映画『パパの木』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「パパの木」のネタバレあらすじ結末

パパの木の概要:一家の大黒柱であるピーターが突然この世を去った。妻のドーンは悲しみ、子供達も淋しい気持ちを持て余していた。そんな時、娘のシモーンは庭にある木にパパを感じる。始めは誰も信じなかったが、それぞれが木に対して特別な気持ちを持つようになる。

パパの木の作品概要

パパの木

公開日:2010年
上映時間:100分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
キャスト:シャルロット・ゲンズブール、マートン・ソーカス、モーガナ・デイヴィーズ、エイデン・ヤング etc

パパの木の登場人物(キャスト)

ドーン・オニール(シャルロット・ゲンズブール)
夫が急死してしまい、4人の子供を抱えて途方に暮れる。そんな時、ジョージと出会い徐々に惹かれ合う。
ジョージ(マートン・ソーカス)
ドーンの雇い主。ドーンに惹かれ、家族のことを何かと気に掛ける。
シモーン・オニール(モルガナ・デイビス)
ドーン夫妻の8歳の娘。パパのことが大好きで、家の庭にある大きな木にパパが居ると信じている。
ティム・オニール(クリスチャン・ベイヤーズ)
ドーン夫妻の長男。高校生で家計を助ける為にアルバイトを始める。
ルー・オニール(トム・ラッセル)
ドーン夫妻の次男。パパが死んでから家族に隠れて大きな木の手入れをしており、心の拠り所にしている。
チャーリー・オニール(ガブリエル・ゴッティング)
ドーン夫妻の末っ子。甘えん坊であまり話したがらない。
ピーター・オニール(エイデン・ヤング)
ドーンの夫。ある日、突然心臓を押さえて急死してしまう。

パパの木のネタバレあらすじ

映画『パパの木』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

パパの木のあらすじ【起】

夫のピーターが出稼ぎに行く前の晩、夫婦はハンモックに寝転がり夜空を見上げていた。ピーターは妻のドーンに数日で戻ると約束をする。

シモーンは友人と橋の下で列車の通過を眺めていた。そこに、仕事を終えたパパが現れ、危ない事をしてはいけないと怒られる。シモーンは抱き付いて甘えると、パパの腕時計が欲しいと強請る。パパは笑いながら腕時計を外してプレゼントする。

パパのトラックの荷台に乗り、風を楽しみながらシモーンは家に帰る。だが、パパが突然心臓を押さえ、家の庭にある大きな木にぶつかって車が止まる。シモーンはママを必死に呼ぶ。パパは息をしておらず、そのまま死んでしまう。

ドーンは子供達の前では必死に泣くのを耐え、葬式を執り行った。だが、皆の前で最後の挨拶をする事は出来なかった。

ドーンは朝の11時になってもまだ寝ており、シモーンが起こしに来てママの用意を手伝う。そして、家族でピーターのお墓参りに行く。葬儀屋がきちんとしてくれず、2ヶ月経っても未だに墓石に名前が彫られていなかった。

パパの大きな腕時計を嵌めたシモーンは、庭の大きな木に登る。そこからは列車が見えた。それを見たドーンは、危ないから降りろと叫ぶ。

パパの木のあらすじ【承】

ドーンは言う事を聞かない末っ子のチャーリーを怒ってしまう。ドーンは疲れ切っていた。そこに、町内会の集まりで女性達が家にやって来る。ドーンは前回話した内容も覚えておらず、対応するのに疲れて部屋に引き籠ってしまう。

シモーンが大きな木の根で寝そべっていると、パパの存在を感じた。シモーンは真夜中にママを起こし、パパと話せると言って大きな木まで連れて行く。ドーンはシモーンの話を信じていなかったが、上まで登ると安らぐ気持ちがあり笑顔がこぼれた。

次の日、ドーンは1人で木に登った。上の方まで登ると、ピーターの腕時計が掛けられていた。そして、家に帰ると、ピーターの姉と共に遺品の整理を行った。

長男のティムはピーターの声で録音されていた留守番電話を吹き替え、知人の伝手でアルバイトを決める。家族の為にも前を向こうとしていた。

シモーンは大きな木に登り、家族の不満や学校の勉強の事を話した。その姿を次男のルーも見ており、夜にこっそり大きな木を訪れる。

夜中、ドーンはトースターを焦がしてしまい、窓を開けて換気をする。すると、蝙蝠が家の中に入って来た。何とか追い出せたものの、誰にも頼れず1人で対処しなくてはいけない事に自然と涙が溢れてくる。

シモーンは友達にパパが居なくなって寂しいか聞かれる。シモーンは悲しいよりも幸せの方がいいと話して、だから幸せだと答える。

パパの木のあらすじ【転】

家の配管の様子がおかしくなり、トイレの便器にカエルが出てきて、洗面に泥水が溢れる。ドーンは知り合いのおじさんを呼ぼうとするが、家が遠くて来てくれそうにもない。自力でも直せず途方に暮れる。

