映画『オーシャンズ12』あらすじネタバレ結末と感想

オーシャンズ12の概要:今度の仕掛けは世界が勝負。向かう敵はユーロポールと欧州一と名乗る大泥棒。宿敵ベネディクトの倍返しから始まったオーシャンの犯罪計画は成功するのか。シリーズ第二弾。

オーシャンズ12 あらすじネタバレ

オーシャンズ12
映画『オーシャンズ12』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

オーシャンズ12 あらすじ【起・承】

ベガスのホテル王ベネディクト(アンディ・ガルシア)から1億5000万ドル強奪し、最愛の妻テス(ジュリア・ロバーツ)を取り戻した、
冴えまくる大泥棒オーシャン(ジョージ・クルーニー)。

あれから3年後、彼の元にベネディクトから挑戦状が叩きつけられる。
盗んだ1億5000万ドルに3年分の利息をつけた、1億9000万ドルを2週間以内に返さないと命はないというのだ。

既にオーシャンの盟友でホテルオーナーにおさまったラスティ(ブラット・ピット)は、車を爆破され、命を狙われていた。
本気の脅しだと悟ったオーシャンは、昔の仲間を集める。
3年前の金など全員で山分けして、スッカラカン使ってしまって手元にない、それならどこから奪うしかないからだ。

オーシャンが狙いを定めたのは、外出恐怖症で金持ちの隠遁者バンデンバウドの家にあるという250万ユーロ相当の歴史上最古の株券。
厳重なセキュリティを突破し、いざ盗もうとしたものの、そこにあったのは狐の置物。

他の泥棒に先を越されてしまったのだ。
それだけではなく、ブレーンの1人で金庫破りのフランク(バーニー・マック)はユーロポールに捕まってしまう。
オーシャンズの事件を追っていたのは敏腕捜査官イザベル(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)と知り、ラスティは蒼ざめる。
彼女はラスティの元カノだったのだ・・・。

オーシャンズ12 あらすじ【転・結】

オーシャンは、狐の置物を犯行現場に置いた泥棒・ナイトフォックス(ヴァンサン・カッセル)をコモ湖まで訪ねる。
自己顕示欲の強い彼は、同じターゲットを決めてどちらが先に盗めるかで世界一を競おうじゃないかと、オーシャンに挑戦状を叩きつける。

ターゲットはパリかローマ美術館に搬送されるファベルジェ戴冠式の黄金の卵。
が、運悪くラスティの携帯がイザベルに盗まれた為に計画は筒付けとなり、オーシャンズやラスティなど主要メンバーは次々捕まり、
強盗計画は、ライナス(マット・ディモン)を始めとする元見習いが実行する羽目となり、急遽テスを呼ぶ。

オーシャンズの計画はテスが大物女優に似ているというだけで、美術館を貸し切り、その間に『ファベルジェの卵』を盗み出すものだった。
計画遂行中のテスの前に現れたのは、ブルース・ウィリス(本人)、話もあわないテスは、時間稼ぎの為に、その場を切り抜けようとする。

一方つかまったラスティたちを釈放する為に現れたのはFBI捜査官になりすましたライナスの母親(チェリー・ジョーンズ)だった。
ナイトフォックスは、黄金の卵を手に入れ、自分こそ真の大泥棒だとオーシャンに語るが、オーシャンは、その卵がレプリカだと彼に告げる。

オーシャンは、ナイトフォックスが到着するまでに黄金の卵を手に入れたというのだ。
ナイトフォックスの前に現れたのは、伝説の大泥棒であり彼の父であるルマーク(アルバート・フィニー)、それはイザベルの失踪した父でもあった。

ルマークは息子には、自分の存在を死んだものと思わせ、娘には失踪したものと思わせ世の中の動向を
静かに見計らっていたのだった。

そしてオーシャンズは卵を換金し、ベネディクトに金を返し、ラスティとイザベルはヨリを戻した。

オーシャンズ12 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2004年
  • 上映時間:125分
  • ジャンル:コメディ、ミステリー、アドベンチャー
  • 監督:スティーヴン・ソダーバーグ
  • キャスト:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ etc

オーシャンズ12 批評・レビュー

映画『オーシャンズ12』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

気がついたら続篇を撮っていた

続篇を撮るつもりはなかったが、気がついたら集っていた。
それがオーシャンズ12の製作の動機だったらしい。

ソダーバーグ監督の映画は、言ってみればトム・クルーズの映画と対極だ。
言い方が悪いが『主役しか出来ない男がオレオレと引っ張って製作する映画』ではないから、
色んなタイプの人間が次々混じってきて、いい心地でアンサンブルキャストになる。

漫画でいえば『ONE PIECE』のノリに近いかもしれない。

盗みのプロットはお粗末だった

前作の盗みが凝っていたのに対し、今回は泥棒の意地対決になっているからか、盗みのターゲットも、盗む方法もシンプルだ。

テスがジュリア・ロバーツに似てるからジュリア・ロバーツに変装して美術館に入る間に黄金の卵を盗み出せというアイデアは、
前作の複雑な盗みのテクニックを期待していた人から見ると唖然とするだろう。

伝説の大泥棒が認めた次世代の大泥棒

このお粗末さを補ってくれるのが、シルバーフォックスの正体とイザベルである。
シルバーフォックスは伝説の大泥棒・ギャスパー・ルマークの息子で、自分の代になり大泥棒の座がオーシャンになった事に腹を立てている。
その証拠にベネディクトに、お前の金を盗んだオーシャンの仲間たちは悠々自適な呑気な暮らしをしていると強気の小心者な告げ口までしてしまうのだ。

オーシャンズのブレイン、ラスティにフラれてた腹いせに追い続ける敏腕捜査官イザベルも忘れてはならない。
泥棒だった父の影を反面教育とし、捜査官となったのに泥棒詐欺師に恋をしてしまった女性である。

そんな2人の父親は伝説の大泥棒ルマークで、演じるのは大御所俳優アルバート・フィーニーだ。
彼が生きているという、どんでん返しは映画の終盤で明かされ、知っていたのはオーシャンだけという事になる。
それはルマークが認める次世代の大泥棒はオーシャンという事になるのだろう。

オーシャンズ12 感想まとめ

豪華キャストが集った映画となると、出演者の誰かが大物俳優に遠慮しているという雰囲気があるだろう。
しかし『オーシャンズ~』の製作現場ではそうではないらしい。

それぞれが、他の映画の製作現場よりもリラックスするといい、製作現場に入った時から、居心地のいい
立ち居地が決まるというのだから、彼らにとって、理想的な映画制作環境である。

それでいて作られた映画は、出来もよく惰性的な作りでないというのは素晴らしい事ではないだろうか。

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