映画『ペット・セメタリー2』あらすじネタバレ結末と感想

ペット・セメタリー2の概要:「ペット・セメタリー」(89)の続編。監督は前作からのメアリー・ランバート。出演はエドワード・ファーロング、アンソニー・エドワーズ。脚本はリチャード・アウッテン。1992年製作の米国映画。

ペット・セメタリー2 あらすじネタバレ

ペット・セメタリー2
映画『ペット・セメタリー2』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ペット・セメタリー2 あらすじ【起・承】

女優をしている母親ルネ(ダーレーン・クリューゲル)のホラー映画の撮影現場を見学している、息子ジェフ(エドワード・ファーロング)。

ジェフは、別居中の母親を気遣い、食事に誘う。ところが、現場の不手際で母親ルネは、ジェフが見ている前で感電死してしまう。ジェフは、“ママ!”と絶叫するのだった。

ジェフからルネの死を聞かされた、父親で獣医のチェイス(アンソニー・セドワーズ)。
ルネの故郷メイン州の小さな村で埋葬が行われ、父親とジェフはその地に引っ越すことに。

新居に荷物を運び入れると、新しい家政婦が来た。ルネの服が入った箱に触れようとしたため、ジェフは“触るな!”と怒るのだった。
父親とジェフは、動物病院を見に行くが、陰気な感じが漂っていた。誰もいないはずのゲージの中に子猫が数匹いた。

ジェフと同じ年頃の少年が、大型犬ゾーイを連れて診察に来ていた。ゾーイはよく吠える犬だった。

ジェフは、子猫タイガーを連れて学校に行った。転校生は珍しいらしく、すぐにイジメっ子集団にいびられてしまう。そして子猫を強奪され、ペットセメタリーまで自転車で取り戻しにゆくのだった。

だが、イジメっ子の1人クライドを殴るが、反対にボコボコにされてしまう。そのまま子猫を探して進んでゆくと、「ペットセメタリー」があった。

猫は、籠に入れられていたが元気だった。

ペット・セメタリー2 あらすじ【転・結】

犬のゾーイを飼っている、太った少年ドリュー(ジェイソン・マクガイヤ)の家では、ウサギをたくさん飼っていた。

少年の義父で保安官のガス(クランシー・ブラウン)は、ある晩、ウサギを狙った犬のゾーイを狩猟用の銃で撃ち殺してしまう。

ゾーイの死を悲しむドリューは、ジェフと共にペットセメタリーへ行き、ゾーイを埋葬した。
“ここに埋めると甦るって言われているんだ・・。”と。

ところがその夜から、またウサギ小屋が騒がしくなった。死んだはずのゾーイが甦り、ウサギ小屋を狙っていたのだ!驚いた父親ガスは、ゾーイを獣医のチェイスに診てもらった。
ゾーイの血液を取り、検査機関に送ることに。
その夜、ジェフは死んだ母親ルネの夢を見た。
ハロウィンの夜。ペットセメタリーにジェフといるところにまた、イジメっ子集団がやってきた。ジェフは人形を母親と見間違えて腰を抜かしてしまう。

ゾーイの事で神経をとがらせていた義父ガスは、ペットセメタリーにドリューを迎えに来た。ドリューに体罰をしていると、死んだはずの犬ゾーイが現れ、ガスをかみ殺してしまう。
ジェフとドリューは、ガスをペットセメタリーに埋めた。

ドリューが家に戻ると母親リサから、“ガスに会わなかったの?”と聞く。会わなかったと答えるが、深夜、ガスの呼ぶ声にうなされてしまう。
ガスも甦り、数時間後、家に戻ってきた。

