『恋愛ルーキーズ』あらすじとネタバレ映画批評・評価

恋愛ルーキーズの概要:「恋愛ルーキーズ」(原題:School for Scoundrels)は、2006年のアメリカ映画。監督はリメイク版「スタスキー&ハッチ」のトッド・フィリップス。主演は「ナポレオン・ダイナマイト」のジョン・ヘダー。共演は「ディボース・ショウ」などのビリー・ボブ・ソーントン。

恋愛ルーキーズ

恋愛ルーキーズ あらすじ

映画『恋愛ルーキーズ』のあらすじを紹介します。

主人公のロジャー(ジョン・ヘダー)は、ニューヨーク市の違法路上駐車の気の弱い取締官。その日も、専用の小型車に乗り駐車禁止の車に反則金を科せようとしていた。しかしそれを見た車の持ち主であるチンピラが逆上。逃げようとしたロジャーは車のタイヤを銃で撃たれ、パニック症候群で過呼吸に陥り一瞬気を失い、謝る必要もないところを謝ってしまい、つけ込まれた挙げ句に持ち金と制服を盗まれてしまう。上司(ルイス・ガスマン)から説教され、同僚にからかわれ、自らボランティアでコーチを務める、子供スポーツクラブの生徒からも辞退を申し出られてしまう。ボロボロになり号泣しながら帰るロジャーに、スポーツクラブの責任者のイアンはある電話番号を渡す。何も聞かされぬままその電話番号に電話すると、それは自己啓発セミナーの番号だった。とりあえず言われた場所へ授業料5000ドル持って向かうと、個室に集められた生徒たちが席についており、ドクターPと名乗る鬼講師(ビリー・ボブ・ソーントン)が現れる。ドクターPは負け犬の生徒たちをいきなり罵倒し、5分ほどで授業を切り上げてしまった。訳の判らぬままロジャーと他の生徒たちは顔を見合わせるが、それはドクターPとその助手レッシャー(マイケル・クラーク・ダンカン)による悪夢の極秘レッスンの幕開けに過ぎなかった。そして翌日の授業で生徒たちはポケベルを持たされ、それが鳴ると目の前の相手を、誰彼構わず倒さなければいけないという理不尽な課題が提出された。負け犬から立ち上がろうとする生徒たちは発憤し、理にかなわない課題をこなすため、そこら中で喧嘩を売り騒動を巻き起こす。やがて授業も日増しにエスカレートして行き、次々と課題をこなしてゆくロジャーは優秀な成績でドクターPから褒められ、その勢いで同じアパートの隣に住む、日頃から気になっていた女子大生のアマンダを口説き落とそうとする。最初は順調に進むように見えたもののそこには大きな落とし穴が待ち構えていた。

恋愛ルーキーズ 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2006年
  • 上映時間:101分
  • ジャンル:コメディ、ラブストーリー
  • 監督:トッド・フィリップス
  • キャスト:ビリー・ボブ・ソーントン、ジョン・ヘダー、ジャシンダ・バレット、ルイス・ガスマン etc

恋愛ルーキーズ 批評 ※ネタバレ

映画『恋愛ルーキーズ』について、2つ批評します。※ネタバレあり

哀れな主人公が発憤し変貌する中で、二転三転するおバカな騙し合い

主人公のロジャーも、そのセミナーを受講する生徒たちも、日頃から自己啓発本を愛読するような哀しいメンバーという設定である。そんな気の弱さから5000ドルという高額な授業料を支払い、度胸を付けるために無関係の人たちに喧嘩を売り、ペイント弾を使った銃でサバイバルゲームをするという授業が何ともバカバカしい。そんな状態でも何とか食らいつこうとして涙ぐましい努力をするのだが、金を払って一朝一夕で度胸が身に付くと思っているところが既にアウトなのだが、まぁ、コメディなのでそういった設定もアリだろうと納得するしかない。ドクターPという講師も「お前たちはライオンになれ」と言いながら、アフリカでライオンがシマウマを狩っているスライドをしたり顔で見せているところがいかがわしすぎる。あまり真剣に観るような映画ではないのだが、以外と出演者が真剣な表情で演じているところは面白い。しかし主人公のロジャーが段々と図太くなり、ドクターPと騙し合うようになるところから以外とシリアスな展開になり、最後にストーリーが二転三転するところは、迫力はないがコメディらしい展開として見応えはある。B級作品ではあるが、脇役として「グリーン・マイル」に出演していたマイケル・クラーク・ダンカンなど個性的な性格俳優が登場していて飽きさせない。

ちょっぴり画作りがもの足りない

アメリカの映画界は近年以外とB級映画の佳作に出会う事が多い。金を掛けた大作ばかりではなくこういったコメディが増えるというのは、観る側としても予測不可能なだけに新鮮な驚きがあっていいものだ。しかしながら映画としてでなく、どこかテレビで観るような内容のものが多く、制作費が少ないというのが露呈しているのが少々残念ではある。それを補う若さの勢いというものが画面に表れている分、将来的な見込みという部分で救われる感じはあるが、せめてニューヨークの描写などで、もう少しリアリティがあれば映画らしさが出てよかったのかもしれない。

まとめ

アメリカの映画界は近年以外とB級映画の佳作に出会う事が多い。金を掛けた大作ばかりではなくこういったコメディが増えるというのは、観る側としても予測不可能なだけに新鮮な驚きがあっていいものだ。しかしながら映画としてでなく、どこかテレビで観るような内容のものが多く、制作費が少ないというのが露呈しているのが少々残念ではある。それを補う若さの勢いというものが画面に表れている分、将来的な見込みという部分で救われる感じはあるが、せめてニューヨークの描写などで、もう少しリアリティがあれば映画らしさが出てよかったのかもしれない。

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