『RED レッド』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

バットマン、スーパーマンなどで知られるDCコミックから出版されたグラフィックノベルが原作のアクション映画。ジジイが頑張る!監督は『フライトプラン』のロベルト・シュヴェンケ、脚本はジョン・ホーパー。

あらすじ

RED レッド』のあらすじを紹介します。

かつて凄腕のCIAエージェントとして活躍していたフランク(ブルース・ウィリス)。引退後は田舎で一人暮らしをしていた。そんな彼の楽しみは役所づとめのOL・サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話で話すこと。

ある日の夜明け、フランクは自宅に3人の侵入者を察知。武装したコマンドーを一人ずつ倒し、フランクはサラの家へ向かう。経緯を説明するもサラは理解できず、言い争いになってしまうが、そこにもコマンドーが現れ、二人の命を狙う。サラを無理やり車のトランクに押しこめ、フランクはかつての上司・ジョー(モーガン・フリーマン)の元へ向かう。ジョーは齢80を超え、老人ホームでがんと戦う老いぼれ。しかし、居間でもCIAには顔が立つ存在だった。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2011年1月29日
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ロベルト・シュベンケ
  • キャスト:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカー etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『RED レッド』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

ロベルト・シェヴェンケは成長したか?

本作のストーリーはアクションの飾り付けにすぎないので、ほっときますよ。勝手なツッコミを入れつつアクションに舌鼓をうつのが本作の楽しみ方です。
監督のロベルト・シェヴェンケは『フライトプラン』という駄作でデビューした人です。ジョディ・フォスターを主演に据え、『羊たちの沈黙』の航空パニック映画版にしたかったのでしょう。見事に失敗していましたが。脚本が酷いのと、撮影が上手くないこと、演出の悪さが際立つ駄作の見本みたいな映画でした。

以後、ロベルトは『きみがぼくを見つけた日』という小作を監督し、本作に挑んだわけです。初のアクション映画になりますが、そこそこ良かったんじゃないですかね。脚本は突っ込みどころ満載でしたけど、アクションの観せ方はそこそこ上手かったです。今後に期待したいですね。

モーガン・フリーマン力

フランクを完全に喰ってしまうほどの存在感を放つ老いぼれ、ジョー。演じるモーガン・フリーマンはやっぱり凄いなぁと感心しきりでした。モーガンといえば、ハリウッドで最も尊敬される俳優の一人。現代の名優です。どんな役を演じさせても面白いキャラクターになるモーガン。本作でのモーガンは死にかけの老いぼれのくせにイキイキしていて、見ているこちらも楽しくなります。はっきり言って、ストーリーは弱いですよ。フランクとサラが仲良くなった理由が明白に描かれないので、感情移入しにくい作りになっています。だから、ジョーに余計に感情移入してしまうんですよね。年をとっても活躍できるジジイかぁ、凄えなぁ〜と思わせるキャラクターの面白さ。さすがです。

まとめ

大味アクションはハリウッドの華。クソ映画もたくさんあるけど、10本に1本くらいは面白いアクションがあるもんです。本作はなかなか面白いアクションでしたね。DCコミックが原作なんだから、そこそこ面白いのは当然とも言えます。監督と脚本家がまともなら、アメリカンコミックが原作の映画はだいたい面白くなる。マンガの国であるはずの日本とは大違いですね!『寄生獣』はどうなることやら。

ブルース・ウィリスはまだまだ体が動くし、スタローンはもうすぐ70歳なのにムッキムキ。シュワちゃんもアクション映画に復帰していますし、80年代の主役たちはまだまだ現役です。若ハゲ以外に後継者が見つからないのが寂しいですね。

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