面白いサスペンス映画のおすすめランキング10選

クールで面白いサスペンス映画というと、ヒッチコックやコーエン兄弟、デビット・フィンチャーなどの監督作品がおすすめ。静かな狂気にゾクリとする10作品をランキングで紹介します。見逃せない作品ばかりですよ。

殺しのシーンを芸術的に魅せるヒッチコックの「ロープ」や社会の問題点をえぐり取るコーエン兄弟の「ノーカントリー」など秀逸さにうなるサスペンスの魅力があります。怖いシーンを見るとホラーではないけど体温が下がるそうです。

またサスペンスには秘密がつきもの。知らぬが仏ですむことなら知らないほうがいいこともあるかもしれません。特に心理描写や映像美で魅せる作品を集めています。この機会にじっくり鑑賞すると新しい面白さを発見できますよ。

第1位 鳥(1963)

注目ポイント&見所

アルフレッド・ヒッチコック監督のアニマル・パニックホラー。突然、理由もなく大群で鳥に襲われるのが怖い。「サイコ」を撮影中に「鳥」のイメージが既にあったといわれており、ラストまで鳥、鳥、鳥の大群に逃げ惑う様子が印象的。
本物の鳥ではなく、紙製の鳥を本物らしく並べるなど視覚的効果や心理高価で恐怖を増幅させている点が見事。また顔が血だらけで逃げ惑う女性の姿にも注目。1963年の映画だが、古臭さがなく返って恐怖が新鮮です。

⇒鳥(1963)のあらすじとネタバレ感想

第2位 ロープ

注目ポイント&見所

ヒッチコック、1948年のスリラー・サスペンス。パトリック・ハミルトンの戯曲”ロープ・エンド”を原作に描いた初カラー映画。ワン・カット、ワン・シーンで撮られ、密室劇の面白さが味わえます。前半は、犯人たちが優越感に浸るシーン、後半は謎解きと心理戦が見どころ。
主人公ルパートを演じる、ジェームス・スチュアートが探偵役。死体をテーブルの下に隠したまま、殺人自慢をするなんて、気味の悪い話です。また映画の中の時間と実際の時間が同時に進み同時に終わるというトリッキーな作品。

⇒ロープのあらすじとネタバレ感想

第3位 ファーゴ

注目ポイント&見所

コーエン兄弟がミネアポリスの田舎町ファーゴを舞台に描いたクライム・サスペンス。大男と小男のコンビがただの誘拐事件で終わるところを行き先々で人を殺しまくり、取り返しのつかない大事件にまで発展させる点や、やたら多い食事のシーンが面白い。依頼主の妻を誘拐するシーンが笑えます。
どこまでも続く雪道と殺しで流れる血など対比させる表現にも注目して下さい。妊婦警官とその夫のささやかなやり取りが、殺伐とした現実の中で時にのんびりとほんわかさせてくれるのが救いです。

⇒ファーゴのあらすじとネタバレ感想

第4位 ノーカントリー

注目ポイント&見所

コーマック・マッカーシー原作の「血と暴力の国」を基にジュエル&イーサン・コーエン兄弟が映画化。ハビエル・バルデム演じる殺し屋アントン・シガーの生きざまを見よ!ゾクゾクします。暴力的で観ることが困難な場面もあるが、恐怖感が強い作品。暴力を通して、社会的暗部へ切り込む点はさすが。
コーエン兄弟独特の映像表現や台詞回しが秀逸。殺し屋以外では、保安官役のトミー・リー・ジョーンズの演技にも注目して下さい。ハマると何度も観てしまう作品。第80回アカデミー賞で監督賞他4部門受賞作。

⇒ノーカントリーのあらすじとネタバレ感想

第5位 ゴーン・ガール

注目ポイント&見所

デビット・フィンチャー監督の2014年製作映画。結婚前のカップルにはおすすめできません。女性の怖さや結婚生活の大変さがサスペンスタッチで描かれています。ただの恋愛サスペンスと思ってはいけません。フィンチャー節が効いています。
美人サイコ妻を演じる、ロザムンド・バイクの演技に注目して下さい。出演は、主人公ニック役にベン・アフレック、ニール・パトリック・ハリスなど。「セブン」が好きな人はぜひ、デビット・フィンチャー監督の世界を体験してみて。

⇒ゴーン・ガールのあらすじとネタバレ感想

第6位 バタフライ・エフェクト

注目ポイント&見所

羽のはばたきの違いで運命が変わるというカオス理論を基にしたSFサスペンス。脚本が素晴らしく伏線の妙もあり、最後まで飽きさせない。切なすぎるラストにも注目。自分の行動を考えるきっかけにもなる作品です。主演&製作総指揮のアシュトン・カッチャーの演技がいい。
またタイムスリップする度に、他人の性格が変わる点も面白い。果たして主人公の恋は実るのか?「バタフライ・エフェクト」シリーズは第3作まで製作されているが、第1作だけ観ることをおすすめします。子供時代のいたずらで後悔した人、必見です!

