映画『レーシング・ストライプス』あらすじネタバレ結末と感想

レーシング・ストライプスの概要:飼い慣らすのが困難とされていたと言うシマウマを、見事に使ったとされる2005年のアドベンチャーコメディー。農場に拾われた競走馬になりたいと思いを馳せるシマウマと、騎手になりたい娘の家族物語。

レーシング・ストライプス あらすじネタバレ

レーシング・ストライプス
映画『レーシング・ストライプス』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

レーシング・ストライプス あらすじ【起・承】

サーカス団の移動中に置き去りにされてしまった赤ちゃんシマウマは、農場主のノーラン・ウェルシュ(ブルース・グリーンウッド)に拾われる。
名前をストライプスと名付けられる。

密かに騎手になりたいと願う娘のチャニング・ウェルシュ(ヘイデン・パネッティーア)と農場の動物達によって「競走馬になりたい」と言う夢を抱きながら可愛いがられて成長するストライプス。

3年後、成長したストライプスはブルームーンレースで競走馬のプライドと競争するがカーブで転び惨敗してしまう。
落ち込んでいても競走馬を目指すストライプスに農場で飼われているポニーのタッカーが、「競走馬になるには誰かを乗せて走っている姿を認められる事だ」と助言をする。

農耕もトレーニングになると言われ、俄然やる気を見せ出すストライプス。
仕事からバイクで帰ったチャニングを見て、バイクさえ壊れれば自分に乗ると思ったストライプス達は、グースの力によってバイクとトラックを壊してしまう。

乗り物をおじゃんにされたチャニングはストライプスに乗って通勤する。
競馬場の女性オーナーであるクララにシマウマは場違いと罵られるも、帰路につく際レース用コースを走るチャニングとストライプス。

その姿を見たウッジーが是非タイムを測りたいので翌朝のタイムトライアルに誘うのだった。
父親との「馬に乗らないで欲しい」と言う約束に背き、タイムトライアルにチャレンジするチャニングだが、駆けつけた記者や雑音に驚いてしまい、チャニングは落馬。

レーシング・ストライプス あらすじ【転・結】

怪我はなかったものの、ノーランは断固として反対し、ストライプスはサラブレッド競走馬であるサー・トレントンに「シマウマは競走馬にはなれない」と場違いを指摘され、胸を痛めてしまう。

競馬好きの老紳士、ウッジーがノーランの農場を訪れ、今朝のタイムを見せに来た。
その上、シマウマは走りたがっている調教すべきだ、ノーランが払えないと言う出馬登録料の5000ドルも払えると話を持ちかけてきたのだ。

しかし、落馬事故で機種の妻を亡くしたノーランの考えは変わらない。
その上ストライプスを遠くに手放そうとまで言ってきた。
涙ながらにもう乗らないと誓ったチャニング。

約束した夜にノーランは農場で飼われているヤギのフラニーに誘われるまま、妻がレースに出ていた時の写真を見る。
翌朝には、目をさましたチャンクの前に調教用にと畑を整備するノーランの姿があった。

しかし、サー・トレントンに言われた言葉が引っかかっているままのストライプスは集中出来ない、その上「大事なのは走る事」と優しく諭す芦毛のサンディとケンカのようにもなってしまう。
ゲートインの練習をしても「自分は競走馬ではない」とごねるストライプスを説得するタッカー。
しかし、今迄多くの馬たちを優勝に陰から導いてきたのがタッカーと知り、謝り、本音を話していくようになる。

タイムも伸び、ゲートも克服し練習を重ねるストライプスを見て、クララは出馬予定で優勝候補のプライドの練習量を増やしていく。
いよいよ明日にレースがせまった夜、仲直りしにサンディと会っていたストライプスだが、サー・トレントンと仲間達にサンディを誘拐された上、痛めつけられてしまう。

倒れていたストライプスをグースが空から発見し、農場の動物達皆でサンディ救出を図る。
ストライプスの部屋に親友し、その隙にサンディを救出、ストライプスは集中してレースにのぞむ。

盛り上がる会場、初のシマウマの出場と、調教師として復活したノーラン・騎手は娘のチャニング。

安定した走りを見せるプライド、バテてくると思われたストライプスだが、タッカーの「振り返るな、無になれ」の言葉を思いだし追い上げ鼻差で優勝する。

レーシング・ストライプス 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2004年
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:フレデリック・デュショー
  • キャスト:ヘイデン・パネッティーア、ブルース・グリーンウッド、M・エメット・ウォルシュ、ウェンディ・マリック etc

レーシング・ストライプス 批評・レビュー

映画『レーシング・ストライプス』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

一人の夢はみんなの夢

王道と言えるストーリー展開ではあるが、最後のレースシーンのスピード感も加わり見終わった後の温かさと爽快感はある意味「ベイブ」以上。

今作は1995年の「ベイブ」のスタッフによるもので、内容的にも「農場の動物が自分以外の動物的役割のものを目指す」と言う設定自体も少しかぶっている。

しかし、登場する動物だけでなく、夢を叶えようとする娘(チャニング)、動物自身(ストライプス)、亡き妻の悲しみを乗り越えていく父(ノーラン)の姿や気持ちが同時進行で進んでいくのでバランスが取れている。

動物達、人間達が表情にあざといくらいポイントを押えていて逆にイヤミがない。
自然の青々とした緑の中を白と黒のコントラストが走る姿は思った以上に映えるしきれいである。

レースシーンは競馬さながら

つい何となく、序盤のストライプスの可愛さや動物達のやり取りに目がいってしまうので、終盤まで淡々と進むイメージがあるが、注目すべきはやはりラストのレースシーン。
スピード感やレース中のアングルもなかなか鬼気迫る雰囲気が出ていて、競馬好きの人でも観ていて楽しめる。

何となく話の展開が予想はできるものの、ゴールシーンで芝生がはじけ飛びながら、スロモーションで、鼻差で勝利する様は爽快感がある。
ゴール後に勝利を称えられている時の、タッカーへ感謝するストライプスにもじんわりくる。
「大事なのは言葉より行動」、全体的にコミカルな中胸にしみるセリフも散りばめられており、大人でも十分に心にしみる作品だ。
ひとりじゃない、皆で勝ち取った勝利の喜びが見ている側にも伝わってくる。

レーシング・ストライプス 感想まとめ

普段は集団にまぎれていて注目される事が少ないシマウマだが、とにかく毛色の美しさと可愛さといじらしさには悶絶してしまうシーンもある。

哺乳瓶を追う姿や、ゲップシーンの知られざる鳴き声や魅力を知る事が出来る。
シマウマだけでなく、最初の赤ちゃん時代にキューキュー鳴き声をあげるストライプスを見に、そっと寄ってくる農場の動物達のモフモフ感も必見だ。

陽気すぎるペリカンやニワトリのテンションもたまにあるしんみりシーンの中では良いスパイスになっている。
レースシーンは走るシーンのアングル、スピード感共になかなかの迫力があり、競馬好きの人でも楽しめる。
子供向けだけでなく、大人でも充分に温かい気持ちで観られる作品だ
そして最後のお約束、クララに「ブツ」をお見舞いしてあげるグースにはすっきりする。

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