映画『オープン・グレイヴ 感染』あらすじネタバレ結末と感想

オープン・グレイヴ 感染の概要:山の中にある屋敷に居た記憶を失った6人の男女が、疑心暗鬼になり、時に衝突しながら、自分が何者なのか何が起こったのかを模索していく。監督は「アポロ18」のゴンザーロ・ロペス=ガイェゴ。

オープン・グレイヴ 感染 あらすじネタバレ

オープン・グレイヴ 感染
映画『オープン・グレイヴ 感染』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

オープン・グレイヴ 感染 あらすじ【起・承】

鍵を握りしめたまま、死体だらけの穴の中で目覚めた男は記憶を失っていた。
困惑する彼をひとりの女性が助けたが、姿を消してしまった。

近くの屋敷にたどり着いた男は、同じように記憶を失ったシャロン、マイケル、ルーカス、ネイサン、そして男を助けた英語が通じず口がきけない女性と出会う。
4人は持っていたIDで名前がわかっただけだった。
カレンダーには18日に印があり、屋敷の近くには町がないとわかる。
ネイサンは数ヶ国語を話すことができ、マイケルは銃器を扱う事に長けていた。

突然屋敷から出て行った女性を追うシャロン、ルーカス、男。
彼女は、つながれている不気味な女性に食事を与えていたようだった。

翌朝、マイケルと女性を残して屋敷周辺を見て回る4人。
屋敷を囲むように柵と遺体が張り巡らされていたが、車を見つけたことで希望が見えてくる。
有刺鉄線に絡まった男の叫び声を聞き、駆け付けたマイケルは殺されてしまう。

シャロンと男は、車に乗ってガソリンを探すうちに隠れた子供の姿を見つける。
そして男の名前がジョナだとわかる。

一方、屋敷に残ったルーカスは様子がおかしくなり始める。
ネイサンは女性が食事を与えていた人物の居場所を教えてもらい、その先にロッジのような場所を見つける。
そこで彼は記憶を取り戻すが、ショックで動けなくなってしまう。

オープン・グレイヴ 感染 あらすじ【転・結】

燃料を探し続けるシャロンとジョナは、屋敷の周囲にうろついている凶暴な人々の存在と、巡らされた遺体がカカシの代わりになっていると知る。
屋敷に戻った2人は、ルーカスから屋敷の中で見つけたカメラの映像を見せられる。
そこには人体実験をするジョナの姿が。

そしてジョナを死体だらけの穴に突き落としたルーカスは支離滅裂な事を言いはじめ、女性に襲い掛かる。
シャロンが止めると、彼は外に走り去ってしまった。

穴に突き落とされたジョナは、再び女性に助けられる。
重要な日だと思われる18日が翌日に迫り、ジョナは記憶を求めて屋敷周辺を探し回る。
そしてようやく全てを思い出す。
シャロンも記憶を取り戻し、屋敷に戻ってきたネイサンと合流するが狂暴化した人々が襲い掛かってきた。

彼らは感染病の治療薬を作っていたのだが、注射した後は一時的な記憶喪失に陥るという副作用があった。
ルーカスは完治したはずの患者だった。
脱走した患者に襲われ感染したジョナは薬の副作用で記憶を失い、恋人シャロンと弟ネイサンも、同じように薬の副作用で記憶を失っていたのだ。

ルーカスに襲われ、彼を殺してしまったジョナ。
屋敷へ急ぐが、18日に来る予定だった救助隊は殲滅作戦を受けていて、ネイサンは命を落とす。
シャロンと穴に隠れたジョナは治療薬を打つが、記憶を失っても大丈夫なようにとシャロンからメモを手渡された。

シャロンの遺体の隣で目覚めたジョナは再び記憶を失い、メモは風に飛ばされ、人類を救うカギである口のきけない女性に助けられる。

オープン・グレイヴ 感染 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ
  • キャスト:シャールト・コプリー、トーマス・クレッチマン、ジョシー・ホー、ジョセフ・モーガン etc

オープン・グレイヴ 感染 批評・レビュー

映画『オープン・グレイヴ 感染』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

自分がわからないという怖さを描いたホラー

冒頭から、死体に囲まれた穴の中で目覚める名無しの男(ジョン・ドゥ)ことジョナの様子が強烈すぎる作品。
タイトルには「感染」とあるがゾンビものやウィルスパンデミック系統のホラーではなく、記憶を失った6人が、自分たちの正体を求めて試行錯誤するのがメイン。

フラッシュバックする記憶ではタトゥーのある女性を殺し、遺体を遺棄する記憶があるジョン(ジョナ)が味方か敵か、誰を信用していいのか全くわからない展開は、見ている側もハラハラさせる。
登場人物に記憶が無いので感情移入はできないが、自分が何者かすらわからないという謎や、散りばめられた様々な謎への緊張感にハラハラドキドキさせられるという内容になっている。

無意識のうちにネイサンを「ネイト」と呼ぶジョナ、銃の扱いが身に染みているマイケル、瀕死で血まみれのマイケルに躊躇なく救命処置を行うシャロンなど、ちょっとした伏線もあるので飽きさせない展開になっている。
だが、いかにも話しかけてはいけない人々に対し、シャロンに止められても声をかけて追いかけられてしまうジョナ。
記憶喪失になるのがわかっているのに、メモのひとつも残さないというツッコミどころもある。

3回も口のきけない女性に穴から助け出されるジョナの姿は、ある意味滑稽だ。

感染者たちの行動も不気味

狂暴化した感染者たちの見た目や、急に襲ってくる時の怖さはうまくできている。
序盤では死体が山積みだった穴が、ラストでは死体だらけの大地に変化しているなど、驚かされる部分も多い。

マイケルの正体や病気についてなど説明不足の設定も多いが、よく考えれば想像がつくものばかりなので、手抜き感は感じられない。
だが、活躍の場が多そうなマイケルが、あまりにもあっけなく命を落とすのはもったいない。

ルーカスの病気が再発し、支離滅裂な事を連呼するシーンはじわじわとくる怖さがある。

オープン・グレイヴ 感染 感想まとめ

3回も死体だらけの穴に落ちて、そのたびに口のきけない女性に助けられるというジョナにはあきれ果てるし、記憶喪失になるとわかっていて何の対策もしない医者たちのうっかりな様子には驚かされる作品。
ジョナたちの正体や目的は勘が鋭い場合は早い段階で予想がつくのだが、その中でも誰を信用できるのか、ジョナは善人の主人公なのか、などに最後まで悩まされる。

想像して補う部分も多い作品で、パンデミックものとして見るとガッカリするような内容だが、先入観無しで見れば楽しめる内容だ。

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