映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』あらすじとネタバレ感想

ワン・デイ 23年のラブストーリーの概要:2011年製作のイギリス映画(原題:One Day)。デヴィ・ニコルズの同名小説を本人の脚本で映画化した作品で、男女が出会ってからの23年間の恋愛模様を描いている。

ワン・デイ 23年のラブストーリー あらすじ

ワン・デイ 23年のラブストーリー
映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のあらすじを紹介します。

この物語はエマ(アン・ハサウェイ)とデクスターの、7月15日だけを23年間描いていくラブストーリーである。

2人が出会うのは1988年の7月15日。
大学の卒業式で、なんとなく会話を交わし意気投合したエマとデクスターは友人になる。
その後男女の関係は一切ないまま、月日が過ぎていく。
物書きになりたいエマはロンドンでバイトをしながら暮らし、デクスターはパリで女遊びをしながらすき放題に暮らしている。
やがてエマは教師の職に就き、デクスターはTV番組の司会者となり一躍人気ものに。

そしてエマは同僚と同棲、デクスターは結婚をする。
しかしお互いの近況や悩みを相談することは続け、毎年7月15日は会っている。
その後エマも彼と別れ、デクスターは離婚。
エマは小説家に、デクスターは司会者をクビになりレストランで働く。
パリにいるエマを訪ねたデクスターはエマに恋人がいることを知り帰ろうとする。
それを引き止め、お互いの愛を確信した2人。
ようやく長い年月、大事に想い合っていた気持ちが形になった時だった。

その後2人は同棲し結婚。
子供が授からないことを除いては幸せだった。
そしてこの妊娠問題が些細な口論をうみ、その仲直りとしてデートをする約束をしていた2人。
この時、この日が最悪の1日になることはまだ誰も知らなかった。

ワン・デイ 23年のラブストーリー 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:107分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:ロネ・シェルフィグ
  • キャスト:アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン、ケン・ストット etc

ワン・デイ 23年のラブストーリー ネタバレ批評

映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』について、感想批評です。※ネタバレあり

1日だけを切り取った斬新な脚本

映画としては非常に珍しい作品のうちの1つ。
男女の間柄を23年間にわたり、1年の7月15日だけを切り取って描いている。
そのため1年の残りは描かれていないため、テンポ感が良くもったりした飽きる感じはあまり感じさせない。
中々進まない二人の気持ちも1年の1日だけしか描かないことで効果的にドラマティカルになっている。

想像を絶するラストシーン

23年に渡り友人関係を続けてきた男女が、紆余曲折を経て何とか絆を深めていく。
ようやく二人がお互いの大事さに気がついたとき、まさに悲劇のラストシーンがやってくる。
何とヒロインのエマが交通事故で死んでしまうのだ。
何故、死んでしまう必要かあったのか。
ここは非常に疑問に残るところである。
なぜこのまま幸せな何年間を切り取って描き、同じようなラストでももっと歳をとってからではいけなきったのか。
ラストシーンで、一気に正気に戻ってしまう作品である。

1日以外の1年の推測

何度も言うが7月15日だけを描いている。
とても斬新で面白いアイデアではあるが、実はこの脚本が成り立つのはそれ以外の残りの1年の日々をその7月15日から想像させなければいけない。
こんな過程があったんだろう、さぞかし傷ついて暮らしていたんだろうなど。
その日常を感じさせてこその意味のある1日なのではないだろうか。
そういう意味では難しく、描ききるのも大変な映画であったはずである。
テンポもよく無駄も無いため見やすい作りではあるが、その分軽くなりがちなのがたまにきず。
カジュアルに見るには内容が重いため、バランスをとるのが非常に難しい作風であることは否めない。

ワン・デイ 23年のラブストーリー 感想まとめ

脚本が新しく面白い構成の作品、それがこの映画の魅力である。
他にはない1年の1日だけを切り取った珍しい手法は、見ているものを飽きさせず効果的である。
衝撃的なラストシーンはもかなり唐突であり、どこまでいってもビックリさせられる映画であった。

しかし何も死をあんなに早く描く必要性が感じられず、少々困惑したことは言うまでもない。
またアン・ハサウェイのイメージにない女性像も最初は心配させられたが、さすがのアカデミー賞女優である。
見事にしっくりさせられる役どころとなった。
まあ彼女の愛くるしい表情もうまくひきだし、チャーミングさをよりアピールできたのではないだろうか。
ラストシーン以外は個人的にはかなり高評価であった。

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