映画『踊るアイラブユー♪』あらすじネタバレ結末と感想

踊るアイラブユー♪の概要:南イタリアのプーリア州の美しい景色を舞台に奥手な妹と、奔放な姉の恋愛を80年代のヒット曲で彩りながら描く。『レ・ミゼラブル』などを担当していたアン・ダッドリーが音楽を担当。

踊るアイラブユー♪ あらすじネタバレ

踊るアイラブユー♪
映画『踊るアイラブユー♪』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

踊るアイラブユー♪ あらすじ【起・承】

大学を卒業したばかりのテイラーは南イタリアのプーリア州の空港に降り立った。姉のマディに呼ばれたのだ。
「休日」の雰囲気にウキウキのテイラー。だが、そのウキウキにはもう一つ理由があった。ここは3年前、恋に落ちた地でもあるのだ。
なんとなく疎遠になってしまった「恋」だが、もしかしたら…という気持ちとあの美しい思いに心が躍っていたのだ。

姉が滞在している館につくと、姉妹の親友が迎えてくれた。
そして、姉の爆弾発言「結婚」するというのだ。しかも、明後日。
驚きのテイラーだったが、結婚を決めた姉は「女神」のように美しく生き生きしていた。
いままで奔放に生きていた姉が決めた決断だ、最大限に祝福せねばと思うテイラー。

テイラーは自分自身のウキウキの理由である「かつての恋人ラフ」がもしかしているかも…。という気持ちで海岸へ出てみた。
3年前に知り合いになった友人たちに次々と出会う。皆変わりがない。テイラーの気持ちはさらに上がってくる。

あの3年前の気持ちは、本当の恋だったの?「私にはわからない」けど…。
舞い上がったテイラーは、派手に転んでしまう。そこに手を差し伸べる男性が…。彼、ラフだ!
テイラーは声が出ない…。なんて声をかけたら。

そこに駆け込んでくる姉。
「テイラー!彼があたしの婚約者なの!!」
かつての恋に落ちた相手は、姉の結婚相手だった。
思わず、テイラーは声にした。「初めまして…」

踊るアイラブユー♪ あらすじ【転・結】

2人の関係を知っている女友達には堅く口止めをし、友人たちと食事会に出るテイラー。
マディは結婚を前に高らかに「愛の力」を口にする。
ふとしたきっかけで、ラフと二人きりになったテイラーは、二人のかつての恋を姉に秘密にしてほしいと懇願する。

自分の気持ちを隠したまま、結婚式の準備を手伝うテイラー。
彼の結婚式用のスーツと自分の式に出る洋服を試着しながら、試着室越しにケンカをする二人。
お互いがお互いに、意固地になってしまう。

一方、姉のマディにも元彼がよりを戻そうと迫ってくる。
「俺がほしくはないのかい?」
マディは、逃げ帰るがしつこく追いかけられ、最後に一度だけ食事会をすることになった。

そんな中、テイラーを友人たちが地元のトマト祭りに二人を連れ出す。
「太陽の下を歩き」トマトをお互いぶつけているうちに、お互いのわだかまりが消え、3年前の気持ちを思い出すテイラー。
海辺でラフが疲れて眠っている時、テイラーの中であの時の心は「永遠の炎」のように消えない本物の気持ちなんだと気づいてしまう。
ラフ自身もなんとなくそれに気づき、走り去ろうとするテイラーをつい追いかけてしまう。

マディも元彼との食事の中で、自分の迷いに気づき始めてしまう。
でも、結婚式は目の前なのだ。

逃げ帰った館には、サプライズで迎える友人たち、そこに駆け寄るラフ。
ただならない感じに、訝しむマディ。
テイラーは、とうとう姉に告白する「ラフは3年前に恋に落ちた相手だと」
そして「再会してみて、なにも感じなかった」と、それは嘘の告白だった。

その嘘の告白に心の底で傷つくラフ。

結婚式前日のバチェラーパーティが始まる。
テイラーたち女性陣は、「女の子だって楽しみたいの」とパーティを楽しみ。
男性陣も「ワイルドな俺たち」と前日を楽しむ。

楽しげなパーティをそっと抜け出すテイラー。
自分の心に気づいてしまって、マディの結婚式には出れそうになかったのだ。
「あれは恋だった、でも、終わってしまった」そう言い聞かせて。

