映画『エルム街の悪夢(1984)』あらすじとネタバレ感想

エルム街の悪夢(1984)の概要:1984年に製作され、日本では1986年に公開されたアメリカの人気ホラー映画シリーズ1作目。後にシリーズ化され、全6作品と番外編2作品が存在する。2010年にはリブート作品も公開された。

エルム街の悪夢 あらすじ

エルム街の悪夢
映画『エルム街の悪夢(1984)』のあらすじを紹介します。

高校生のティナとナンシーは、同じ日に同じ悪夢を見る。

火傷を負った顔に赤と緑のセーター、ナイフのような爪の男が出てくる夢に怯えるティナは、家族がいない夜、親友のナンシーに泊まりに来てほしいと頼む。
ナンシーのボーイフレンドのグレン、ティナのボーイフレンドのロッドも訪ねてくるが、その晩遅くティナが遺体で発見される。
警察官の娘でもあるナンシーは否定したが、素行の悪いロッドが犯人として逮捕される。

授業中に居眠りをしてしまったナンシーは再び悪夢にうなされ、夢の中で負った傷が現実にも現れたことから、ティナが死んだ理由を察する。
ロッドに話を聞くと、彼も同じ悪夢を見ていたことが判明。
眠るたびに悪夢を見るようになったナンシーはロッドの命の危険を察知するが、助けることはできなかった。

眠ることが怖くなったナンシーは病院で検査を受けるが、あまりの恐怖から髪の毛の一部が白髪になる。
そして、夢の中から“フレッド・クルーガー”と名前の書かれた帽子を持ち帰る。

母から殺人鬼フレッド・クルーガーという犯罪者と彼の最期を聞かされ、友人たちを殺して自分の命を奪おうとしているのが、フレッドだと確信したナンシー。
彼女はグレンと協力して、フレッドを夢から引きずり出そうと画策する。

エルム街の悪夢 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:1984年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:ウェス・クレイヴン
  • キャスト:ヘザー・ランゲンカンプ、ジョン・サクソン、ロニー・ブレイクリー、ロバート・イングランド etc

エルム街の悪夢 ネタバレ批評

映画『エルム街の悪夢(1984)』について、感想批評です。※ネタバレあり

30年以上経っても色あせない世界観

1984年に作られたとは思えない斬新な撮影方法や驚かし方が多く、現代の発達したVFX技術や効果音と比べれば当然劣ってしまうのだが、30年近く昔の作品でこれだけの世界観が作れるのに驚かされる作品。
フレディが登場する際の安っぽい効果音や、ティナの夢の中で何故か伸びるフレディの腕に追いかけるスピードの遅さ、特殊メイクがいかにも取ってつけたようなものというクオリティの低さ。

病院で眠っているときの状態の検査を受けたときは、髪の一部が白髪になってしまうほどの恐怖を味わったはずだが、その夢の話が一切出て来ないので見ている側は“そこまで怖い夢”と想像し、見えないからこその怖さを味わうことができる。
ナンシーがお風呂に入っているときにうたた寝をしてしまい、フレディに襲われかけるシーンは、有名な場面のひとつでコント番組などで見かけるこもある。

勇敢なヒロインすら救われないラストが癖になるストーリー

夢と現実の境目があやふやになり、今はどちら側なのかとドキドキさせられるストーリーは癖になる。

手製の鉤爪を使って幼い子供ばかりを狙った連続殺人鬼として逮捕・有罪になるが、書類のサイン忘れによって野放しになった、という生前のフレディ事件に関するミスはツッコミどころ。
そのフレディに街の住民が制裁を加え、火をつけて殺めたというのには驚き。

わざわざナンシーが夢の中から帽子を持ち帰ったにも関わらずアルコールに溺れる母と、警察官なのに使えない父。
全く役に立たない上に簡単にフレディにやられてしまう、能天気なボーイフレンドのグレンにはイライラさせられる。
その反動なのか主人公ナンシーの強さが際立っていて、夢の中でフレディに触れたまま目覚めれば現実に引きずり出すことができ、問題が解決できるだろうと奮闘する姿は「勇敢」の一言に尽きる。

助かったと思いきや、結局フレディの手にかかってしまうという救いのないラストは中毒性がある。

エルム街の悪夢 感想まとめ

スクリーム」シリーズで有名なウェス・クレイヴン監督の代表作のひとつで、シリーズ作品化されて6作目で完結、番外編では再びウェス・クレイヴンがメガホンを取っている。
同じく有名なホラー映画「13日の金曜日」のジェイソンとフレディの共演作「ジェイソンVSフレディ」という作品も存在する。
2010年にはリブート作品も公開され、ホラー映画界の殺人鬼役として有名なフレディ・クルーガーを作り出した作品としても有名。

1984年当時は斬新だったであろう演出が多く、作中にはコント番組やパロディ作品でよく見かける場面が多くみられる。

主人公ナンシーの頼りないボーイフレンドのグレンは、本作が映画初出演作だったジョニー・デップが演じている。

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