『リディック』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2004年のアメリカ映画、孤高の一匹狼リディックが銀河を征服し続ける邪悪な軍隊との死闘を繰り広げる。監督は「ピッチブラック」のデヴィッド・トゥーヒー、出演は前作に続きヴィン・ディーゼル。

あらすじ

リディック』のあらすじを紹介します。

ネクロモンガーと呼ばれる邪悪な軍隊が銀河を次々と征服していた。彼らはアンダー・ヴァースという約束された暗黒世界を目指していたのだ。その統治者の名前はロード・マーシャル、この世でただ一人アンダー・ヴァースの門まで行き着き“聖なる生死人”となった。

UV星系第6惑星、雪の降りしきるこの惑星で宇宙船に追いかけられる一人の男がいた。その男の名前はリディック、岩場に入り込みひとりまたひとりと谷底へと落としていく。リーダーのトゥームズはリディックにヘイロン第一惑星で懸賞金が出されている事を教える。何故あの時助けた男が・・答えを聞くためにその船を奪ってヘイロン星へ。

イマムの前に現れたリディックはどうして裏切ったのか尋ねた。するとそこへエレメンタル族のエアリオンが現れネクロモンガーのこと、統治者を倒すことができるのはフューリア星の戦士だけだと告げられる。イマムはフューリア星の赤子は生まれてすぐにへその緒を首に巻かれて絞め殺されたと聞き、もしかしてリディックはその時の生き残りではないかと思い懸賞金をかけて彼を捜し出したのだという。

俺には関係がないと去ろうとするのだが我々を見殺しにするのか、あの子のようにと言われ思わず立ち止った。そこへネクロマンサーの攻撃が始まった、イマムは妻子を助けようとして殺されてしまう。それを見たリディックは静かに怒り、復讐のためネクロマンサーの船へ乗りこむのだった。

評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2004年8月7日
  • 上映時間:115分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:デビッド・トゥーヒー
  • キャスト:ビン・ディーゼル、ジュディ・デンチ、コルム・フィオール、タンディ・ニュートン、カール・アーバン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『リディック』について、考察・解説します。※ネタバレあり

リディックの孤独

UV第六惑星で追われていた時、助けたイマムが自分を裏切ったと思い怒ります。この場所にいることを知っているのはイマムだけだったからです。“いい教訓だ、友だちなんてものはいねえ。親しくすれば相手が不幸になるだけだ”信じていたからこそ潜伏先を告げたのですから怒りはどれほどのものだったでしょう。ですが結局彼を裏切ったのではなかった上にネクロモンガーによって殺されてしまうのです。

そして物語が進むにつれ全滅したと思われていた同じ星の人間がいることを知ります、それはなんとロード・マーシャルの側近だったのです。リディックを殺しにヴィーゴと共にクリマトリアに来ていた彼は焼け死ぬ寸前の彼を助け、自分のしてきたことを悔やみながらリディックに未来を託して自害してしまいます。

さらによかれと思ってイマムの元へ置いていったジャック(キーラと改名)が自分と同じように犯罪者となり最後にはネクロモンガーにされてしまいます。ネクロモンガーとなったキーラに俺の味方か?と尋ねると虚ろな瞳で答えることなく去ってしまいます。キーラのために5年もあの氷漬けの星に潜伏していたのです、そのキーラに見捨てられ絶望したリディックは“俺のすべてを殺した”とつぶやきネクロモンガーの統治者ロード・マーシャルとタイマン勝負をします。

まとめ

前作「ピッチブラック」のダークヒーローリディックに焦点を当てた作品です。イマムとの何気ない会話“へその緒がついたままゴミ箱に捨てられた”から壮大な話に展開します。ネクロモンガーの統治者ロード・マーシャルはまるでイエス・キリストの誕生を知って2歳以下の子どもを虐殺してしまったヘロデ王のようです。リディックがフューリア人だと知り激しく動揺し、それが兵士にも伝わって反乱の種になってしまいます。

リディックは捨てられたのではなく、赤子の虐殺から守る為にゴミ箱に隠されたのでしょう。欲しい物はすべて奪われ(友や妹のような存在)代わりに邪悪で強大な力を手に入れます。エアリアンが言ったように一匹狼のリディックがこの軍隊をどのように率いていくのかが気になるところです。

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