『オールド・ドッグ』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

オールド・ドッグの概要:「オールド・ドッグ」(原題:Old Dogs)は、2009年のアメリカ映画。監督はウォルト・ベッカー。主演は「パルプ・フィクション」、「団塊ボーイズ」などのジョン・トラボルタと、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」、「ナイト ミュージアム」などのロビン・ウィリアムズ。共演者にジョン・トラボルタの実娘エラ・ブルー・トラボルタ。そしてトラボルタの妻であり女優のケリー・プレストン。セス・グリーン、マット・ディロンなど。

オールド・ドッグ

オールド・ドッグ あらすじ

映画『オールド・ドッグ』のあらすじを紹介します。

チャーリー(ジョン・トラボルタ)とダン(ロビン・ウィリアムズ)は幼馴染の親友であり、二人はスポーツマーケティングの会社で共同経営者を務めている。 アメリカ進出を目指すニシムラ・メデイアグループとの商談で、ダンの恥ずかしい過去をネタにしたチャーリーのプレゼンが大受けし、会社は大きな契約へと漕ぎ着ける。様々な不安を抱える神経質なダンと、野放しでビジネスの成功を喜ぶお気楽なチャーリーだったが、どうにか順調にビジネスは進み始めていた。

そんな中、ダンが離婚して落ち込んでいる時期にチャーリーの計らいで羽目を外しに出かけた時、マイアミで知り合ったビッキー(ケリー・プレストン)という女性から電話があったというメモを見てダンは大喜びする。ダンはビッキーと会いヨリを戻そうとするが、彼女はある過ちを犯して刑務所に入る予定であり、更にシングルマザーだとダンに告げる。そこへ友人のジェナ(リタ・ウィルソン)と共に二人の子供が現れ、ダンの事を「パパ」と呼んだ。そしてビッキーは、ダンとの間に二卵性双生児の子供を授かっていたという驚くべき告白をし、その男女の双子の出現によりダンとチャーリーの生活は一変してしまう。

オールド・ドッグ 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2009年
  • 上映時間:88分
  • ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
  • 監督:ウォルト・ベッカール
  • キャスト:ジョン・トラヴォルタ、ロビン・ウィリアムズ、ケリー・プレストン、マット・ディロン etc

オールド・ドッグ 批評 ※ネタバレ

映画『オールド・ドッグ』について、2つ感想批評です。※ネタバレあり

いかにもディズニーらしいコメディ

ディズニー制作の現代版コメディであり、主演はジョン・トラボルタとロビン・ウィリアムズというアクの強い性格俳優。この二人が主役のコメディというところで駄作はないだろうという安心感の許に観ていられる。案の定ディズニーらしいアットホームなドタバタコメディであるが、現代のビジネスシーンや複雑な男女関係もドロドロしたところが全くなく、ショートコントの寄せ集め的な作品として肩の力を抜いた笑いが楽しめる。このような映画に出演しても何の違和感なく演技をこなしてしまう、ロビン・ウィリアムスとジョン・トラボルタの器の大きさは流石だと感じるところが多く、子供や動物によるハプニングもディズニーらしく充分に練られた感じのよい演出だ。ロビン・ウィリアムスはコメディアンとしての下地が出来ているので、コメディはお手の物という余裕の演技だが、トラボルタが実際の家族三人で出演しているところも相俟ってか非常にいい味を出している。話の展開もスピーディーであり、大人と子供の世界をバランス良く取り入れて子供が観ても退屈しない作品に仕上がっており、ディズニーの現代劇としては久々の快作ではないだろうか。

ワースト映画として誉れ高い賞に4部門ノミネート。

本作は第30回ゴールデンラズベリー賞の「最低作品賞」、「最低男優賞(ジョン・トラボルタ)」、「最低助演女優賞(ケリー・プレストン)」、「最低監督賞(ウォルト・ベッカー)」の計4部門にノミネートされているというが、栄えある受賞作品は「トランスフォーマー: リベンジ」だったそうである。他にはそこで最低主演女優賞を受賞した、サンドラ・ブロック主演の「ウルトラ I LOVE YOU!」などが挙げられるのだが、ある意味で賞賛される部分は多く、家族総出でアホ役を演じたトラボルタ一家の功績は大きかったのである。バカにされようが酷評されようが、何の理由もなく笑える映画というのがいかに貴重であるかという見本である。笑いやユーモアというものは個人の受け取り方で判断されるものであり、くだらないと思いながらでも笑える映画も時には必要なのだ。

オールド・ドッグ 感想まとめ

日本人のエコノミックアニマル的な部分や、ボーイスカウトを題材にして笑いに繋げているところも、ディズニーとしてはそこそこの冒険なのだろうか。世代に関係なく万人受けしなくてはならないという、ディズニー映画の使命みたいなものは確かにあるかもしれない。しかしながらディズニーのこの手の作品は構えてみるようなところもなく、食事が終わった後に一家で楽しむというようなニュアンスで作られているものが殆どであり、見終えた後の爽快感も心地がよい。このキャストなら客は呼べた筈なのだが、日本では劇場未公開でビデオスルーになった作品である。バカバカしいところも普通に面白いのだがなぁ。

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