映画『パーマネント野ばら』あらすじとネタバレ感想

パーマネント野ばらの概要:2010年公開された日本映画。原作は西原理恵子著書の同名漫画で、菅野美穂主演で映画化された。作者の出身地でもある高知県が舞台で、離婚したなおこの生活を描いている。

パーマネント野ばら あらすじ

パーマネント野ばら
映画『パーマネント野ばら』のあらすじを紹介します。

田舎の港町にある美容室「パーマネント野ばら」。
この店の主人はまさこ(夏木マリ)で、その娘のなおこ(菅野美穂)は娘のももを連れてで戻ってきていた。
キャバクラを経営するミッチャン(小池栄子)、貧乏なトモチャン(池脇千鶴)、そして母まさこはそれぞれ男運が悪くいつも不運な役回りだった。

なおこはというと高校時代から付き合っていた教師のカシマと付き合っていた。
高校に忍び込んで食事をしたり、飲みに行ったり。
あるとき家族が全員いなくて、カシマと温泉旅行へいったなおこ。
しかしうたた寝してしまい夕方起きるとカシマが帰ってしまったことに気が付く。

そしてまた別の日、浜辺をデートしている2人。
しかしミッチャンに声をかけられ振り向くとカシマの姿はない。
実はカシマはなおこが高校の時に水難事故で死んでいたのだ。
あまりのショックで忘れられなかった彼女は度々カシマの幻想を見ていたのだった。

このことはまさこをはじめ周囲はみんなしっていた。
そのうえでなおこを見守っていたのだ。
カシマが死んでいたのだという事実を受け入れたとき、娘のももが迎えにきた。

パーマネント野ばら 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2010年
  • 上映時間:100分
  • ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー
  • 監督:吉田大八
  • キャスト:菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、本田博太郎 etc

パーマネント野ばら ネタバレ批評

映画『パーマネント野ばら』について、感想批評です。※ネタバレあり

気が付けば立っていた死亡フラグ

まさかそんなオチが用意されていたとは。
全く気にしていなかった。
というのも邦画で実は死んでいたというのはあまりイメージに無かったからである。

以前ハリウッド映画でシックス・センスという、実は主人公は死んでいたというオチの映画が大ブームとなったことがあったがアメリカ映画なら何となくやりそうであるという推測がその後つき出した。
しかしまさかの邦画である。
しかも菅野美穂という明るくて天然な感じの女優さんを起用しておいて、その推測は深野だった。

しかし今思い返してみると色々おかしい。
二人で歩いているとき途中で聞こえなくなる足音や姿など、それにあたるだろう。
まんまと騙されたといっても良い不意をつかれたラストシーンだった。

全体的には明るくほのぼのとした映画

上記で書いたように実は死んではいるが、決して暗くない作品。
それは菅野美穂という天性の明るいオーラをもった女優が主人公であるからではないかと思う。
彼女の演技の特性は悲しいものであってもどこか癒され温かみがあること。
それが心地よく、見ている側も彼女を必要としてしまう所以なのかもしれない。

登場人物のキャラがみんな良すぎて笑える

内容としては悲しい話ではあるが母まさこをはじめ、友人たちもまたパーマネント野ばらを取り巻く人たちのキャラクターが良すぎて笑えるシーンが多い。
これも物語の流れを作る大事な要素であり、タイトルのパーマネント野ばらを見事に光らせて意味のあるものにしてくれている構成である。

なぜか男運の悪い女ばかりが集まり、みんなであーでもないこーでもないとくだらない話で盛り上がっているだけでなく、実は傷ついたなおこを暖かく見守り続けてくれる居心地のよい場所であり羨ましささえ感じてしまう。

パーマネント野ばら 感想まとめ

この映画で9年ぶりに主演を務めた菅野美穂の存在感の大きさを思い知らされてしまった。
元々好きな女優さんの1人であり、かなり好感度は高かった。
しかしこんなに長く女優界にいながらも癒し系でい続けられるスゴさ。
それが彼女の魅力である。

またこのようなほのぼの系の映画は非常に難しく、中だるみもしやすいものである。
そのため途中で飽きたりして最後は見ていないなどという人が出てきやすいのだ。

しかし本作品はそんなこともなく、最後までしっかりと物語を見せてくれている。
安心感と安定感のある邦画、まさにそんなタイトルの作品であり、邦画のよいところをきちんと抑えている作品である。

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