『グランド・クロス ジャッジメント・デイ(パニック・ワールド)』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

突然の異常現象から、1人の少女とその家族が定められた使命を果たすために石を指輪を探すファンタジー作品。マヤの予言書に隠された”地球の終わり”とはいったい何なのか?また、宿命を背負った少女は地球を救うことができるのか?

あらすじ

グランド・クロス ジャッジメント・デイ(パニック・ワールド)』のあらすじを紹介します。

人里離れた自然豊かな山村に住む一家。大黒柱のジョセフ、妻のメアリー、娘のジェイシーと息子ピーター、祖母と愛犬シーバの5人と1匹暮らし。一家は大自然の中でのびのびと暮らしていた。

一家の家計を支えていたのはジョセフが経営する個人経営の店舗。しかし、近々、大型ショッピングモール”メガディール”が建設される計画が進んでおり、ジョセフは大反対していた。

そんな中、ジェイシーの18歳の誕生日から不吉な事が起こり始めた。水道の蛇口から出る赤い液体。空から降ってきた氷の槍。不安に感じる家族の中で、祖母だけは冷静であり、ジェイシーに代々受け継がれてきたという指輪を渡した。
空から降る槍のせいで、亡き者となった祖母。最後に「ジェイシーは特別な子。ただし、お前の助けがいる」とジョセフに言い残した。

その後も奇妙なことは続いた。家族が住む地域一帯で鳥の大量死や休火山の活動開始といった異常な現象が見られていたのだ。指輪をはめて以来、何かの異常があると腕のアザが痛むジェイシー。

その折、祖母と仲の良かったグラントが突然一家を訪れる。グラントは昔、ジェイシーに「世界が終わる」と言い続け、彼女を苦しめた過去があり、一家とは疎遠になっていた。
グラントは彼が所有する「古代マヤの予言書」に全てが書かれていると言った。

はたして、”世界の終わり”とはいったい何なのか。また、ジェイシーの果たす宿命とは?祖母から預かった指輪の意味とは??

評価

  • 点数:40点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:90分
  • ジャンル:SF、ファンタジー
  • 監督:スティーヴン・R・モンロー
  • キャスト:エド・クイン、マグダ・アパノヴィッチ、ホリー・エリッサ・ディグナード、ライアン・グランサム etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『グランド・クロス ジャッジメント・デイ(パニック・ワールド)』について、考察・解説します。※ネタバレあり

マヤの予言書

いまから2年前の2012年に人類が滅亡するとしたマヤの説は実際に存在ものです。
マヤの予言書によると「2012年12月23日に人類が滅亡する」と言ったものです。

そもそもマヤ文明とは何なのでしょうか。
「マヤ」とは地域の名前で、現在のメキシコ南東部、グアテマラ、ペリーズといった一帯を指しています。ここで発達したマヤ文明の起源は紀元前3000年にも及ぶと言われていますが、16世紀におけるスペイン軍の侵攻により文書や記録自体が破棄されているそうです。分厚いベールに包まれているマヤ文明ですが、明らかになっていることは精密な暦を発達させていたということです。世界中の考古学者や歴史研究家はこの暦の解読にせっせと力を注いでいるのです。そして、その解読によって明らかにされたのが「2012年の人類滅亡説」であったのです。

しかし、最近、この「2012年の人類滅亡説」は計算間違いであり、本当の滅亡は「2015年9月3日」だという説が出てきています。来年の夏じゃありませんか!あと1年もありません!!
思い返せば、1999年にも「ノストラダムスの大予言」で”人類滅亡ブーム”というものが発生したように思います。この時は「天から恐怖の大王が降ってくる」という予言であり、隕石が落ちてくるのでは?!などといった仮説テレビ番組やパロディがお茶の間をにぎわせていました。

いったい、私たちはどれほど地球に滅亡して欲しいと望んでいるのでしょうか。。。こうした予言によって「明日死ぬとしたら○○がしたい!」「死ぬ前までに○○はしよう!!」などと考えながら日々を大切に生きていくことは大事なのかもしれません。もしかしたら、そういう危機感をあおることで経済活性化(消費増大)などを政府が見込んでいるのではないでしょうか。。。(考えすぎですが)

しかし、あまりにも頻繁に滅亡予言されてしまっては、私たちが感じるそういった危機感もどんどん薄れてくるでしょうね。

まとめ

予言書やオカルト話をあまり信じない者としては、ストーリーとしては「こういう話よくあるよねー」といった感じの印象に留まった。
この作品の1番残念な点は中盤からの急展開である。
物語の中盤、グラントがマヤの予言書と異常現象とを結び付けて説明を始めたあたりまでは、ストーリー展開もスムーズで演出もCGをフル活用した豪華さであった。
しかし、そこから急に、指輪と石を探し出す旅に出るのであるが、石のある場所・配置・本との関連性については「見ている方の理解力にお任せします!」と言った感じにあれよ、あれよという間に進んでいく。
もちろん、説明がなくてもなんとなく分かる展開ではあるのだが、前半と比較するとその投げやりっぷりが際立って見える。撮影時間や費用が足りなくなったのであろうか。
オカルトや予言と言ったことに興味がある方は一見してみたら?くらいのあまりオススメできない作品であった。

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