映画『オンディーヌ 海辺の恋人』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「オンディーヌ 海辺の恋人」のネタバレあらすじ結末

オンディーヌ 海辺の恋人の概要:町の嫌われ者で漁師のシラキュースはある日、漁で網にかかった謎の女性を助ける。彼女はオンディーヌと名乗り、シラキュースの助けを借りて生活を始めるのだった。伝説のセルキーの寓話を交え、ファンタスティックな流れの中で描かれるヒューマンラブストーリー。

オンディーヌ 海辺の恋人の作品概要

オンディーヌ 海辺の恋人

公開日:2009年
上映時間:111分
ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:ニール・ジョーダン
キャスト:コリン・ファレル、アリシア・バックレーダ、アリソン・バリー、トニー・カラン etc

オンディーヌ 海辺の恋人の登場人物(キャスト)

シラキュース(コリン・ファレル)
通称サーカス。嫌われ者の漁師。アルコール依存症で現在、娘のために禁酒中。素面の時は優しいが、酔うと乱暴になり手がつけられなくなる。
オンディーヌ(アリシア・バックレーダ)
シラキュースの網にかかった女性。美しく謎が多い。実は麻薬の運び人だった。本名はヨアナといい、泳ぎが達者。
アニー(アリソン・バリー)
シラキュースの娘。オンディーヌをアザラシの化身であるセルキーだと思っている。産まれ付き腎機能が弱く、定期的に透析をしている。口が達者。

オンディーヌ 海辺の恋人のネタバレあらすじ

映画『オンディーヌ 海辺の恋人』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

オンディーヌ 海辺の恋人のあらすじ【起】

漁師のシラキュースはある日、いつものように仕掛け網を上げて驚愕する。網の中に女がかかっていたからだ。死体を引き上げたかと思ったが、息を吹き返したために救助。彼は女を病院へ連れて行こうとするも、彼女は頑なで人には会いたくないと言う。名前を聞くとオンディーヌと答える。仕方ないので、亡くなった母親が住んでいた家へ匿うことにした。

シラキュースには幼い1人娘アニーがいる。少女は病に侵されており、定期的に透析を受けなければならなかった。歩くこともままならず、車いすでの生活を余儀なくされている。町では嫌われ者のシラキュース。それでも娘のために頭を下げて歩くのだ。

翌日、オンディーヌの所在を確かめると彼女は川で洗濯をしていた。一緒に漁へ行きたいと言うため、船に乗せて出港。仕掛けを上げるも大抵はいつも空っぽなのだが、オンディーヌが歌うとなぜか立派なロブスターが入っているのだった。

その日は大漁で歓喜に沸いたシラキュース。彼女のために衣類を購入。学校帰りの娘にオンディーヌのことを話すと彼女は、それはアザラシの化身であるセルキーではないかと言う。シラキュースはアニーと別れてオンディーヌに物資を届けた。

オンディーヌ 海辺の恋人のあらすじ【承】

密かに父の後を尾行したアニー。独自にセルキーのことを調べ始める。
シラキュースは2年前までアルコール依存症だった。そのせいで妻とは別れ、アニーとは別々に住んでいる。同じ町でのことなので会おうと思えばいつでも会えるのだが、一緒に住むことは許されていない。妻のことは嫌悪しているが、娘のことは愛していた。そのことを悔いて、今は禁酒に励んでいる。

アニーは翌日、1人で祖母の家がある入り江へ。オンディーヌは海で泳いでいた。物怖じしないアニーはオンディーヌを詰問する。少女は彼女がセルキーだと信じて疑わなかった。
セルキーはアザラシの毛皮を地面に埋めると7年間、陸で暮らすことができる。そして、その間に7つの涙を流し、泣き終えれば思いがけない幸せが待っていると言う。
少女はそれだけ言うと帰って行った。

オンディーヌを連れて漁に出たシラキュース。彼女のお陰なのか今回も大漁だった。しかしそこへ、監視船が調査にやって来る。シラキュースは人と会いたくないオンディーヌを船倉に隠すも、見つかってしまう。上手くやり過ごしたが、町ではきっと噂になるだろう。

どうせ噂になるなら、身を隠しても無駄である。オンディーヌは堂々とシラキュースと港へ降り立った。彼が大漁の礼をしたいと言うので、服を所望するオンディーヌ。途中でアニーと落ち合い、町の服屋へ向かった。

