映画『ピートと秘密の友達』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ピートと秘密の友達」のネタバレあらすじ結末

ピートと秘密の友達の概要:森の奥に人知れず生息していると言われている心優しいドラゴンと幼い頃、交通事故により両親を亡くしたピートの強い友情の絆を描くファンタジー。CGによりドラゴンの体毛一本一本まで緻密に描き、まるで本物のようなクオリティの高さは必見。

ピートと秘密の友達の作品概要

ピートと秘密の友達

公開日:2016年
上映時間:104分
ジャンル:アドベンチャー、ファンタジー
監督:デヴィッド・ロウリー
キャスト:ブライス・ダラス・ハワード、オークス・フェグリー、ウェス・ベントリー、カール・アーバン etc

ピートと秘密の友達の登場人物(キャスト)

ピート(オークス・フェグリー)
幼い頃、交通事故で両親を亡くし、森を彷徨い歩いているところをドラゴンに保護され、その後を共に過ごした少年。好奇心旺盛で無邪気。
グレース(ブライス・ダラス・ハワード)
自然保護官、父親はミーチャム。目に見える物しか信じない現実主義者。ジャックとは恋人同士。
ジャック(ウェス・ベントリー)
森林組合で兄と働いている。自然にも優しいナタリーの父親。
ギャヴィン(カール・アーバン)
ジャックの兄、金儲けに目が無く、素行はあまり良くない。
ナタリー(ウーナ・ローレンス)
ジャックの娘。ピートと同い年。
ミーチャム(ロバート・レッドフォード)
グレースの父親。昔、森でドラゴンと会ったと言うが、周囲の人々はその話をお伽話か彼の妄想か、作り話だと思っている。不思議を信じる事の出来る柔軟な心の持ち主。

ピートと秘密の友達のネタバレあらすじ

映画『ピートと秘密の友達』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ピートと秘密の友達のあらすじ【起】

幼いピートは両親から送られた絵本『まいごのエリオット』を、車の後部座席で一生懸命読んでいた。分からない言葉は母が、意味は父が教えてくれた。それは、とても幸せな一時だった。そこへ突然、鹿が飛び出して来る。急ハンドルを切った拍子に車は一回転。
1人無事だったピートはひとしきり泣いた後、赤いリュックに絵本を入れる。日が暮れた森を恐ろしい獣から逃げる為に走り出した。暗闇を狼が何頭も追いかけて来る。しかしそこへ、木々を大きく揺らしながら何かが近づいて来た。狼は尻尾を巻いて逃げて行く。姿を現したのは、緑色の美しい毛並みを持ったドラゴンだった。ピートは茫然として、自分を食べるのかと問い掛ける。しかし、ドラゴンは小首を傾げ、少年が落としたリュックを爪先で押してくる。ドラゴンの瞳は無垢な輝きを放っていた。彼は手の平をピートへと向ける。少年は一度、両親を振り向いてドラゴンの手の平へと乗った。

それから6年。人が森へ入って以来、ミルヘイヴンではドラゴンの話が絶えない。伝承では人が住まない北の山奥にドラゴンは住む。だが、たまに1頭だけ家族とはぐれ、故郷から遠く離れたここの森に住んでいるという。人々はあれこれ言うが、その姿を見た者は1人もいない。ミーチャム以外は。彼は昔、森で緑のドラゴンと会った事がある。しかし、娘のグレースは見える物しか信じない為、ドラゴンの話は父親の空想だと思っていた。

森を駆け回る少年がいる。成長したピートだ。少年の背後にはエリオットという名の緑のドラゴンがいた。彼らはまるで兄弟のように、はしゃいで遊ぶ。川を渡って森を駆ける。エリオットは無邪気で優しい。大きな翼を広げ、崖から飛び降りたピートを乗せて大空を自由に飛び回った。彼らはそうして6年を共に過ごして来たのだった。エリオットとピートは、いつでも一緒だった。

そんなある日、住処から大分離れた森の中で大人の女性を見る。ピートはこっそりと彼女の後を追って様子を伺った。女性が地図を見て木に印をつけている間、ピートは彼女のカバンから方位磁針を盗む。女性は帰り際、ユンボから鍵を取って投げ捨てた。仕返しのつもりらしい。ピートはその鍵を手に、走り去った車を見送る。エリオットはユンボの匂いを嗅ぎ、それを蹴り倒した。少年は驚いて振り向き彼へ方位磁針と鍵を見せるが、エリオットは匂いを嗅いでくしゃみをする。その反動で方位磁針の蓋が開いた。中には家族写真が入っていた。

