映画『オーシャンズ13』あらすじネタバレ結末と感想

オーシャンズ13の概要:全員が集らないのであれば続編は作らない。不可能といわれた人気シリーズの第三弾は、仲間の仇うちだった。人工頭脳セキュリティを誇るホテルグランドオープンを初日にブっつぶせ。ドリームチームが集結する。

オーシャンズ13 あらすじネタバレ

オーシャンズ13
映画『オーシャンズ13』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

オーシャンズ13 あらすじ【起・承】

大泥棒オーシャン(ジョージ・クルーニー)仲間でパトロンのルーベン(エリオット・グールド)は、心筋梗塞で死の淵を彷徨っていた。
かつての栄光が忘れられず、世界を股にかけるホテル王・バンク(アル・パチーノ)と手を組もうとして裏切りに遭ってしまい心筋梗塞を起こしたからだ。

オーシャンは、しらせを聞きつけ、強盗の途中で盗むはずだった金すらも放り投げ、ルーベンの元に駆けつける。
オーシャンは、最後警告としてバンクにホテルの利権をルーベンに返せと忠告するがホテルの星という名誉に拘るバンクは聞く耳を持たない。

1人を敵に回したら、オーシャンズ全員を敵に回したと思え、オーシャンズは最強のセキュリティを誇るオープン予定のバンクのカジノをめちゃくちゃにしようと企む。
そこに現れたのは意外にも宿敵ベネディクト(アンディ・ガルシア)だった。

ベネディクトにとってバンクは、目の上のコブであり、今度バンクのホテルが出来ると自慢のホテルの影が出来てしまうというのだ。
本心ではないが、協力する事になったベネディクトも巻き込み、オーシャンズは再び泥棒稼業に身を染める事となる。

バンクのカジノは人工知能セキュリティ『グレコ』に守られていて破るのは不可能といわれている上、バンクには鉄壁の女マネージャー・アビゲイル(エレン・バーキン)までついていた。
カジノ全てを改変しなけければ勝ち目のない戦いに、オーシャンズはどう挑むのか・・・。

オーシャンズ13 あらすじ【転・結】

配線フェチのリビングストン(エディ・ジェミンソン)は、カードシャッフル機の操作に乗り出すが、あまりに複雑さに大学時代の旧友のローマン(エディ・イザード)に泣き付く事になってしまう。

バーシル(ケイシー・アフレック)とターク(スコット・カーン)の双子はダイス工場のあるメキシコに行きダイスのイカサマを製造過程から試みようとするが、
劣悪な環境に驚き工場の面々と一緒にストを起こし、ミイラとりがミイラになってしまう。
バーシルとタークに期待出来ないと知ったオーシャンズの面々は、ダイスでバンクを一泡吹かせる事を諦める事に。

だがカードディーラのフランク(バーニー・マック)は、バンクに自作ドミノゲームの売り込み成功し、2人の埋め合わせをした。
鉄壁の女アビゲイルの担当はソール(カール・ライナー)が、インチキ格付け審査員になりすまして、気を引き、本物の審査員を退ける事で第一段階を突破。
次はイエン(シャイボー・クイン)が不動産王に、ライナス(マット・ディモン)がその通訳として彼女に近づき、メロメロにしようとする。
しかし、土壇場の所でライナスは怪しまれ、ライナスはまたもや、FBI捜査官に化けた父親に救われる事に。

グレコのセキュリティを破るには、人工的に地震を起し、しかないという事で今回も活躍したのは、バシャー(ドン・チードル)の巨大ドリルと爆薬だった。
客に儲けさせるだけ儲けさせ、一旦出て行かせて財政的にバンクを破綻させ大恥をかかせるにはこれしかない。

その地震のどさくさに紛れ、バンクが金庫に持つダイヤを誰かが盗もうとしていた。
ナイトフォックス(ヴァンサン・カッセル)である。
彼はベネディクトから、ダイヤだけでも奪えと言われたのだ。

しかしダイヤは偽物。
本物のダイヤは既にオーシャンたちの手にありベネディクト名義で慈善団体に寄付された。
カジノの売り上げは客のもとなり、評価は散々となったが利権は、ルーベンに戻った所で映画は終わる。

オーシャンズ13 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2007年
  • 上映時間:122分
  • ジャンル:コメディ、アドベンチャー
  • 監督:スティーヴン・ソダーバーグ
  • キャスト:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア etc

オーシャンズ13 批評・レビュー

映画『オーシャンズ13』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

全ての上を行くから面白い

カジノ側を常に勝たせ、客に儲けるだけ儲けさえ、一旦外に出てもらい、なおかつオーナーを一夜で破綻させる、
というのが、オーシャンのリベンジ劇だ。

そんな都合よくいくのだろうか、映画の途中で、仲間たちは次々としくじる。
マロイ兄弟はメキシコのダイス製造工場の環境に憤り、ミイラ取りがミイラになる。

リビングストンは配線の複雑さにお手上げ状態となる、ベネディクトとはセキュリティで守られた地下金庫金庫にある
ダイヤを頂くという口約束はしているものの、どうも胡散臭い。

だが、オーシャンは、常に全ての先を読み、上手をいく、だから観ていて気持ちがいい出来となっている。

あちこちに散りばめられるパクりやオマージュ

今回のゲストはアル・パチーノだが、作品の中のあちこちに『ゴッドファーザー』のオマージュが捧げられている。
瀕死の状態のルーベンの周りに家族よろしく集るオーシャンズたちの様子はまさに『ゴッドファーザー』だし、
アンディ・ガルシアは、『ゴッドファーザー』で、アル・パチーノの甥を演じて話題となった。

身内の自虐ネタではないが、今回もマット・ディモン演じるライナスの『半人前ぶり』が見られる。
土壇場で自分の色仕掛けが暴かれそうになる所も今度は『父親』が助けに来るからだ。

気がつけば面白い見所

シリーズを通じて出て来る脇役で保険会社の重役のデニー(ジェリー・ワインドロープ)が居る。
オーシャンズ11』では、オーシャンに『ベラージオ』に金庫があると教えてしまい、『オーシャンズ12』ではナイトフォックスの目の前で、
知らなかったとはいえオーシャンが世界一の泥棒だと口を滑らしてしまった、お調子ものである。

シリーズ影のきっかけつくりといえばそうなるが、トラブルメーカーでもある。
今回はその罪滅ぼしなのか、バンクを破綻させるためにサクラのギャンブラーをカジノに用意している。
このあたりの演出も気がつけば面白いだろう。

オーシャンズ13 感想まとめ

今回の仕掛けは、客が毎回必ず勝てるようにカジノに細工する事でバンクにとってとんでもない悪夢を与えてしまう事になる。
カジノに行った事がある人間であれば拍手を送りたい場面も出て来るかもしれない。

今回の彼らの強盗は敵討であり正義でもあり、金の事は二の次。
だからこそ盗んだダイヤはベネディクトの名義で寄付をした。

欲しいものは全て手に入れた、後は自由きままな人生が欲しいだけというオーシャンズとその仲間たちの
声が聞こえてきそうなラストである。

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