映画『レイルウェイ 運命の旅路』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「レイルウェイ 運命の旅路」のネタバレあらすじ結末

レイルウェイ 運命の旅路の概要:1980年の英国。退役軍人で、鉄道が好きなエリックは列車の中でパトリシアと出会い、結婚する。二人は幸せな日々を過ごすが、実はエリックには戦時中に日本軍の拷問によって負った心の傷があった。実話を基に描かれた戦争ドラマ。

レイルウェイ 運命の旅路の作品概要

レイルウェイ 運命の旅路

公開日:2013年
上映時間:116分
ジャンル:ヒューマンドラマ、歴史、戦争
監督:ジョナサン・テプリツキー
キャスト:コリン・ファース、ニコール・キッドマン、ジェレミー・アーヴァイン、ステラン・スカルスガルド etc

レイルウェイ 運命の旅路の登場人物(キャスト)

エリック・マークス(戦後:コリン・ファース / 戦時中:ジェレミー・アーヴァイン)
列車と時刻表が好きな英国の退役軍人。戦時中に体験した拷問のトラウマに苛まれ、復讐を考える。戦時中は通信兵だったが、英国が降伏した後日本軍の捕虜となってしまう。
パトリシア(ニコール・キッドマン)
列車の中で出会ったエリックと恋に落ち、彼と結婚する。結婚後、エリックのトラウマを知り彼を気遣う。元看護士で、戦争の記憶に苦しむエリックを救いたいと思い、フィンレイに相談する。
フィンレイ(戦後:ステラン・スカルスガルド / 戦時中:サム・リード)
エリックの退役軍人仲間。面倒見がよく、若い頃から仲間たちにアンクル(おじさんの意)と呼ばれている。エリックと同じく日本軍の捕虜だった。
永瀬隆(戦後:真田広之 / 戦時中:石田淡朗)
元日本軍通訳。タイの戦争博物館でガイドをしている。

レイルウェイ 運命の旅路のネタバレあらすじ

映画『レイルウェイ 運命の旅路』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

レイルウェイ 運命の旅路のあらすじ【起】

1980年、イギリスのベリック・アポン・ツイードにある退役軍人クラブで、列車に詳しいエリック・ローマクスはクラブには参加しているものの、いつも誰と話すわけでもなくただ座って時刻表を読んでいるだけだった。

ある日、離婚したばかりのパトリシアと列車の中で出会い、エリックは彼女に惹かれ二人は恋に落ちる。二人は結婚するが、パトリシアはエリックが戦争の悪夢にうなされているところを目撃する。1942年の2月、シンガポールで多くの英国兵が日本軍の捕虜となり、エリックもそのうちの一人だった。

眠れず苛立つエリックにパトリシアは干渉するなと言われてしまう。パトリシアはエリックの部屋で戦時中の資料やエリックの軍服が保存されているのを見る。様子がおかしいエリックにパトリシアは事情を話してほしいと頼むがエリックは応じない。

そこでパトリシアはエリックの退役軍人仲間であるフィンレイに会いに行く。何があったのか教えてほしいと頼むパトリシアに、初めは渋ったフィンレイだったが、エリックの過去について話し出した。

レイルウェイ 運命の旅路のあらすじ【承】

日本軍の捕虜になったエリックたち英国兵はシンガポールからタイに送られ、鉄道を作るための技術兵として働かされていた。日本兵たちに隠れて仲間たちとラジオを作り、英国の敵国であるドイツ軍が敗退したことを知ったエリックは、そのことを他の英国兵たちに伝えてまわる。

ところがある日、作ったラジオの存在が日本兵にばれてしまう。エリックとフィンレイを含むラジオに関わった4人の英国兵は尋問を受けるが、仲間が痛めつけられることに耐えられなかったエリックは自ら進んで拷問を受けた。仲間たちは何もできず、彼の勇気に感心するしかなかった。

エリックは日本兵たちから有罪扱いを受け、彼らに連行され仲間たちの前から2週間姿を消した。その間のことについてエリックは何も話さなかった。フィンレイは仲間にも話さなかったような屈辱的なことを愛する人に話すはずがないとパトリシアに言う。