住処へ帰った後もピートは家族写真を気にしていた。思い出の絵本を引っ張り出す。少年の一喜一憂に反応を示すエリオット。ピートはエリオットに、大丈夫僕が守ると言う。するとドラゴンは安心したように欠伸をして眠りにつくのだった。

ピートと秘密の友達のあらすじ【承】

次の日、森の中を倒木の音が響く。沢山の大人達が木の伐採をしていた。監督のギャヴィンが伐らせているのだ。グレースは恋人のジャックへ抗議するも、兄であるギャヴィンを止める事は出来なかった。ジャックにはナタリーという娘がいる。学校へ行く前に現場へ寄った為に学校へ遅れそうだ。少女は木陰から様子を伺っていたピートを見つけ、森の中へ踏み込んだ。少年を追いかけて森を疾走。そして、木登りに挑戦。だが、少女は足を滑らせ木から落ちそうになる。ピートが助けようとするが、結局少女は地面へ落下。足を怪我した。彼女の悲鳴を聞いた大人達が助けに来る。ピートは驚いて遠くに離れ、そこから様子を伺っていた。近付いて来る大人達に、少年は怖くなって逃げ出し、木へ登ろうとして捕まり落下。頭を打って気絶した。

その頃、ようやく目覚めたエリオットはピートを探し回る。彼の匂いを頼りに森を進み、伐採作業をしている現場へと辿り着く。木に寄りかかって様子を見ていたが、エリオットの体重を支え切れず細い木が倒れた。突然の倒木に人間達が沸き立つ。ギャヴィンは銃を手にして狩りに向かう事を決めた。

目が覚めたピートは病院にいた。ベッドの赤い風船を殴りつけて驚き、ドアの小窓から外の様子を伺う。そこにはグレースとナタリーがいた。少年は森へ帰るべく窓から外へ脱出。道路を走ってエリオットを呼ぶ。ここは森ではない。人が沢山いて車が走っている。バスの上から辺りを眺め、車から車へと飛ぶ。家と家の間を通り抜けようとしたが、大きな壁が立ち塞がる。迎えに来たグレースに捕まり、ピートは必死に遠吠えをした。それは、悲痛な叫び声だった。

車の後ろに乗せられたピートはグレースとナタリーの家へ。到着早々、車から降りて逃げ出そうとしたピートに、グレースは優しく語り掛けて説得する。少年はそれを了承しナタリーと共に食事をした。

一方、何かを追って森の中を捜索中のギャヴィンは、ピートとエリオットの住処を見つけていた。中に入りピートの大事な絵本を持って行こうとする。それを見たエリオットが彼へと襲い掛かった。人間達は恐怖に慄き、クモの子を散らすように逃げ出す。急いで車へ乗り込み走ろうとするが、エリオットに足止めをされそして、その姿を見た。エリオットは走り去るギャヴィンの車を追いかけた。

ピートと秘密の友達のあらすじ【転】

家での暮らしはピートにとって、何もかもが初めての事ばかりだった。そこへグレースに保安官から電話が入る。ピートの両親についてだ。彼の両親は6年前に交通事故で亡くなっていた。引き取り手のない子供は、児童福祉局で保護してもらうしかない。ピートはナタリーと話しながら、エリオットの絵を描いていた。そして、ナタリーからドラゴンの歌を聞かせてもらう。グレースは少年と2人きりで話をした。ピートは絵を見せながら、明日エリオットに会わせると言う。

エリオットは夜の町を飛び回りピートを探していた。ギャヴィンの車を必死に追いかける。車はやがてジャックの家に着いた。兄は弟にドラゴンを見た話をするが、ジャックは兄の話をまともに取り合おうとしなかった。
牧場を明かりの方へ進むと家があった。エリオットは家の窓から家族に囲まれたピートの姿を見る。彼はしょんぼりとして森へと帰った。やはりピートは自分とではなく、同じ人間といる方が幸せなのだ。エリオットは住処で1匹寂しい気持ちで横になった。

グレースは実家へ戻り父の資料を見る。そこで父親にピートの話をした。そして、父からドラゴンと会った時の話を詳しく聞く。グレースは何も見落としていないと言うが、では今までに見つけられなかったピートの事はどうなのか。父親は微笑みながら問い掛けた。