⇒バタフライ・エフェクトのあらすじとネタバレ感想

第7位 クロッシング(2008)

注目ポイント&見所

ニューヨーク・ブルックリンを舞台にした、リチャード・ギア&イーサン・ホーク&ドン・チードル主演のクライム・サスペンス。3者3様の刑事としての考え方や行動が描かれており、クロッシング=交差点という言葉どおり3人の思い(正義とは)が交差するのかしないのかが見どころ。
とにかく、イーサン・ホークがかっこいい!イーサンのファンは必見です。バディ物が好きな人にもおすすめ。人物像やストーリー展開がしっかりしているので、ラストまで楽しめます。またボス役のウェズリー・スナイプスの存在感も効いています。

⇒クロッシング(2008)のあらすじとネタバレ感想

第8位 スルース

注目ポイント&見所

「ハムレット」(97)のケネス・ブラナー監督が、「探偵スルース」(72)をリメイクした作品。舞台をそのまま持ってきたような作りとマイケル・ケイン&ジュード・ロウ主演の2人芝居で魅せます。2人の演技と息の詰まりそうな心理戦が見どころ。映像美など素晴らしいのだが、2人芝居ということもあり少々後半は飽きてしまうかも。
ゲームの勝者はどちらか?ジュード・ロウのファンにはたまらない作品。名優2人の演技に痺れます。72年製作時と本作のマイケル・ケインの役柄は逆だという。72年版も興味がある方はぜひご覧下さい。

⇒スルースのあらすじとネタバレ感想

第9位 殺しのドレス

注目ポイント&見所

ブライアン・デ・パルマ監督、1980年公開のサイコ・スリラー。娼婦リズは、ケイトの殺害現場を目撃してしまい、後にケイトの息子と共に協力して事件を解決するという物語。監督は、ヒッチコックの影響を受けているといわれ、ホラーとサスペンス、そして色気が盛り込まれた展開にドキドキします。
ヒッチコック的映像技法(スローモーションや独特なカメラ回し等)を駆使した映像美に注目して下さい。ブライアン・デ・パルマ監督の代表作には、「キャリー」(76)や「アンタッチャブル」(87)、そして「ミッション・インポシッブル」(96)も有名。ぜひ、併せてご覧下さい。

⇒殺しのドレスのあらすじとネタバレ感想

第10位 エグザム

注目ポイント&見所

ライアー・ゲーム」などゲーム性のある騙し合いが好きな人におすすめの恐怖の入社試験サスペンス。80分間という短い時間の中で、8人の男女が命と頭脳を賭けて闘います。案外簡単に怪しい人は分かるが、残念なのはオチがイマイチな点。しかし、緊張感や8人それぞれのキャラクターなど見どころがたくさんあります。
お金と社会的地位がからむと人はこんなにあさましくなれるという事なのか?こんな就職試験受けたくない!2009年のイギリス映画。スチューアート・ゼルダインの長編デビュー作。

⇒エグザムのあらすじとネタバレ感想

まとめ

面白いサスペンス映画を観ると、視点を少し変えるだけで善が悪にもなる不思議な感覚やささいな掛け違いで転落していく人生などを体験できると思います。怖いサスペンス映画ばかりではないので、好きな映画監督の作品から選ぶとお気に入りの1作に出会えますよ。1度ハマると何度でも観たくなるのが、サスペンス映画の魅力ではないでしょうか。

迷った時は、ヒッチコックの作品がおすすめ。名作揃いでハズレがありません。サスペンス映画は、映画の技法や丁寧な心理描写など見どころがいっぱい。紹介した10作品のなかでは、「バタフライ・エフェクト」がイチバンのおすすめ!怖くなく、切なすぎるラストに胸が締め付けられます。ガツンと心に響く作品をぜひ見つけて下さい。

秋の夜長にはサスペンス映画がイイね!

関連ランキング

サスペンス映画のおすすめランキング20選(洋画)
サスペンス映画のおすすめランキング10選(邦画)
サイコサスペンス映画のおすすめランキング10選

⇒ランキング一覧はこちら