映画『パリ猫ディノの夜』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『パリ猫ディノの夜』のネタバレあらすじ結末

パリ猫ディノの夜の概要:フランス発信のアニメーション映画。失語症の少女と一匹の猫を中心に、人間の勇気と優しさについて描いたストーリー。アカデミー賞候補にもなった、ファンタジック・ミステリー。

パリ猫ディノの夜の作品概要

パリ猫ディノの夜

公開日:2010年
上映時間:70分
ジャンル:ヒューマンドラマ、ミステリー、アドベンチャー、アニメ
監督:アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
キャスト:ドミニク・ブラン、ベルナデット・ラフォン、ジャン・ベンギーギ、ブルノ・サロモネ etc

パリ猫ディノの夜の登場人物(キャスト)

ゾエ(オーエーン・ザニ)
目の前で父親を殺されたショックで失語症を患っている少女。ディノの飼い主。
ディノ(アニメーションのみ)
ゾエの飼い猫。日中は飼い猫、夜になるとニコと共に泥棒猫として活躍している。
ニコ(ブルノ・サロモネ)
ゾエの家の近くに住んでいる泥棒。ディノを相棒に次々と世間を騒がせている。
コスタ(ジャン・ベンギーギ)
犯罪グループのリーダー。かつてゾエの父親を殺した過去を持つ。

パリ猫ディノの夜のネタバレあらすじ

映画『パリ猫ディノの夜』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

パリ猫ディノの夜のあらすじ【起】

ゾエは幼い女の子です。以前、コスタというマフィアのギャングに自分の父親を目の前で殺されてからというもの、そのショックから失語症を患っていました。父を失ったゾエは現在、刑事である母親と、そして一匹の猫と共に生活していました。

そのオス猫の名前は「ディノ」。ディノはゾエを励ますように、守るようにして常にゾエの側に寄り添い、2人はまるで本当の兄弟のように過ごしていました。しかし夜になると、ディノは部屋の窓からこっそりと抜け出して何処かに消えてしまいます。

ゾエの家の近くには、ニコという泥棒が1人で暮らしていました。ゾエの家を抜け出したディノは、屋根や塀を伝いニコが暮らすアパートの一室に窓から忍び込みます。ニコはそんなディノを、「お前はどこの飼い猫なんだ」といいながらも慣れたように迎え入れます。実はディノは、日中はゾエの飼い猫として生活しながら、夜は怪盗ニコの相棒として泥棒猫として活躍していたのでした。

パリ猫ディノの夜のあらすじ【承】

ある晩、いつものように屋敷に盗みに入ったニコとディノは、手に入れた宝石の数々をニコの自室にて眺めていました。その宝の山の中に、キラリと光る魚型のネックレスがありました。普段盗みに入る事には積極的に参加するディノでしたが、盗品に興味を示したことはありませんでした。珍しく思ったニコは、猫だから魚型のものが気になるのだろう、と考え、そのネックレスをディノに渡し、ディノはそのネックレスをゾエのために自宅へと持ち帰ります。

翌日飼い猫からの思いがけないプレゼントに喜んだゾエは、嬉々として母親に見せに行きます。しかし、刑事である母親は昨夜張り込んでいた屋敷から盗まれた金品の中に、全く同じ装飾品があった事に気が付きます。ディノに貰った、と見せるゾエに、母親はディノに対して疑いの目を向け始めます。そして、もしかすると自分の家の飼い猫から連続盗賊犯の手がかりがわかるかもしれない、とディノを監視する事にしました。

パリ猫ディノの夜のあらすじ【転】

一方その頃、ゾエは毎晩ふらりと何処かに消えていくディノの行方に興味を示しはじめていました。そこでゾエはある晩いつものように部屋から抜け出すディノの後ろをこっそり尾行し、行き先を突き止めようとします。

しかし、ディノを追いかけ塀の上を歩いている時に、丁度次の犯罪計画を立てていた、父の仇でもあるコスタ一味の話を耳にしてしまうのです。ゾエの存在に気が付いたコスタ一味は、口封じのためにゾエを捕まえようとします。命からがら逃げるゾエは、ディノの後を必死に追い、最終的にニコの住むアパートに転がり込みました。

窓から突然あらわれたゾエに驚くニコでしたが、ゾエの傍にいるディノの姿を見て、彼女がディノの飼い主である事に気が付きます。そして、自分が追われているというジェスチャーを必死でするゾエの意味を汲み取り、自分の相棒の飼い主のため、一肌脱ぐ決心をします。そしてパリの夜の中、コスタ一味とディノ、ゾエ、ニコの長い逃走劇が始まるのでした。

パリ猫ディノの夜のあらすじ【結】

その逃走劇に、夫の仇を討つため、そして自分の娘を守る為、ゾエの母親も加わります。そして動物園や川など様々な場所で追いつ追われつを繰り広げていた一行でしたが、最後に場所はノートルダム大聖堂の屋根の上に移ります。ニコ、ディノ、ゾエはコスタに屋根の上に追いやられてしまったのです。

ゾエの母親は大聖堂の下から娘達の行方を心配そうに見つめています。そして彼らを殺すために襲いかかってくるコスタでしたが、ニコやディノが泥棒業で鍛えたその華麗な体捌きを駆使しコスタを撃退します。結果コスタは屋根の上から体を滑らせ、転落死してしまいます。

駆けつけてきた母親の腕に抱きとめられながら、なんとゾエが言葉を発します。父親が亡くなって以来の事でした。そしてゾエは今日自分が繰り広げた大闘争を母親に語って聞かせるのでした。そしてそれをにこやかに見守っていたニコは、結局ゾエの母親と結ばれ、ディノを含めた家族は幸せに暮らすのでした。

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