翌朝、グレースはナタリーとピートを連れ社会福祉局へ向かったが、逡巡した後、寄らずに父親の元へ。彼を車に乗せて森へ向かった。駆け出すピートの後を追って森の中を進む。そして、彼らの住処へと辿り着いた。洞穴へ入って行ったピートはエリオットを伴って出て来る。大きな体で四足歩行、背中には翼があり、緑色の毛並みと優しい眼差し。滅多にない邂逅。感動に笑みが浮かぶ。だがしかし、そこへエリオット目がけて麻酔銃が放たれる。ギャヴィン達だ。奴らは次々とドラゴンへ麻酔銃を撃つ。エリオットが暴れ狂う。ピートは飛べと叫ぶ。彼は言う通り空へと飛び立つが、麻酔が効いて地面へと叩き付けられた。その衝撃で住処の大木が倒れる。ピートは彼へと駆け寄って鼻先に身を寄せた。ギャヴィンはミルヘイヴンのドラゴンを捕らえた。そう叫んだ。

ピートと秘密の友達のあらすじ【結】

エリオットは大きなトレーラーに乗せられて伐採場へと連れて来られた。ジャックとグレースはピートとエリオットの為にどうにかしようと約束。ミーチャムはギャヴィンのやり方を非難するが、彼は有名になれると目先の事しか考えていない。エリオットが目覚め、叫び声を放つ。グレースはそっと近寄りエリオットへ触れた。彼にはピートが必要なのだ。彼女はそう感じた。ピートとナタリーは部屋を飛び出してエリオットの元へ向かう。パトカーが何台も駆け付け、小屋の前には人だかりが出来ていた。子供達は中へ入ると扉に板を嵌めてエリオットの鎖を外す。彼を天井の穴から脱出させようとした。

ギャヴィン達は扉を抉じ開けて中へ入った。しかし、そこにいるはずのドラゴンは姿を消していた。ギャヴィンは天井の穴から逃げたと思い、外へ向かったがグレースは気付いていた。彼らがまだそこにいる事を。彼女は微笑み扉を閉めた。そして、ジャックへ知らせる。

子供達がトラックを運転しようとするが、そこへミーチャムが現れる。彼はドラゴンを助けたかった。エンジンを始動。エリオットを乗せたトラックは小屋を突き破って走り去る。ギャヴィンは作業員達と追跡にかかった。パトカーも後を追う。

トラックの上でピートはエリオットに飛べと叫ぶが、まだ麻酔が効いているようだ。ギャヴィンがしつこく追いかけて来る。奴は橋の前で車を横付けにする。しかし、トラックが故障しブレーキが効かない。トラックはギャヴィンの車を破壊して橋を渡って止まった。パトカーの音に興奮したエリオット。彼は橋の上に乗り上がって炎を吐く。凄まじい熱量に橋が壊れ始める。そこには、ジャックとグレースの車がいた。車は炎で空いた穴に落ちようとしている。ピートは必死にエリオットを説得する。大切なんだ。その言葉にエリオットは炎を止めた。ギャヴィンは走り出した。弟が今にも車ごと落ちそうになっているからだ。車の荷台を必死に捕まえるが、1人の力はたかが知れている。あわや落ちるかと思った矢先、エリオットが車を支えた。しかし、橋は壊れエリオット共々、ジャックとグレースは谷底へ落ちて行った。

心配で祈る中しばらくの後、羽音が聞こえた。エリオットが2人を乗せて谷底から飛び出して来たのだ。ピートはエリオットへまっすぐに向かった。ナタリーはジャックとグレースの元へ。少年はドラゴンと共に飛び去って行った。彼らは2人の住処へと戻ったが、そこはもう住める場所では無くなっていた。エリオットは姿を消せるが、ピートは姿を消せない。エリオットは絵本を差し出し、家族のページを指し示した。それぞれの家族の元へ戻ろうと言うのだ。2人はひしと抱き合い、別れを惜しんだ。

ジャック達はどこか寂し気に家へと戻った。そこで、ピートが森を背に立っている姿を見つける。グレースは彼を抱き締めた。飛び去るエリオットを家族はいつまでも眺めていた。

ミルヘイヴンのドラゴンは去った。だが、ジャック一家とピートは休日に北へと向かう。そこにエリオットがいる事を知っているからだ。彼は北の地へ、家族の元へ帰ったのだった。

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