映画『ワンピース フィルム ゼット』あらすじネタバレ結末と感想

ワンピース フィルム ゼットの概要:大人気漫画『ワンピース』の劇場版第12作目。前作ストロングワールドと同様、原作者尾田栄一郎が総合プロデュースを務めた。興行収入は東映作品NO1を樹立する大ヒット作品である。

ワンピース フィルム ゼット あらすじネタバレ

ワンピース フィルム ゼット
映画『ワンピース フィルム ゼット』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ワンピース フィルム ゼット あらすじ【起・承】

ある海軍の施設を、「NEO海軍」と名乗るゼット率いる組織が襲撃した。ゼットは、元海軍の将軍で、彼の狙いは全ての海軍を殲滅すること。その海軍施設を襲ったのは、ダイナ岩と呼ばれる、エネルギーを秘めた岩石を手に入れ、それを使用して海ごと海賊を消し去るという計画のためであった。

ルフィ率いる麦藁の一味は、新世界を航海していた。彼らは、ダイナ岩の爆発に巻き込まれて気を失い、海をさまよっていたゼットを何者か知らずに助けた。しかし、ルフィたちが海賊だとわかると、ゼットは彼らに攻撃を仕掛けてきた。また、ゼットを探していたNEO海軍の船も襲撃に加わり、ルフィたちは不意を突かれたのもあいまって窮地に立たされる。サニー号もまた、砲撃を受けたせいで航海できる状況ではなくなり、麦藁の一味は逃げ延びるだけで精いっぱいだった。

麦藁の一味は、サニー号を修理するために、ドック島に向かった。そこで、ゼットがどのような人物で、何を目的としているのかを調査し始めるのだった。

ワンピース フィルム ゼット あらすじ【転・結】

ゼットは、エンドポイントと呼ばれる火山の島を破壊することで、海ごと海賊を消し去ろうと考えていた。そのポイントとなる「セカン島」が次の狙いだった。ルフィの祖父、海軍のガープが語るには、ゼットは元海軍の将軍ゼファーという、誰よりも海軍に心酔し正義を貫いてきた男だったという。ゼファーは海賊に家族を殺されてしまい、将軍を辞め新兵を育てる教官となった。しかし、一生懸命育ててきた新兵たちを、目の前でまた海賊たちに殺されるという経験をしてしまい、絶望したゼファーは自ら過激な思想のもと、NEO海軍を立ち上げたという。

ルフィは、二度目の対戦をゼットと繰り広げたが、敗戦。麦藁帽までもが奪われてしまった。セカン島は爆破されたが、ルフィたち麦藁の一味は、再度ゼットを止めるべく奮闘する。覇気をぶつけ合う死闘の末、ルフィはゼットに勝利した。ゼットは、ルフィにとどめをさせというが、ゼットの計画を阻止し帽子を取り戻したルフィは気が済んだとその場を後にする。そんな彼らを逃がすためか、ゼットは自ら海軍の前に投降し、最期の戦いを海軍に挑み、散っていった。

ワンピース フィルム ゼット 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:108分
  • ジャンル:アニメ、アドベンチャー
  • 監督:長峯達也
  • キャスト:田中真弓、岡村明美、中井和哉、山口勝平 etc

ワンピース フィルム ゼット 批評・レビュー

映画『ワンピース フィルム ゼット』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ストーリーはさすが

通常のアニメ映画のように、原作者の手から離れてしまうとどうしても、テイスト自体変わってしまったり、キャラクターが本来とは違う動きをしたり、無理やりすぎる設定を追加されたりしてしまうが、前作ストロングワールドと同じように原作者尾田栄一郎が総合プロデュースしているだけあって、アニメの続きのように観ることができた。毎回30分のアニメが何回分か集まって、1つのエピソードを構成しているが、それが二時間ほどで一気に楽しめた、という印象である。そういう意味では、ファンを裏切らない作品に仕上がっていた。

強さの飽和

これはワンピースに限らず、戦闘モノのアニメ、漫画には絶対について回る問題ではあるのだろうが、やはり戦闘能力の飽和というか、一体誰がどこまで強いのかがもうわからなくなってしまう、といった点はこの作品にも見られた。本来そこで負けたりやられたり、逆にそのキャラに勝てるなら原作のあいつにだって勝てるのでは、というのはお約束のように感じられた。戦闘ありのアニメや漫画を楽しむ人は、そもそもそういった点を気にしてはいけないのかもしれない。

デザインがいい

これはやはり尾田栄一郎ならではだが、今回もキャラクターの服装がとてもよかった。アニメや漫画はある種服装までもがキャラクターに含まれていることが殆どで、同じ格好こそがトレードマークではあるのだけれど、ワンピースの映画、特に尾田栄一郎がプロデュースすると、キャラクターのファッションを楽しむことができるのもこの映画の大きな魅力だろう。

ワンピース フィルム ゼット 感想まとめ

原作者、尾田栄一郎が総合プロデュースしているだけあって、安心して観ることができた。毎回のアニメ、5~10回分のエピソードを二時間程度に圧縮して描かれている感覚で楽しめる。ただ、戦闘アニメに尽きものの、強さのバランスは曖昧というかあまり気にしてはいけない。

ゼットのキャラクター設定も、映画用にご都合主義で作ったようなものではなく、信念を持った一人の男としてルフィたちの前に立ちはだかる魅力的なキャラクターだった。

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