映画『おかしなおかしな石器人』あらすじネタバレ結末と感想

おかしなおかしな石器人の概要:ビートルズのリンゴ・スターが主演を務めたSFコメディ。紀元前の地球に暮らす原始人たちの様子を特撮も使いながらコミカルに描く。ストップ・モーション・アニメによる恐竜がかわいい。1981年公開のアメリカ映画。

おかしなおかしな石器人 あらすじネタバレ

おかしなおかしな石器人
映画『おかしなおかしな石器人』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

おかしなおかしな石器人 あらすじ【起・承】

紀元前1万年前。なぜか10月9日。アトゥーク(リンゴ・スター)たち原始人はまだ洞穴で暮らし、主に果実を食べていた。アトゥークの部族のリーダーはトンダという大男で、その妻はラナ(バーバラ・バック)というセクシーな美女だった。

アトゥークはラナに横恋慕しており、夜這いをかけようとして失敗。部族を追われる。同じく部族から見捨てられたラー(デニス・クエイド)と合流し、放浪の旅に出る。

途中の底なし沼でタラ(シェリー・ロング)という女性とゴッグ(ジャック・ギルフォード)という全盲の老人を助け、共に行動するようになる。アトゥークはラナを諦めきれず、誘拐しようとするが、またもや失敗してしまう。

岩穴で暮らす子沢山の一家とも合流したところで雨が降り出し、雨宿りのため逃げ込んだ大木に雷が落ちる。太い木の枝が燃え、アトゥークたちは初めて火を見る。焚き火に興味を示した様々な種族の原始人たちが集まってきて、いつの間にか仲間になる。偶然鳥を丸焼きにすると美味しいことも発見し、宴会が始まる。宴会の席ではなんとなくセッションまで始まり、音楽の楽しさを発見する。

おかしなおかしな石器人 あらすじ【転・結】

食べ物を探しに来たアトゥークたちは巨大な卵を発見するが、トンダたちに横取りされる。しかしトンダたちは翼竜の襲撃を受け、卵を崖下に落としてしまう。小さな噴火口で割れた卵は目玉焼きとなり、アトゥークたちは美味しくいただく。

アトゥークたちは後をつけてきたトンダの部族に襲われる。火で応戦して何とかトンダたちを追いはらうが、火を持ち去られてしまう。アトゥークたちはトンダたちが川で魚を獲っている間に、トンダの洞穴から火や食べ物を盗み返す。

その帰り、アトゥークとラーは川に流されたラナを助ける。しかしラーが川に流されてしまう。ラナをアトゥークの居住地に連れ帰り、男たちはラーを探しに出かける。アトゥークに恋しているタラは嘘つきなラナを受け入れられず、トンダを呼びに行く。

ラーはなぜかほとんど氷河期の氷の洞窟で雪男と共に氷漬けになっていた。アトゥークたちは氷を割ってラーを救出し、居住地へ帰る。ところがラナと女たちはトンダたちに連れ去られていた。

アトゥークたちは力のあるトンダの部族を倒すため知恵を使って武器を作り、作戦を練る。満を持してトンダの部族へ戦いを挑み、見事勝利する。トンダの味方だったラナはすぐに態度を豹変させアトゥークを誘惑する。しかしようやく目が覚めたアトゥークは、タラを選ぶ。その後はアトゥークをリーダーとして、みんなで幸せに暮らした。

おかしなおかしな石器人 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:1981年
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:コメディ、SF
  • 監督:カール・ゴットリーブ
  • キャスト:リンゴ・スター、バーバラ・バック、ジョン・マツザク、シェリー・ロング etc

おかしなおかしな石器人 批評・レビュー

映画『おかしなおかしな石器人』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

原始語

本作でリンゴ・スターを始めとするキャストたちは現在この世界で使われている言葉は話さない。全て意味不明な原始語で喋り、訳もなし。言葉といっても、挨拶は“ボウボウ”恐竜のことを“マチョ”と言っているのだろうな…となんとなく判別できる程度で、後はジェスチャー頼み。ストーリーなんてどうでもいい作品なので、それで事足りるわけだが。単純な原始人コントの連続というか、大変妙な映画ではある。

特撮の恐竜はかわいい

原始人の脅威となる恐竜は主に2種類登場する。ツノのあるトリケラトプス的なやつと多分ティラノサウルス。こいつらがとてもかわいい。

ストップ・モーションの動きもクリッとした丸い目も愛らしく、原始人たちが追われていても緊張感はなし。しかも結構小さい。簡単に撃退される憎めない奴らで、懲らしめられるとかわいそうになるほど。そういえば岩場で遠吠えしている変な恐竜もいた。とてもゆるい。

なぜリンゴ・スターなのか

あのリンゴ・スターが主演だからこの作品を見ようと思った人も多いだろう。彼が主演ということは、なんとなく音楽の要素があるのかな〜と期待もする。しかしそういうことではなかったらしい。

一応、原始人たちが焚き火を囲んでセッションが始まるシーンはある。そこでリンゴ・スターはドラムを叩いているようなアクションをしながら“ララララ〜”と歌い出だす。それにつられてみんなも歌い出し、この世界に音楽が誕生するわけだ。このシークエンスが一番丁寧に作られ盛り上がっていたとは思うが、そんなにすごいというわけではない。別にリンゴ・スターじゃなくても、余裕で成立する。

そういうわけで、なぜあえて主演がリンゴ・スターで、彼も出演を決めたのかは謎。しかしこの作品で人生の伴侶(バーバラ・バック)と出会っているので、これは運命だったのかもしれない。「おかしなおかしな石器人」で恋に落ちた2人というのも、何か笑える。

おかしなおかしな石器人 感想まとめ

本格的な特撮映画のパロディ的な作品なので、とにかく何もかもがゆるゆる。それなりに覚悟して?見たのだが、ここまでゆるいとは。何を書いていいか困ってしまった。

背中をバキバキっと言わせて原始人が直立歩行になったり、最後の戦いシーンでアジア系の原始人がペットにしているオオトカゲまで兜をかぶっていたりという小ネタは楽しい。楽しい小ネタのオンパレードと、ストップ・モーション・アニメによる恐竜たちの可愛さは好きだった。

サブカル系のものが好きなら多分許せる。中身のある映画しか無理な人はやめておいたほうがいい。

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