映画『レイズ・ザ・タイタニック』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『レイズ・ザ・タイタニック』のネタバレあらすじ結末

レイズ・ザ・タイタニックの概要:冷戦時代。ソ連による攻撃に備えて、敵国のミサイル攻撃から本国を守る防御策「シシリー計画」が立案された。しかし、計画のために必要なビザニウムという鉱石はソ連領でしか採取できない。そのためアメリカは秘密裏に鉱山作業員をソ連領内の島に派遣したが…

レイズ・ザ・タイタニックの作品概要

レイズ・ザ・タイタニック

公開日:1980年
上映時間:115分
ジャンル:SF
監督:ジェリー・ジェームソン
キャスト:ジェイソン・ロバーズ、リチャード・ジョーダン、アン・アーチャー、アレック・ギネス etc

レイズ・ザ・タイタニックの登場人物(キャスト)

ダーク・ピット(リチャード・ジョーダン)
海軍OBの男。除隊後も、海軍からの依頼を引き受けて世界各地を飛び回っている。
ジーン・シーグラム(デヴィッド・セルビー)
科学者。シシリー計画を実現するため、軍に協力している。

レイズ・ザ・タイタニックのネタバレあらすじ

映画『レイズ・ザ・タイタニック』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

レイズ・ザ・タイタニックのあらすじ【起】

雪が降り積もる森の中で一人の男が雪を掻き分け、探知機で地中を探っていた。雪と地面を掘り掘り進むと男は人の手が加わっていると思しき洞窟を見つけた。中に引かれた線路を辿って進んでいくと、そこに一人の死体とそのそばに米軍陸軍軍曹ジェイク・ホバートと刻まれた木版を見つけた。

ソ連領の島でアメリカ人が行方不明になっているという報せが米国本土に届けられた。北極圏に近いその島の名はスバルドロフ島。近隣諸国が領有権を主張している島で、ソ連はそこに時々兵を送っていた。行方不明のアメリカ人はその兵士に捕まったのかも知れない。失踪したアメリカ人は鉱山技術者だった。

シシリー計画。それは軍が掲げた究極の防衛構想だった。ジーン・グラム博士は概要を語る。領土の外側にレーザー装置を配備して空に照射し、ミサイルに対する防護壁とする。エネルギー不足という問題を抱えており、鉱山技術者はそれを解決するための、特殊な金属元素ビザニウムを捜索していた。ビザニウムと計画のことがソ連に漏洩することを恐れた軍部は、鉱山作業員の救出を決定する。

レイズ・ザ・タイタニックのあらすじ【承】

鉱山作業員は雪原で犬を連れたソ連兵に追われていた。銃撃を受けて負傷した鉱山作業員だが、その場に居合わせた謎の男に救われる。男は鉱山作業員を担ぎ雪原を横断した。

ワシントンにあるソ連大使館に、シシリー計画についての暗号文が届けられた。大使館員は入手したその情報から計画の規模を想定し、対策に乗り出す。

鉱山作業員を救ったのは、アメリカが仕事を依頼したダーク・ピットという名の海軍OBだった。鉱山作業員を連れて帰国したダーク。彼らを出迎えた海軍幹部とジーンは、早速鉱山作業員から調書を取ろうとするが、ダークは作業員を気遣い入院を優先させる。車中、ダークはビザニウムが実在することと、鉱山作業員が七十年前にはもうアメリカが陸軍を送り、ビザニウムを発掘していた形跡や痕跡を発見したと報告する。

調査の結果、ブルースターという男がビザニウムを発見し、アメリカ陸軍に売り込んだという記録が見つかった。発掘されたビザニウムはタイタニック号と共に海底深くに沈んでいるらしい。実態を調査するため、ダークは名乗り出た。

ダークと共に航海に出ることにしたジーン。ダークはジーンに自分は独断専行をするし、指揮を執る海軍幹部は優秀な人物だから、君の力を借りることはないだろうと宣言する。ジーンは国のための任務だから喧嘩を売るなと反論した。

