映画『パラノーマン ブライス・ホローの謎』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『パラノーマン ブライス・ホローの謎』のネタバレあらすじ結末

パラノーマン ブライス・ホローの謎の概要:2012年制作の3Dストップモーション・アニメーション。豪華声優陣を迎えた、アカデミー賞ノミネート作品。幽霊と話せる能力を持つ少年ノーマンが、ブライス・ホローの町に300年続く魔女の呪いに立ち向かう。

パラノーマン ブライス・ホローの謎の作品概要

パラノーマン ブライス・ホローの謎

公開日:2012年
上映時間:92分
ジャンル:ホラー、ファンタジー、コメディ、アニメ
監督:クリス・バトラー、サム・フェル
キャスト:コディ・スミット=マクフィー、タッカー・アルブリジー、アナ・ケンドリック、ケイシー・アフレック etc

パラノーマン ブライス・ホローの謎の登場人物(キャスト)

ノーマン・バブコック(コディ・スミット=マクフィー)
ホラー好きの少年。幽霊と会話ができ、街の人々から避けられている。学校でもいじめられ、一人で行動するのが日常。
ニール・ドーン(タッカー・アルブリジー)
ノーマンのクラスメイト。太っていて、アレルギー持ちのいじめられっ子。ノーマンとは対照的に、陽気な性格。いじめは頭が悪い者がする事と達観している。勉強は苦手。
プレンダーガスト(ジョン・グッドマン)
ノーマンの母方の叔父。幽霊が見える。変わり者として町中から嫌われ、丘の上に一人で住む。ノーマンの父は、息子とこの叔父が関わる事を禁止している。
アルヴィン(クリストファー・ミンツ=プラッセ)
ノーマンのクラスメイト。乱暴者のいじめっ子。ノーマンが幽霊と話せる事を信じず、ばかにするが、自分も目にしてからはノーマンを親友と言いふらす。目立ちたがりのお調子者。
アガサ・プレンダーガスト(ジョデル・フェルランド)
300年前、ノーマンが住む町に暮らしていた少女。幽霊が見える体質で魔女と疑われ、裁判にかけられ処刑された。

パラノーマン ブライス・ホローの謎のネタバレあらすじ

映画『パラノーマン ブライス・ホローの謎』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

パラノーマン ブライス・ホローの謎のあらすじ【起】

魔女狩り伝説の残る町、ブライス・ホロー。この町に住むノーマンは、ホラー好きという以外は一見どこにでもいる普通の少年だ。しかし、彼は幽霊が見え、死んだ者達と自由に話ができる。何もない所に話しかけるノーマンを、町の人のみならず、家族もまた不気味がっていた。

ある日、ノーマンは不気味な幻覚に襲われる。学校で300年前の魔女狩り伝説を取り上げた劇を練習している最中、建物が端から腐り落ちていくように見え、クラスメイト達の顔が恐ろしいゾンビのように見えたのだ。

不思議な出来事は続く。父親から接近禁止令の出ていた、叔父のプレンダーガストがノーマンの前に姿を現した。彼は幽霊が見えると言って町中から変人扱いされ、丘の上に一人で暮らしている。叔父は、この町に残る魔女の呪いの伝説は本物だと言い、その呪いを解けるのはお前しかいないとノーマンに迫る。戸惑うノーマンを見かねて、ニールがこの奇妙な叔父を追い払った。

ニールはいじめられっ子で、いじめっ子のアルヴィンにいじめられている者同士、ノーマンに親近感を抱いていた。最初はニールの明るさを煙たがるノーマンだが、彼は幽霊の話を心から信じ、事故で死んでしまった愛犬の幽霊と無邪気に遊ぶ。そんな人は初めてだった。ノーマンはニールに心を許し、二人は友達になる。

パラノーマン ブライス・ホローの謎のあらすじ【承】

学芸会の日。舞台は300年前、魔女裁判によって処刑された魔女が、判事や陪審員達に呪いをかけるシーンだ。ここでまたしても、不気味な幻覚を見てしまうノーマン。暗い夜の森で、魔女狩りに追われ化け物の大木に襲われる。舞台で叫び声をあげる息子に、父親は我慢の限界だった。

翌日、ノーマンは学校中の笑い者になっていた。居場所がなく、トイレに閉じこもるノーマン。そこへ、プレンダーガストの幽霊が現れた。彼はノーマンに会った後に発作を起こし、突然死してしまったのだ。プレンダーガストは、彼がこれまで担ってきた任務を甥に引き継ぐまでは成仏が出来なかった。その任務とは、魔女が埋葬された場所である本を読む事。これこそが、魔女の呪いに対抗する唯一の方法だった。そして、そのタイムリミットは、今日の日が沈むまで。

ノーマンは叔父の霊が言っていた事を気にかけるが、父親からは外出禁止を言い渡されていた。しかし、たまたまその日の夜は両親が出かけ、家には姉と自分だけだ。大好きな祖母の霊に励まされ、家を出るノーマン。