ドーンは配管工を探しに行った先に店員募集の張り紙を見つける。店内に入ると店主から仕事の件かと聞かれ、仕事の内容を教えてもらう。ピーターが死んで8ヶ月が経っており、ドーンは仕事を受ける事を決める。そして、雇い主のジョージと挨拶を交わす。

ジョージが配管を直してくれることになり、家に来てもらう。大きな木の根が配管を塞いでいた事が原因だった。隣の家の女性も修理の様子を見ており、木の根が私の家の塀を壊したと文句を言っていた。ジョージはドーンに日照りで根が表に出たことを伝える。その話をルーも聞いていた。

ルーは朝方に起きると、こっそり大きな木に水を撒いた。

ドーンは機嫌よく朝から出掛け、初めての仕事に悪戦苦闘する。夜、家に帰ると木に登り、夫へ話しかけた。その様子をシモーンは家から見ていた。

シモーンは友達に秘密を打ち明ける。木にパパの魂が宿っていると話すが、友達は信じてくれなかった。シモーンは悲しみ、その場を走り去る。

ドーンはジョージとパブに出掛ける。自身の生い立ちを話し、結婚してからずっと幸せだったと話す。ジョージの話を聞こうとした時に隣人の女性が窓から見えたので、ドーンは机の下に咄嗟に隠れる。子供を家に置いて楽しんでいると噂されない為だ。その後2人でゲームをしながら笑い合い、キスをした。

ドーンが家に帰ると、シモーンは携帯が通じなかったと怒っていた。咄嗟にパブに1人で居たと嘘をついた。夜、ドーンが子供達の様子を見に行った時に、大きな木の枝が倒れてドーンの部屋を直撃する。シモーンはママのせいだと叫び部屋を出て行く。

ドーンもこの木に夫が宿っているように感じたので、しばらくそのまま暮らしていた。だが、家にやって来たジョージにその話をしても、怪訝な顔をされる。ジョージが枝を撤去してくれたが、切られる様子を皆悲しそうに見ていた。

朝方、ルーはポケットに入れておいた枝の切りくずを、大きな木の周りに撒いた。

パパの木のあらすじ【結】

ドーンはクリスマスをジョージのトレーラーを借りて家族で過ごす予定を立てる。だが、シモーンはジョージが来ることを嫌がり、ママに抗議をする。

ドーン達は海に出掛け、トレーラーで楽しい時間を過ごす。次の日、ジョージの車に乗ってティムがやって来る。ティムは大学に受かり、シドニーに行くことを喜ぶ。だが、シモーンはジョージが来た事を嫌がり、パパが居ないと怒ってその場を離れる。ドーンはシモーンの元に行き、言葉に出さないが皆パパが恋しいと話し、家族が幸せに暮らす事がパパの願いだと説得する。だが、シモーンには受け入れられなかった。

ドーンはジョージと二人で夜を過ごした。だが、ジョージに言葉を求められても愛しているとは言えなかった。

家に帰ると大きな木には花が咲いていた。そして、木から伸びたツルは家まで延び根を張っていた。家が危険だった為、ジョージは木を切り落とす事を提案し、ドーンもそれを受け入れる。だが、シモーンはそれを嫌がり木の上に秘密基地を作る。

シモーンは木の傍を離れようとはしなかった。ジョージが来て高所作業車に乗り、上に上がって説得しようとするが、シモーンは木から飛び降りると脅す。ドーンはシモーンを刺激して欲しくなくて、ジョージに降りてくれと叫ぶ。降りて来たジョージに8歳の子供を甘やかすなと言われるが、ドーンは子供と木を守ることを決めジョージと決別する。

ドーン達の家に台風が近づいていた。ルーは非難用具を揃え、大きな木を守る為に幹に釘を打つ。

夜、嵐がひどくなり、家の壁が崩れてしまう。学校へ避難する事も出来ず、皆で家の下に逃げる。だが、シモーンがいなくなっていた。シモーンは大きな木に登り、パパの腕時計をポケットに入れていた。探しに来たドーンが必死に呼び掛け、降りてきたシモーンを抱きしめる。ドーンは家の下に戻ると、子供達を抱きしめて蹲った。

次の日、家は崩れ中の家具は吹き飛び、ひどい有り様だった。だが、大きな木が家を守るように倒れていた。大きな木の傍には小さな芽が出ており、シモーン達は水を上げる。

ドーン達は車に乗り込み家を出た。ジョージと出会うが、頼る事はせずいつか会えると言って別れた。ドーンは子供達が居ればどこで暮らしても構わなかった。子供達の寝顔に微笑み、ドーンは車を走らせた。

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