作戦ミーティングが一段落したところで、ダークは生き残ったタイタニック号の乗組員に話を聞くため港にやってきた。乗組員はタイタニック号が沈没する直前に妙な男に銃で脅されて、倉庫に案内したという話をした。その男は倉庫で笑いながら船と共に運命を共にしたという。乗組員は船に返してきて欲しいと言って、彼が避難のときに船から持ち出した旗をダークに託した。

レイズ・ザ・タイタニックのあらすじ【転】

海軍の潜水艇とダイバーによる海底調査が始まった。情報漏洩を防ぐため兵士たちには何を探しているのか秘密にされている。暗闇の中、何を探しているのかも解からない兵士たちの士気は下がっていった。捜索海域にソ連の海洋調査船がやってきた。警戒しながら探索を続けるが、結局タイタニック号は見つからないばかりか、捜索隊の潜水艇が沈没してしまった。

計算ミスにより、沈没予測地点を間違えたとジーンは言う。再計算をして二度目の調査が始まった。遺留品は発見されたものの、肝心な船の姿はどこにも見当たらなかった。

一方、ソ連ではシシリー計画の調査が進んでいた。計画には膨大なエネルギーが必要であることが発覚し、エネルギー問題の解決手段がタイタニック号の中にあるのではと予測する。

三度目の調査にして、遂にタイタニック号の姿を捉えたダークたち。タイタニック号は深い海底亀裂の中にあった。

タイタニック号が見つかったという知らせを受け取ったソ連大使館員は、海軍の動きを探るためにシシリー計画とビザニウムについての情報をマスコミに漏らした。ジーンは情報の出所を探るために知り合いのマスコミ関係者に探りを入れる。彼はダークから情報が漏れたのではないかと疑っていた。しかし、確かな話は聞けなかった。

レイズ・ザ・タイタニックのあらすじ【結】

事態の収束させるため、アメリカ海軍はマスコミにタイタニック号再浮上計画を発表した。しかし、ビザニウムとシシリー計画については沈黙に徹したため、騒ぎが収まることはなかった。

沈没したタイタニック号内へ調査に乗り出すダークたち。しかし、ジーンの乗った潜水艇がタイタニック号の船内に引っかかり、身動きが取れなくなってしまった。彼らを救い出すためにはタイタニック号ごと浮上させるしかない。海上に戻ったダークはそのための計画を練る。船体を軽くするため、ダークたちは船の一部を爆破した。それから船体に空気を送り込むと、見事タイタニック号は海上に浮上し、ジーンの潜水艇も脱出することができた。ダークは船内の探索を始めた。海水に漬かって錆び、貝や海草がこびりついた船内は、かつての絢爛さを失っていた。積荷を発見したダーク。しかし、そこにソ連大使館員がやって来る。公海上で沈没船の引き上げをすることは問題ないが、ビザニウムはソ連の領内のものだと主張し、明け渡さなければ魚雷を撃ち込むと言ってきた。だが、海軍幹部は対抗策を打っていた。彼が空域を飛行するアメリカの戦闘機を指し示すと、ソ連大使館員は引き下がった。

タイタニック号がアメリカへ帰還するその瞬間を人々は歓迎した。帰還したダークたちが溶接された積荷の箱を開けると、そこにはブルータスの遺体と、何の変哲もない砂利が詰まっていた。計画は無駄骨に終わってしまった。ジーンはこれまでの苦労はなんだったのかと落ち込む。そんな彼に、海軍幹部は見つからずに済んで良かったのかも知れないと言った。今のアメリカは防衛のためにビザニウムを使うつもりでいる。しかし、大統領は代わる。いずれ、誰かを攻撃する手段に用いられることだってあった。実際に爆弾に転用する計画もあったと海軍幹部は続けた。そんな計画があったのなら、自分は手伝わなかったとジーンは憤る。その脇で、ブルータスが遺した資料を検めていたダークはあることに気付き、ジーンをブルータスの墓に誘う。ダークに言われるままブルータスの墓に探知機をかざすと、そこからビザニウムの反応があった。ブルータスはビザニウムが悪用される可能性を危惧して、自分の墓に隠していたのだ。彼の思いを察したジーンは、墓を暴くことなく、ダークと共にその場を後にした。

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