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映画『レッド・ライト』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『レッド・ライト』の概要:科学的に超常現象を解明し、超能力者の嘘を暴いていく女性物理学者とその助手は、伝説の超能力者シルバーと対決することになる。冷酷な超能力者をロバート・デ・ニーロが不気味に演じており、サスペンスフルな雰囲気を盛り上げている。

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映画『レッド・ライト』の作品情報

レッド・ライト

製作年:2012年
上映時間:113分
ジャンル:サスペンス、ヒューマンドラマ
監督:ロドリゴ・コルテス
キャスト:ロバート・デ・ニーロ、キリアン・マーフィ、シガーニー・ウィーヴァー、トビー・ジョーンズ etc

映画『レッド・ライト』の登場人物(キャスト)

トム・バックリー(キリアン・マーフィー)
物理学者。超常現象のカラクリを科学的に暴くマーガレットの助手となり、彼女の仕事を助けている。マーガレットにも、この道を志した理由を明かしていないが、実は大きな秘密を抱えている。シルバーのペテンを暴くことに固執している。
マーガレット・マシスン(シガニー・ウィーバー)
大学で物理学を教えている博士。数々の超常現象や超能力者の調査を続け、そのカラクリを科学的に暴いている。4歳の時から生命維持装置で生き続けている植物状態の息子がおり、もし奇跡や死後の世界が存在するなら、息子を逝かせてやりたいと思っている。
サイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)
60年代末から70年代にかけて活躍した盲目の超能力者。自分に懐疑的だった記者が突然亡くなり、疑惑を持たれて引退した。その後沈黙を続けていたが、30年以上経って復帰を表明し、表舞台に戻ってくる。

映画『レッド・ライト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『レッド・ライト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『レッド・ライト』のあらすじ【起】

物理学者のマーガレットと助手のトムは、不可解な超常現象に悩まされているという家の調査へ向かう。まだ引越し荷物も片付いていない家には、自称霊媒師の女がいた。

マーガレットとこの家の夫妻が参加して、交霊会が行われる。霊媒師が霊と交信を始めると、頭上で大きな物音がしたり、テーブルが浮き上がったりする。家族は怯えきっていたが、マーガレットは冷静に、そのカラクリを解明する。頭上の物音はこの引越しを嫌がっている子供のイタズラで、テーブルの浮遊も霊媒師のインチキだった。マーガレットは大学の講義で、そのカラクリを科学的に説明する。

マーガレットは、超常現象の大多数は、説明のつく現象か主観がもたらす錯覚だと考えていた。彼女は30年間あらゆる現象を適切な制御下で調査してきたが、まだ奇跡は見ていない。マーガレットと敵対する超常現象研究センター(SPRC)のシャルクトン博士は、マーガレットの力を借りたがっていたが、彼女はその話をきっぱり断る。

トムは研究室で、サイモン・シルバー復帰のニュースに見入っていた。シルバーは30年ほど前に人気を博した盲目の超能力者で、彼に懐疑的だった記者が不審な死を遂げた直後に、引退を発表していた。そのシルバーの公演が、この町でも行われることになる。

研究室を訪ねた女生徒のサリーは、トムとお茶を飲みにいく。トムは目の前で彼女に手品を見せ、その種明かしをする。2人は男女として惹かれあい、恋人同士になる。

調査の帰り、マーガレットは息子のデイヴィッドがいる病院に寄ってもらう。デイヴィッドは4歳の時に突然倒れ、それからずっと生命維持装置のおかげで生きていた。無神論者のマーガレットは、死後の世界や魂の存在を信じていなかったが、もしそんな世界があるのなら、息子を逝かせてやりたいとも思っていた。

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映画『レッド・ライト』のあらすじ【承】

トムは、マーガレットの許可を得て、サリーもチームの一員に加えてもらう。トムは、超能力者の助手をしている男から、赤い手帳を盗み出す。マーガレットは“超能力を持つ人間は、本当に力があると信じているか、嘘を見抜かれないと思っているかのどちらかだ”と常々言っていた。

マーガレットたちは、劇場の小部屋に入り、ショーをしている超能力者のペテンを暴いていく。彼は超能力で観客の病気を見抜くようなふりをしていたが、全ては事前にスタッフが調べた情報だった。トムが盗んだ手帳は、がん患者のリストだった。

シルバーはテレビのトークショーに出演し、スプーンを曲げてみせる。トムはシルバーの調査をしたいとマーガレットに申し出る。しかしマーガレットは興味を示さない。

シルバーの復帰を記念して、テレビでは公開討論会が開かれる。現場に呼ばれたマーガレットは、シルバーの超能力を見世物だと言い切る。しかし討論会に参加していたのはシルバー寄りの人間ばかりで、マーガレットは追いつめられていく。サリーと番組を見ていたトムは、異常にイラついていた。マーガレットは、シルバーの助手に侮辱され、怒って途中で席を立ってしまう。