この話をフィンレイから聞いたパトリシアはエリックを救いたいと思うが、エリックのよそよそしい態度は変わらない。

レイルウェイ 運命の旅路のあらすじ【転】

エリックになにもしてやれず落ち込むパトリシアに、フィンレイはある新聞記事を見せる。それは戦時中エリックを痛めつけた日本兵永瀬がまだ生きているというものだった。フィンレイはエリックにその日本兵を裁くチャンスがあってもいいはずだと彼女に言い、パトリシアは何があってもエリックのそばにいることを誓う。

フィンレイはパトリシアに見せた新聞記事とナイフをエリックに渡し、元日本兵の居場所を教える。会いにいけというフィンレイに、エリックは長年復讐することを想像してきたことを告白する。一年前ならともかく今はパトリシアの夫だから実行することはできないと言うエリックに、フィンレイは機会を逃すなと言う。

エリックが無視できない方法でメッセージを送るとパトリシアに言い残し、フィンレイは後日跨線橋で首を吊って自殺してしまう。パトリシアには相変わらず冷たくあたるものの、フィンレイの死で覚悟を決めたエリックは、永瀬に会うためにパトリシアを置いて一人でタイへ向かう。

レイルウェイ 運命の旅路のあらすじ【結】

タイに到着したエリックは、観光客にガイドをしている永瀬を発見する。憲兵隊戦争博物館を閉めて一人になった永瀬を追いかけ、エリックは博物館に入る。彼を観光客だと思った永瀬は翌日また来るように言うが、エリックは永瀬を座らせ自分の名前を名乗り、拷問で言われた言葉を繰り返す。

エリックは拷問で、ラジオを作って他国と共謀しようとした首謀者であることを認めるように言われていた。趣味で描いた鉄道の地図についても聞かれ、何を企んでいたのか詰問され続けた。エリックたちの作ったラジオが受信機であるにも関わらず、中国に情報を漏らすための送信機だと認めさせようとする拷問が始まった。故郷の情報を聴くためにラジオを作ったと言っても信じてもらえず、エリックはむごい拷問に耐えるほかなかった。

エリックが生きていることに永瀬は驚く。エリックは、なぜ戦争犯罪人であるのに生きているのかを永瀬にたずねる。永瀬は戦争墓地調査隊に通訳として必要とされ生き延びたのだった。彼はその仕事で遺体を見て、多くの人が戦争で亡くなったことを知ったと言う。

戦争の悲劇を忘れないよう語り継ぐために巡礼をしていると話す永瀬に、エリックは悲劇などではなく犯罪だと訂正する。永瀬の腕を折ろうとするが途中でやめ、博物館に展示してある竹の檻に閉じ込める。その後エリックは自分が拷問された部屋を見つけ、水責めにされたことを思い出す。

当時その部屋で拷問を受けたエリックは、ラジオで聞いたことをすべて話すと日本兵たちに言った。アメリカが優勢になっており日本の戦況が良くないことを聞いたとエリックは彼らに話すが、永瀬はエリックを嘘つき扱いした。

檻のそばに戻ったエリックは、戦後帰国したら母が亡くなっていたことを永瀬に話す。人々に何を話すのか永瀬に聞くと、彼は誰も拷問の話はしないと答える。エリックも、誰も信じてくれないだろうから自分がされたことの話はしないと言う。永瀬は軍部からずっと日本が勝利すると言われて騙され、エリックだけが真実を教えてくれたと話す。

フィンレイが永瀬のことを教えてくれたと話すエリックに、永瀬は終わらせてくれと頼む。しかし、エリックは何もせずイギリスに帰る。

帰国したエリックに、フィンレイのように死んでしまうのではないかと心配したと話すパトリシア。エリックは、フィンレイにはパトリシアのような存在がいなかったと言う。

その後、永瀬から長年の苦しみを打ち明ける手紙が届き、今度はパトリシアを連れてエリックはタイへ向かう。もう一度タイを訪れたエリックに永瀬は謝罪をする。エリックは永瀬に許しの手紙を渡した。それからエリックと永瀬の友情は、永瀬が2011年に亡くなるまで続くのだった。

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