読むべき本は、叔父の家にあった。ノーマンは丘の上に向かい、冷たくなった叔父の手から本を受け取る。そして墓地へ行き、獣道の先に見慣れない石碑を見つけた。ここは、魔女の呪いの犠牲者7人が眠る場所。ノーマンが本を開き、読みだそうとすると、いじめっ子のアルヴィンが現れた。彼に本を奪われ、もみ合いになる二人。

そうこうしているうちに、日が暮れてしまった。あたりを不穏な空気が包み、7つの墓の下から7人のゾンビが現れる。ノーマンは慌てて本の続きを読むが、全く効果がなく、あっという間に囲まれてしまう。アルヴィンと共に、ノーマンはその場を逃げ出した。

パラノーマン ブライス・ホローの謎のあらすじ【転】

その頃、いなくなった弟を探して、ノーマンの姉・コートニーがニールの家を訪れていた。墓の話を聞き、ニールの兄の運転で三人は墓地へ向かう。途中で慌てふためいたノーマン達を拾うと、ゾンビ達が追いかけてきた。通りかかった警官にまで追われながら、車は猛スピードで丘を下る。

ノーマンは、自分が間違った場所で本を読んだと気が付いた。あれは魔女が埋められた場所ではなく、犠牲者の墓だったのだ。情報を集めに、町の役所へ向かう一行。大量の紙の山から、魔女狩りの記述を見つけるのは至難の業だった。

一方、ノーマン達を追ってきたゾンビも、町に辿り着いていた。はじめは怯えていた町の人達だが、彼らは強かった。人を呼び、銃を持ち出して、ゾンビを袋叩きにする。すっかり怯えて逃げ出すゾンビ達。こそこそと役場に逃げ込むが、興奮しきった群衆はそこへも押し寄せる。

資料室で困り果てていたノーマン達にも、人々の怒号が聞こえてきた。窓ガラスが割られ、火を投げ込む者までいる。ゾンビも中へ入って来た。姉達は早々に資料室を逃げ出し、一人残されたノーマンは屋上に逃げるが、空には雷雲が渦巻き魔女の顔が浮かび上がっている。再び、本を朗読するノーマン。おとぎ話だ。雲の魔女は鎮まるどころか怒り狂い、ノーマンを雷で叩き落す。

落ちた先は、資料室だった。ノーマンは、夢を見た。魔女裁判だ。自分と同じ年かさの少女を、大人達が囲んで魔女と吊るし上げている。少女は泣いて助けを乞うが退けられ、次第に怒りに眼を光らせ始めた。こうして、普通の少女アガサ・プレンダーガストは、伝説の魔女になった。

意識を取り戻したノーマンを、ゾンビ達が心配そうに見守っている。夢の中で、判事や陪審員だったゾンビ達。彼らは、自分達のした事を後悔していた。魔女の呪いとは、彼ら自身もまた人々に忌み嫌われる存在になる事だった。ノーマンは、呪いを解く決意をする。しかし、本を読んでも魔女がしばらく眠りにつくだけだ。自分にしかできない事は何だろうと、考え始めるノーマン。

パラノーマン ブライス・ホローの謎のあらすじ【結】

ノーマンは、役所の前に詰めかけた人々の前に躍り出た。ゾンビを襲わないでと叫ぶノーマンは、もう一人ではない。ニールやアルヴィン、姉達が、ノーマンの手を取っていた。大人達は正気を取り戻し、ノーマンの父は息子を助けようと心に決めた。

ノーマンの家族は、判事のゾンビをガイドに魔女の埋められた地へ向かう。しかし、木々が邪魔をし、近づけるのはノーマン一人だ。魔女の妨害をくぐり抜け、ついにアガサの霊と対面する。怒り狂ったアガサはノーマンを幻想の世界に引きずり込み、憎しみに任せて彼を攻撃した。しかし、ノーマンに「優しくしてくれた人を思い出して」と言われ、我に返るアガサ。

アガサには、優しい母がいた。魔女として引っ立てられた時、何より悲しかったのは、母と会えなくなった事だ。自分を愛してくれた人もいた事を思い出したアガサは、恐ろしい魔女から少女の姿に戻る。彼女が埋められた地は、大木の下、柔らかな木漏れ日が差す場所だった。そこへ腰かけ、ノーマンの肩にもたれかかったアガサは、永遠の眠りについた。

ゾンビ達もまた本来の姿を取り戻し、朝日と共に光となって消えていく。家族の所へ戻るノーマン。もう、誰もノーマンを厄介者だとは思っていなかった。ノーマンは家族の、ニールの、町の誇りになった。かつては信じてくれなかった、祖母の霊にオドオドと話しかける父。祖母とノーマンは、目を見合わせて笑い合った。

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