映画『サイコパス 地下戦慄』あらすじネタバレ結末と感想

サイコパス 地下戦慄の概要:貸し倉庫に閉じ込められた5人と、彼らを襲う怪物の恐怖を描いたイギリスのB級ホラーサスペンス映画。原題は「THE HOARDER」、貯め込む人という意味。主演はミーシャ・バートン。

サイコパス 地下戦慄 あらすじネタバレ

サイコパス 地下戦慄
映画『サイコパス 地下戦慄』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

サイコパス 地下戦慄 あらすじ【起・承】

婚約者の浮気を疑うエラは、友人のモリーと一緒に、貸し倉庫に保管されている日記を盗み見ようと考えた。
閉店間近の貸し倉庫に向かい、扉を開けたモリーは不気味な化け物に襲われ死んでしまう。

逃げ出したエラは、上の階にいた刑事のバーンズとバツイチ女性のウィロウに出会う。
バーンズが様子を見に行くが、モリーの痕跡は無く、間違えて地下4階の閉鎖された場所に入り込んでいたとわかる。
エレベーターが動かなくなり、階段で外に出ようとする3人だったが途中には頑丈な鎖と鍵が。

離婚が決まったイアンとサラは、倉庫の荷物整理をしていた。
やる気のない若い店員ウェインが閉店時間を告げに来ても荷物を探すサラに嫌気がさし、イアンは倉庫から出た。
サボっていたウェインは襲われ、一人になったサラも襲われた。

階段でエラたちに出会ったイアンは、謎の殺人鬼がいると聞いてサラの元へ急ぐが、彼女は消えていた。

アパートを追い出され、貸し倉庫の1室で暮らしているというラシードと遭遇したエラたち。
用具入れから道具を持ち出して、階段の鎖を切ろうと考える。

しかしウィロウが吸いはじめたタバコが原因で、防火装置が作動する。
そして怪物が現れる。

銃で退けることには成功したが、ラシードとの間にあった防火扉が閉じてしまい、彼は襲われてしまう。

サイコパス 地下戦慄 あらすじ【転・結】

外に出るために別の階段を探すが、火事でもないのに防火扉が閉まっているため進めない。
やがてバーンズが凶暴性を表し始め、自分の倉庫へ向かうと、隠していた大金を持って別行動を始める。
だがその後、彼も襲われてしまった。

ウィロウは糖尿病のインスリン注射が必要になり、彼女の倉庫へ向かうことに。
だが彼女はモルヒネを打ってハイになり、動けなくなっていた。
彼女の倉庫に置いてあった銃を借り、ウィロウを倉庫に残して鍵をかけるが、直後にウィロウも襲われてしまう。

モリーが倉庫に入った時、風が吹いていると言った言葉だけを頼りに、地下4階を探るエラとイアン。
そこで2人は口をホッチキスで縫われたサラたちの姿を見つけ、受付の男が犯人だと知る。
受付の男に見つかったイアンはエラを逃がし、エラは倉庫の中に身を隠すが、そこは婚約者の貸し倉庫。
エラは、ようやく日記を手に入れた。

受付の男に見つかり乱闘になるが、モリーを殺した怪物に助けられる。
しかし、逃げ切れず手術台に寝かされてしまうエラ。
隣に寝かされ、手術されてしまったイアンの助けを借りて再度脱出を試みる。

受付の男が追ってくる中、ようやく外に出られたエラだったが、体を売っていた過去が書かれた日記を落としてしまう。
それを取ろうとしたエラは、受付の男に捕まった。

その後、エラの婚約者は過去を忘れるために貸し倉庫を解約。
地下には手術され監禁されているエラがいた。

サイコパス 地下戦慄 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:93分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:マット・ウィン
  • キャスト:ミーシャ・バートン、エミリー・アタック、アンドリュー・バックリー、ヴァリーン・ケイン etc

サイコパス 地下戦慄 批評・レビュー

映画『サイコパス 地下戦慄』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

いまいちパッとしないストーリー

地下にある貸し倉庫からの脱出と、得体のしれない怪物から逃げるという、ヒットしたサイコホラー系映画のいいとこ取りをしたような内容。
怪物から逃げていたはずが、実は彼も口をホッチキスで止められて監禁されていた被害者の一人で、受付の男が真犯人だという二転三転する展開は意外性があって面白い。

一見して婚約者の浮気の証拠を確かめると思えた行動が、主人公の過去の日記(売春の記録のようなもの)を持ち出すためだったという真実も、あっと言わされる。
逃げ切れたと思った次の瞬間、落とした日記を取ろうとして捕まり、監禁されてしまうというバッドエンドも後味の悪い作品としては悪くない。

だがうまくまとまり過ぎているせいか、緊張感に欠けていて引き込まれるような部分が無い。

閉じ込められる5人の登場人物全員が癖のあるキャラクターで、それぞれが問題を起こすのも、うまくいけばストーリーの良いスパイスになるのにツッコミどころだらけになっている。
ウェインは防火装置にテープを張って喫煙していたが、ウィロウの場合は禁煙の場所でタバコを吸ったら防火装置が作動するのは当たり前。
防火装置が作動した途端、勝手に走り回るラシードの行動は謎でしかない。

ホッチキスが嫌いになりそうな作品

巨大なホッチキスで口をふさがれるという、苦手な場合は気分が悪くなりそうな残酷描写がある。
直接の残酷描写シーンはほとんど無いが、巨大なホッチキスで口をふさがれた主人公たちの姿にはぞっとさせられる。

ホラー映画のお約束ともいえる、大きな音や悲鳴で怖がらせるシーンも多い。

サイコパス 地下戦慄 感想まとめ

ストーリーもうまくまとまっているし、伏線の回収もしっかりしている作品だが、どこかパッとしない作品。
受付の男の不死身っぷりもサイコホラー映画の殺人鬼にはよくあるものだし、バッドエンドの出来も悪くない。

モリーを殺したのは監禁されていた男で、サラは手術された姿で見つかっているが、逃げ回っている間に誰が受付の男の餌食になったのかなど、スッキリしない部分もある。

また、巨大なホッチキスで口をふさがれた人の姿はグロテスクで、しかも良くできているため、残酷描写が苦手な場合は注意が必要。

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