テイラーは、そっと身支度を整えると空港へ向かった。
一方、マディの部屋には元彼のダグが待っていた。
さらに、心が揺れるマディ。だが、「信念」をもって拒否をする。

結婚式当日の朝、テイラーは空港のベンチで目を覚ました。帰るつもりなのだ。
そこに、偶然友人が現れる。
帰るつもりだった、テイラーに「ちゃんと見届けないと」と助言する友人。
姉と二人だけでいままで、暮らしてきたのだ。その姉が幸せになろうとしているのだから、と。

結婚式は進んでいく。
誓いの言葉を交わそうとしたとき、マディがそれを止め、ラフに今の自分の思いを伝える。
「あなたは素敵だが、あたしは違う。ごめんなさい」と、結婚はできないと。

突然の出来事に、呆然とするテイラーとラフ。
傷つき出ていこうとするラフに、立ち上がり声をかけるテイラー。
「もし、時間を戻せたら」と。

そして、心の底から自分の気持ちを素直に叫ぶテイラーにラフは応え、二人は向き合うのだった。

踊るアイラブユー♪ 評価

  • 点数:45点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:97分
  • ジャンル:コメディ、ラブストーリー、ミュージカル
  • 監督:マックス・ギーワ、ダニア・パスクィーニ
  • キャスト:アナベル・スコーリー、ハンナ・アータートン、ジュリオ・ベルーチ、グレッグ・ワイズ etc

踊るアイラブユー♪ 批評・レビュー

映画『踊るアイラブユー♪』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ストーリーに工夫がない

ストーリーはいたって単純だ。一昔前の少女マンガか!とつっこみをいれたくなるような展開。
姉に久しぶりに会ってみたら自分の元彼と付き合ってるなんて、ゆるすぎる。
その後の展開も誰もが想像できるような形で進んでいく。

キャストも、もうひとつ魅力が足りない感じがする。

振り付けも演出もまるでフラッシュモブのようだ。
いまいちここがピカイチです!という、飛び抜けて光るものが感じられないのだ。

ヒット曲が満載!

しかし、それを補助してありあまるほどの美しい景色と80年代のヒット曲。

最初は、マドンナの「ホリディ」。
姉が現れるとショッキングブルー(80年代ヒット曲ということなのでバナナラマかも)の「ヴィーナス」。
女性陣のバチェラーパーティーには、シンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」。
男性陣にはデュランデュランの「ワイルドボーイズ」。
主人公が恋にあらためて気づくシーンではバングルスの「エターナル・フレイム」。
姉が愛の力を口にするシーンでは、ヒューイ・ルイスの「パワーオブラブ」等。
作品の締めくくりにはワム「ウキウキウェクミーアップ」。

どれを聞いても、80年代の楽しげなポップな音楽が満載だ。
しかし、その素敵な音楽だけと素敵な南イタリアの「画」でひっぱるというのは厳しいのではないのだろうか。
かなりのヒット曲だし、現在CM等でも耳にしたことがある人も多いだろうが、やはりそこは「かつての」ヒット曲なのだ。

思い入れのない世代が聞いても、映画の世界に入り込んで楽しめるかどうかは疑問をもってしまう。

総合的にこの作品は、万人受けではないのかもしれない。

踊るアイラブユー♪ 感想まとめ

前出にも書いたが、まったく一昔前の「少女マンガ」だ。
元彼が姉の婚約者なんて、ストーリーとしてゆるすぎる。出てくるキャラクターに深みも足りない。

ミュージカルシーンの演出も、フラッシュモブやグリーが流行っているからこうなった、みたいな感じが否めない。
だからといって、他の作品より踊りも歌も優れているとは思えない。

だが、それをおいても80年代のヒット曲たちは魅力的だ。
自分がその年代がドンピシャだからかもしれないのだが、他の方はどうだろうと思いつつ、私にはツボってしょうがない作品だった。

とんでもなく「ゆるい作品」だけど、たいした理由はわからないけど好きだと感じた作品だった。

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