映画『列車に乗った男』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「列車に乗った男」のネタバレあらすじ結末

列車に乗った男の概要:古い付き合いの仲間に銀行強盗をしないかと誘われたミランは、列車に乗ってとある町を訪れた。そこで会ったのは、マネスキエという名の一人の老人。彼は町に着たばかりのミランを厚くもてなした。自分とは正反対の生き方をしてきたマネスキエの世話になる内に、ミランに心境の変化が訪れる。

列車に乗った男の作品概要

列車に乗った男

公開日:2002年
上映時間:90分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:パトリス・ルコント
キャスト:ジャン・ロシュフォール、ジョニー・アリディ、ジャン=フランソワ・ステヴナン、チャーリー・ネルソン etc

列車に乗った男の登場人物(キャスト)

ミラン(ジョニー・アリディ)
銀行強盗を繰り返していた犯罪者。最近は身を潜めていたが、古い付き合いの仲間に誘われ、仕事を手伝うことにした。
マネスキエ(ジャン・ロシュフォール)
ミランが立ち寄った薬局で知り合った老人。現役時代は教師として働いていた。

列車に乗った男のネタバレあらすじ

映画『列車に乗った男』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

列車に乗った男のあらすじ【起】

列車に乗って寂れたとある町にやってきたミランは、アスピリンを求めて訪れた薬局でマネスキエと知り合う。マネスキエは町にやってきたばかりのミランを屋敷に招くが、ミランは薬を飲むための水を貰うと、すぐに帰ってしまった。

マネスキエの屋敷を後にしたミランは宿を探す。しかし、看板を頼りに寄ってみても、休業していたり、店を畳んでいたりと、中々部屋を見つけられないでいた。その内に日が暮れてしまい、ミランは観念してマネスキエを頼ることにした。

マネスキエは再びやってきたミランを歓迎した。壁に飾ってある先祖の絵を自慢しながら、マネスキエはミランに部屋の案内をする。お喋りなマネスキエにミランは閉口したが、世話になる手前、黙って話を聞いた。土曜まで泊めて欲しいというミランに対し、マネスキエは快く頷いた。彼も丁度、土曜日に用事があると言う。就寝の挨拶の後、ミランは荷物の整理を始めた。鞄の中身を机の上に広げていく。滞在中の着替え、それから拳銃……。

列車に乗った男のあらすじ【承】

明くる日、ミランは屋敷の庭を散歩していると、トレーニングに励むマネスキエと出くわした。身体が老いに負けぬよう鍛えていると言う。庭での運動が済むと、マネスキエは自室で西部劇の保安官の真似事をしたり、ジグソーパズルをして時間を潰した。

一方、ミランは廃工場で旧知の仕事仲間と待ち合わせした。互いに再会を喜び合う二人は準備を整えると車を走らせた。

ミランが屋敷に戻ると、マネスキエは子供を招き、勉強を教えていた。勉強の時間が終わり、子供を家に帰すと、マネスキエはミランが戻ってきていることに気付いた。話し相手の帰還を喜ぶマネスキエだったが、無口なミランは付き合わなかった。

ミランは仕事仲間と共に強盗予定の銀行の下見に来ていた。内観や監視カメラの位置を調べていると、そこにマネスキエがやってきた。四十年、この銀行に口座を持っているが、長年やってみたかったことがあるとマネスキエはミランに耳打ちした。強盗だとマネスキエは冗談を言い、それからミランを昼食に誘った。店で食事が運ばれるのを待っていると、マネスキエとミランは二人組の若者が騒いでいるのを目撃した。騒動に巻き込まれかけたミランは黙ってやり過ごした。マネスキエは怒らないのかと聞く。二人組を相手に勝てるのは映画の中だけだとミランは答えると共に、こんな風に考えるのは老いた証だと嘆く。勇気を出して無茶をすれば、人生が変わるかも知れない。マネスキエはそう言って、二人組に注意する。店内は更なる騒動を予感して静まり返るが、二人組の若者はマネスキエの昔の生徒だった。マネスキエを恩師として敬っていた若者は彼の言うことに従い、態度を改めた。ミランの座るテーブルに戻ったマネスキエは、お預けを喰らったと苦笑いした。

列車に乗った男のあらすじ【転】

マネスキエと別れたミランは仲間に計画から手を引くと打ち明ける。理由を問われたがミランは答えなかった。ミランがいなくともやり遂げてみせると彼の仕事仲間は言った。

屋敷に戻ろうとしたマネスキエは、何者かが敷地に侵入した痕跡を見つける。泥棒の類だと思ったマネスキエは慎重に屋敷に近付く。すると、木陰から鎌を持った大柄の男が現れた。男の姿を見てマネスキエは庭師に仕事を頼んでいたことを思い出すと、ばつが悪そうに屋敷に戻った。

夜になって食卓を囲うマネスキエとミラン。マネスキエは彼が銃を持っていると見抜いた上で、どうしてこの町にやって来たのかと尋ねてきた。ミランが銀行強盗をするためだと白状すると、マネスキエは手伝わせてくれと申し出た。ミランはマネスキエの申し出を断った。せめて銃の使い方を教えてくれと言うマネスキエ。ミランはマネスキエに銃を教える代わりに、彼から詩を教わった。

マネスキエはミランと別れると病院を訪れ、レントゲン検査を受けた。

列車に乗った男のあらすじ【結】

ミランは美術館で仲間と落ち合い、銀行強盗計画への参加意思を再度表明した。一方、マネスキエの屋敷には、彼の姉が来ていた。彼女は土曜日に入院するマネスキエのために荷造りの手伝いに来ていた。遺書を書いたと打ち明けるマネスキエ。屋敷を含めた全ての遺産を姉に残すと言う。

マネスキエは床屋に行き、店主に普段とは違う髪形にしてくれと頼む。その頃、マネスキエの屋敷を彼の教え子が訪ねてきた。留守を預かっていたミランは教師役を買って出た。

その晩、ミランの仲間は強盗用の車を盗み出し、医者はマネスキエのレントゲン結果に異常を見つけた。マネスキエはミランに金を貸すと申し出る。どうせ使い道のない金だから返済が何時になっても良い。そう言ったが、ミランはその話を断った。

遂に土曜日がやってきた。マネスキエはミランに列車に乗って自分の町に帰るよう促した。しかし、ミランの決意は固かった。ミランは仲間たちと共に銀行へ、マネスキエは独り病院に向かった。

マネスキエの手術は失敗し、ミランは仲間に裏切られ、警察に撃たれる。死に際、二人は互いに相手の夢を見た。

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