映画『オデッセイ(2015)』あらすじネタバレ結末と感想

オデッセイ(2015)の概要:2016年後悔のアメリカ映画。主演はマット・ディモンで宇宙飛行士の主人公が怪我をして死んだと思われていたが、実は火星で生き延びていて救出にいけるかどうかというSF作品。

オデッセイ あらすじネタバレ

オデッセイ
映画『オデッセイ(2015)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

オデッセイ あらすじ【起・承】

火星に行き、任務を遂行するのが目的のハーミス号。
この中には6人がいて、仕事は火星のサンプルを作ることである。

ある日同じように仕事をしていると、激しい嵐が来ることに。
しかしワトニー(マッド・ディモン)もまた夢中になっておりその場で嵐をやり過ごすことになった。

そんな時、酷い砂嵐が来てワトニーの体に破片が刺さってしまう。
そしてワトニーの姿が消えてしまった。
仲間もできる限り探したが見つからない。
ワトニーの死体を見るまで信じられなかったが、どこかで生きているだろうワトニーを残し地球に向かった。
NASAは発表する。
ミッションは素晴らしいが、宇宙でワトニーが犠牲になったと思っている。

21日後、ワトニーは目覚める。
そこは地球とは違い酸素も無い。
ワトニーは腹部にアンテナが刺さっているため、自分で引き抜き縫合までする。
NASAとは無線も通じず状況は最悪だった。
万が一助けに来ても火星までは4年もかかるのだ。
基地にはそんな長い時間を過ごすほどの食事は無かった。

オデッセイ あらすじ【転・結】

ワトニーは植物科学者であるため、自分で4年間分の食物を栽培しようと決める。
そんな時、地球にいる監視感が衛星写真に時間で写真に何か物体が写り込んでいることを見つける。
それは確かに動いているのだ。
そして彼らは上司にワトニーが生きているのではないかと強く主張した。

ワトニーは幸運にも装置を見つけ、NASAとの交信を試す。
するとこのメッセージは無事に届き、ワトニーは地上の仲間と通信することが出来るようになった。

彼の救出作戦は実行どころか計画すらされていない難しい状況だった。
当然苛立ちを隠せないワトニーはNASAに詰め寄った。
そしてこのやりとりは世界中あらゆる場所で配信され、ワトニーが生きていることを多くの人が知ってしまった。

ハーミス号のメンバーもまたこの嬉しい事実を知った。
しかしそれと同時に激しい自己嫌悪にかられる。
生きているワトニーを置き去りにしたのだから。
ワトニーはそのことも気にしなくて良いから任務に集中するよう言った。

7ヶ月が経ち、刻一刻とワトニーが置かれている状況は悪くなる。
ヘルメットは傷になり、食べ物も無くなってくる。
髭も伸び、前向きな気持ちさえ失っていくワトニーだった。
しかしハーミス号のメンバーは彼を救出する計画を練り始める。

ついに実行の時。
ハーミス号は火星に戻った。
軌道上にハーミス号がいることを確認したワトニーは、MAVに乗って発射する。
だがもう少しのところでクルーに届かない。
船長のルイスが自分の体に赤いロープを巻き付けて船外へ。
そしてワトニーを無事保護した。

帰還後、ワトニーは宇宙飛行士の講義を担当する教師になった。
自分の経験から悪い事に出くわしたら諦めるか、解決するかしかないと教える。

オデッセイ 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:142分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ、SF
  • 監督:リドリー・スコット
  • キャスト:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、ジェフ・ダニエルズ etc

オデッセイ 批評・レビュー

映画『オデッセイ(2015)』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

新しい宇宙映画

本作品は題材こそありそうだが、全く退屈しない新しいタイプのSF作品である。
1人火星に置き去りにされるなど、想像するだけでトリハダが立つがその経過もきちんと綴られていて見応えがある。
思いつきで映画にしてしまったような残念なものも実はあるのがSFもの。
監督やスタッフの明らかな趣味であろうと思う者が多い。
だが本作品は拍手喝采である。

リアリティに富んでいる

本作品の魅力の1つに全ての事柄に説得力とリアリティが潜んでいることが挙げられる。
例えば火星に置いてこられた上での生活に必要な物質の話や、じゃがいもを育てるのに必要なものなどだ。
それらは緻密に計算され、本当にNASAが協力して出したものばかり。
つまりリアルなのである。
そのことが鑑賞者にも良く伝わってくる「この人達は本気なのだ」と。

また何としても助けたいと思う感情論だけでは無く、冷静で的確な処理や考え方を挟むことで見ている側にも1度頭を整理させてくれるのも良い。

ラストシーンの迫力

ただやみくもに皆で助けよう!みたいな陳腐な救出劇では無く、科学的観点から計算しそれをどうしたら当てはめることが出来るのか。
そして迎えるラストでは誰もが息をのむ。
船長自らロープを巻いて外に出て、ワトニーを救出に行くのだ。
しかも中々上手くいなかい。
それが良い。

そしてようやく助け出せると思った時は、マスクが割れるのでは?というくらいの衝撃でぶつかる。
それもリアルだ。
本作品は人類の現在の実力と、今後の期待値だけで製作された作品である。

オデッセイ 感想まとめ

宇宙作品は苦手である。
夢が詰まっているものが多く、見ていて大概疲れてしまうのだ。
しかし本作品は違う。
現実的な手法と計算により、人類の実力を具体化してくれた。
そして闇雲に見えない夢を見せるのでは無く、今の人間の興味を出来るだけの方法で引き出してくれたのだ。

宇宙の恐怖や、人間の賢さ、科学の怖さなど、全てを散りばめた新ジャンルの宇宙SF作品である。
是非楽しんで欲しい。
子供から大人まで楽しめること間違いなしだ。

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