翌日の新聞はマーガレットの敗北を伝え、トムはマーガレットに抗議する。ここまで言われてなぜ調査をしないのかと詰め寄られ、マーガレットは過去にシルバーを調査した時の話をする。

30年近く前、マーガレットは昨日のような番組でシルバーと初めて対峙した。その時、シルバーから“君の隣に男の子が見える”と言われる。それは明らかに、植物状態のデイヴィッドのことだった。シルバーは、“その子は逝かせて欲しがっているのに、君が邪魔をしている”と言って、マーガレットを絶句させる。マーガレットは病床の息子を利用したシルバーを許せず、ずっと憎んできた。そしてほんの一瞬、彼の言葉を信じたくなった自分にも失望していた。

映画『レッド・ライト』のあらすじ【転】

マーガレットは、手段を選ばないシルバーの危険さを知っており、トムにも彼に近づかないよう忠告する。

しかしトムは彼女の忠告を無視して、ひとりで劇場へ向かう。シルバーは人の体に手を突っ込んで、病巣を取り出すという超能力を披露していた。観客は傷跡ひとつ残さず病巣を取り出したシルバーの超能力を目の当たりにし、感嘆の声をあげていた。

トムは小部屋に入り、シルバーのペテンを暴こうとする。その時、小部屋の電気がショートして爆発し、劇場の照明も爆発し始める。トムの耳には強烈な超音波が聞こえてきて、彼は苦痛でのたうち回る。

トムはマーガレットのことが心配になり、急いで研究室へ戻る。するとそこには、心肺停止状態のマーガレットが倒れていた。マーガレットはすぐに病院へ運ばれ、緊急処理を受ける。しかし翌日、マーガレットは亡くなってしまう。

トムはマーガレットを助けられなかった自分に憤り、何としてもシルバーの秘密を暴こうと決意する。

トムはシルバーの車を尾行し、彼が客の治療をしているらしい雑居ビルを突き止める。しかしまだ、シルバーのいる部屋に入ることはできない。トムは何かを恐れ、悩んでいるようだった。

トムはシルバーの気配を感じ、夜中に家を出ていく。サリーは外へ出てトムを止めるが、トムは“シルバー!”と叫びながらどこかへ行ってしまう。しかしシルバーの姿はない。部屋へ戻ったトムとサリーは、散らかった室内を見て呆然とする。

シャクルトン博士は、シルバーの超能力について、あらゆる実験をすると発表する。マーガレットの死因は、長年の持病によるものだと判断される。

映画『レッド・ライト』の結末・ラスト(ネタバレ)

トムは、口を出さない約束で、実験の現場に同席を許される。シルバーはマスコミに対して“ようやく科学が向き合ってくれる”と自信満々に語る。

実験は適切な制御下のもと、6日間かけて行われる。シルバーは様々な超能力を披露し、研究チームは、彼の超能力が本物かどうかを検証していく。トムは学生のベンに協力してもらい、独自でテレパシーの実験映像を調べ始める。トムはすでに、シルバーの能力がペテンだと確信していた。

シルバーは再び引退を表明し、最後の舞台をこの町の劇場で行うと発表する。その時、センターも彼の現象について公式発表する予定になっていた。

トムは客席でシルバーの舞台を見守る。ベンはサリーとともにシルバーの映像を繰り返し見て、ついにテレパシー実験のカラクリを見つける。別室でシルバーが当てる数字を指し示していた男はグルで、シルバーは腕時計の秒針の位置から数字を解読できるようになっていた。問題は、盲目のシルバーがどうやって針の位置を知ったかだが、ここでサリーは、シルバーの目が見えているのだと気づく。

トムは休憩時間にトイレで男に襲われ、ひどい怪我を負う。トムは血まみれになって劇場へ姿を現し、舞台上のシルバーに語りかける。トムが現れると、劇場は大きく揺れ、照明や壁が破壊されていく。“どうやった?”と聞くシルバーに、トムはコインを投げる。シルバーは大勢の観客の前でコインをキャッチし、自ら目が見えていることを証明してしまう。それでもしつこく“どうやった?”と聞くシルバーに、トムは“ペテンさ”と答えて劇場を去る。

実はトムこそが真の超能力者だった。しかしトムはその能力を認めることが恐ろしく、自分と同じ力を持つ人を探し求めていた。そのため、シルバーが本物かどうかをどうしても見極めたかったのだ。

トムは自分を偽ってきたことを後悔し、心の中でマーガレットに詫びる。もしそのことをマーガレットに打ち明けていたら、彼女は救われたかもしれない。トムは病院へ行き、マーガレットの代わりに、デイヴィッドの生命維持装置を切ってやる。

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