一方、ジェフの父の動物病院では、入院中の犬ゾーイが逃げ出し、子猫を食べた痕跡が残っていた。

ジェフの父は、動物のはく製を作っている男チャーチに会うが、帰れ!と追い出されてしまう。

ドリューの義父ガスは、飼っていたウサギを殺し、皮をはいで夕食で食べるのだった。
ジェフもドリューに呼ばれ、夕食を共にするが不気味な夕食だった。

数日後、イジメっ子の1人、クライドにジェフは襲われ、殺されそうになってしまう。
そんなジェフを助けたのは、ドリューの義父ガスだった。

家でも心が休まることはなかった。ジェフの母親が現れたのだ!そんな母親の前で恐ろしい形相の男も出現し、ジェフとその父親は逃げ惑う。

ジェフは果敢に男に立ち向かい、応戦した。男の目を潰し、倒そうと試みた。母親ルネは、傍観者だったが、部屋に火を放った。ルネの顔を見ると、皮膚が融けだしていた。

ジェフは、斧で扉を壊し、父を助け出した。母親ルネは、“ジェフ、愛してるわ・・”と呟いた。じっと母親を見つめるジェフ。

“本物の母さんじゃないんだよ!”と冷静に言う、ジェフの父。ジェフは燃え盛る家から間一髪脱出した。

ペット・セメタリー2 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1992年
  • 上映時間:101分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:メアリー・ランバート
  • キャスト:エドワード・ファーロング、アンソニー・エドワーズ、クランシー・ブラウン、ダーラン・フリューゲル etc

ペット・セメタリー2 批評・レビュー

映画『ペット・セメタリー2』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

なぜ、シリーズ第2作は失速したのか?

前作から引き続いて、メアリー・ランバート監督が務めていますが、脚本はスティーブン・キングからリチャード・アウッテンに変わっています。また物語が大きく変わっている点は、恐怖とグロさが倍増したところ。

前作が、愛ゆえに苦しんで家族を殺さざるを得なくなる結末に対して、第2作めでは、生き返った保安官ガスが殺しを繰り返すという内容です。

不思議なのは、ジェフが殺されそうになった時に保安官ガスが助けてくれるシーン。義理の息子ドリューとジェフが仲良しだから助けてくれるのでしょうか。

逆に考えれば、保安官ガスは日頃から殺人願望があったのではないか。甦ったことがきっかけで暴走が止められなくなったとも考えられそうです!

とにかく、恐怖とグロさが何度も繰り返し襲います。前作は愛猫の死がきっかけですが、犬が死んで狂暴化するほうがはるかに恐ろしい。

恐怖に焦点を合わせすぎたために失速してしまったと思います。ただ、ジェフ役を演じるエドワード・ファーロングの愁いを秘めた表情は素敵で、切なくさせます。

特に母親ルネと対峙するシーンに注目して下さい。母親の死をなかなか受け入れられず、苦悩する姿がよく表現されています。

エドワード・ファーロングに夢中だったあの頃、そして現在

エドワード・ファーロングは現在、39才でB級映画を中心に映画出演を続けています。
1991年に「ターミネーター2」でデビューした時、あまりの美少年ぶりに日米両方で大フィバーが起こったことを今でも覚えています。

その後は、「ペットセメタリー2」や「アメリカンヒストリーX」(98)などに出演。
2000年に薬物とアルコール中毒の治療を始めたが、度々問題行動を起こすようになります。

離婚や逮捕などを経て、久しぶりに日本来日の計画もあったが私生活の影響で流れてしまったようです。

その頃には、もう美少年の面影はなくなり、太っていました。容姿の崩壊はとても残念なことですが、演技力は高いと評価されています。

デビューから数年と現在と、これほどまでに変わった俳優はいないでしょう。
しかし、美少年時代を振り返ると表情の豊かさや存在感の大きさに目が離せません。

ペット・セメタリー2 感想まとめ

ペットを飼っている人なら誰でも、いつか訪れるだろう動物との別れが辛い。
前作では、“愛するあまり行き過ぎた行動だったが、第2作目では、“母親”へのエゴ丸出しの愛を描いてしまった。

2作目が上手くヒットしなかったのも、その点に共感できなかったからだろう。個人的には、当時、人気のあったエドワード・ファーロングが出演しているというだけで観てしまったことを記憶しています。

それでも、怖さは前作の倍でグロいシーンも多く、家族向けには楽しめるのではないだろうか。少年は特に母親への思いに自分を重ねるかもしれない。

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