1作目。夜になると展示物が生きているかのように動き出す自然史博物館が舞台の作品。主演は「LIFE!」で監督と主演をつとめたベン・スティラー。

あらすじ

ナイトミュージアム』のあらすじを紹介します。

どんな仕事も長続きせず現在失業中の男ラリー。離婚して現在は元妻のところにいる息子のニックに「夢見てないで仕事探したほうがいいよ」と言われてしまう。
その言葉に奮起して職業斡旋所に行くが、これまでの経歴に呆れられ紹介は無理だと断られるのだがどうしても仕事が必要だと食い下がってようやく一つの仕事を紹介してもらう。

博物館の仕事とだけ聞かされていたラリーは夜間警備員の仕事だと言われて驚いてしまう。さらに来場者が減ったため人員削減で自分たち3人の老警備員が解雇されて自分1人が新たに雇われることになると聞かされ気まずい雰囲気に。仕事を断り帰ろうとするラリーに仕事が必要なんだろうと説得する警備員セシル、その言葉におされ仕事を引き受けることに。案内するから上で待っていてくれと言われて部屋を出て行くラリーの背中を見ながら「ぴったりだ、あいつに決まりだな」とにやりと笑うセシル。

次の日引き継ぎが行われるが一番肝心なことは「何も中に入れるな、出すのも駄目」なのだという。その言葉に困惑するラリーだったが、夜その言葉の意味を知ることになる。

一晩中続いた大騒ぎに疲れ果てたラリーは仕事を辞めることを決意して博物館を後にしたのだがそこへ元妻の恋人に連れられたニックがやってきた。今度博物館に友達と行くと言われて辞めたと言えなくなってしまったラリーは仕方なくその仕事を続けることにする。

仕事をラリーに譲り去っていく3人の老警備員たち、一見ほのぼのとした彼らにはある計画があった。

評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2007年3月17日
  • 上映時間:108分
  • ジャンル:ファンタジー、コメディ
  • 監督:ショーン・レビ
  • キャスト:ベン・スティラー、カーラ・グギーノ、ロビン・ウィリアムズ、ディック・バン・ダイク、スティーブ・クーガン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ナイトミュージアム』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

後任の警備員をラリーにしたがったのはどうしてなのか?

ラリーが職業斡旋所で食い下がってようやく紹介された仕事はみんなに断れられたというなんだかいわくありげなものした。

博物館の仕事とだけ聞かされていたラリーは夜間の警備の仕事だと知ってびっくりします。よく考えてみたら斡旋所の怠慢ですよね、仕事内容を言わないって。

最初はラリーだったらあの大騒ぎに対応できると見込んでどうしても仕事を引き継いで欲しいと言っているんだと思っていましたが、老警備員セシルは最初から博物館の展示品どろぼうの罪をなすりつけやすい人物を探していたんですね。それで一番適任だったのがラリーだったと。つくづく人を見かけで判断してはいけないんだなと思いました。

展示物達を説得できた訳

アクメン・ラーの石版画盗まれたとき展示物達は暴走して大乱闘になってしまっていました。それを鎮めたのはモアイ像の一声ですが、その後展示物達を一致団結させたのはラリーの説得でした。

時代も種も超えた展示物たちがラリーの言葉に従ったのは知識があったからです。マニュアルをなくしてしまったラリーは助言に従い懸命に展示物の歴史の勉強をします。それぞれの背景や生き様などを理解していたからこそラリーの言葉が展示物達の心に響いたのでしょう。(心があるのかは不明ですが)

正に「知識は幸せをもたらす強力な武器」です。

まとめ

実は「ナイトミュージアム」には原作があります。それは1993年に出版された「The Night at the Museum」ミラン・トレンク著の絵本です。日本語にも翻訳されていますが残念ながら現在絶版になってしまっています。もし興味がありましたら古書店やお近くの図書館で探してみてください。原作と映画を比較してみるのも楽しそうですね。

温厚ながら力強い指導者ルーズベルト大統領を演じていたのはあのロビン・ウィリアムズです。名優を失ってしまったのがとても悲しく残念な気持ちでいっぱいです。「ナイトミュージアム」の3作目がすでに作られ邦題が「エジプトの秘密」12月に日本でも公開される予定です。この映画がロビン・ウィリアムズの遺作ということなのでぜひ映画館で彼の勇姿を見たいと思っています。

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