オンディーヌ 海辺の恋人のあらすじ【転】

その後もアニーは何かとオンディーヌを訪ねて来る。その日は町で祭りが開催されていた。
シラキュースの船でオンディーヌと共に港へ来たアニー。オンディーヌが自分はセルキーではないと否定するため、少女は証明しろと言い海へ身を投じた。大人達は焦って少女の救出へ向かう。幸い大事には至らず、アニーは無事だった。

ほっとしたのも束の間、オンディーヌを捜している男がいるという話を、母親から聞いたアニー。
その頃、シラキュースとオンディーヌは互いに惹かれ合って体を重ねていた。
シラキュースは不安を覚える。オンディーヌを救ってから、彼女と接することで自分が希望を持ち始めていることに。きっとこの先に素晴らしく良いことか、悪夢のような悪いことが待っているに違いない。

そんなある日、入り江の家に男が訪ねて来る。オンディーヌは咄嗟に、裏の温室へ避難してやり過ごした。
アニーを透析に連れて行き、家に送ったシラキュースだったが、元妻が自宅にいない。彼女は恋人とパブへ行っていた。仕方なく娘をパブへ送った後、入り江の家へ向かう。だが、家にはオンディーヌの姿が見当たらない。彼は辺りを探して、川に逃げ込み隠れている彼女を見つけ出した。

したたかに酔った元妻は、恋人とアニーを乗せて車を運転。完全に飲酒運転である。車は出会い頭の事故を起こして、店へと突っ込んだ。
オンディーヌを助けて町に来たシラキュース。事故車が元妻の車であることを知り、錯乱状態となる。

幸い後部座席でシートベルトをしていたアニーは無事で、命に別状はなかった。だが、元妻の恋人はシートベルトをしておらず、助手席からフロントガラスを突き破ったために命を落とした。彼がドナー登録をしていたため、病院はアニーとの適合検査をする。すると、奇跡的に適合。すぐさま腎臓移植が行われた。

後日、葬儀が行われ恋人の遺灰は海へ撒かれる。元妻は怪我のせいでしばらくは歩けない。彼女はシラキュースに娘のことを頼んだ。
禁酒していたシラキュースだったが、誘われてどうしても断り切れず、酒を口にしてしまう。したたかに酔った彼はオンディーヌを連れ回しては、激しく詰問を繰り返した。
そうして、彼女を孤島に置き去りにしてしまう。

オンディーヌ 海辺の恋人のあらすじ【結】

翌朝、ようやく酒が抜けたシラキュース。退院したアニーを迎えに行き、自宅へ帰った。
ソファーで横になり目覚めると、もう昼を過ぎている。アニーに食事を作ってやり、洗面所へ来た時だった。テレビからオンディーヌが唄っていた歌が聞こえてくる。男性歌手の歌だった。

シラキュースはアリーの了承を得て自宅を出る。船でオンディーヌを置き去りにした島へ向かい、彼女を探すが見つからない。しかし、向かいの島に人影が見えたため、急いでそこへ向かった。
果たして、オンディーヌはその島にいた。シラキュースは彼女に真実を話すよう訴える。すると、彼女は渋々といった様子でようやく話し始めた。

彼女はルーマニアの麻薬運び人だった。夫と共にヘロインを運んでいる途中で警察に見つかってしまい、泳げなかった夫は彼女に麻薬を託して海へと逃がした。だが、彼女は波に飲まれ麻薬を手放してしまう。そうして死にかけた時、奇跡的にもシラキュースの網にかかったのである。助けられた後の平穏な生活は彼女にとって、大切な時間でありずっと求めていたものだった。故に、手放したくなかったのである。

シラキュースは彼女に名前を尋ねた。彼女はヨアナと名乗る。それが本当の名前なのだろう。彼女を自宅へ連れ帰ったシラキュース。だが、アニーの様子がおかしい。そこへ現れたのは、麻薬運び人であるヨアナの夫だった。シラキュースはアニーを人質に拘束される。ヨアナはバッグを埋めた場所へ夫達と向かったが、いくら掘っても見つからず。
話を聞くとヨアナを失いたくなかったアニーが、密かに隠し場所を変えていたことが分かる。彼女はアニーを説得し、一行はその場所へ向かった。

アニーは父の仕掛け網にバックを隠していた。奴らは麻薬を無事手にするが、隙を狙ったヨアナに海へ突き落されてしまう。泳げないヨアナの夫はそのまま溺れてしまった。

警察に逮捕されたヨアナ。外国人である彼女は国籍を持たないため、このままでは裁判により母国へ強制送還されてしまう。シラキュースは彼女を助けるために結婚を決意。アニーもそれを望んでいる。こうして2人は結婚し、互いに幸せな生活を手に入れるのだった。

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