『ロビンソン・クルーソー(1997)』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

古典的小説を大胆にアレンジした映画。冒険がメインではなく、原住民との交流を描く。監督は『ネバーエンディング・ストーリー第2章』のジョージ・ミラー。主演は5代目ボンドのピアース・ブロスナン。

あらすじ

ロビンソン・クルーソー(1997)』のあらすじを紹介します。

舞台は1703年。ロビンソン・クルーソー(ピアース・ブロスナン)は恋人を巡る決闘で親友を殺してしまう。逃げるように船乗りとなり、スコットランドを後にしたのだが、彼の乗った船が難破してしまい、無人島に漂着する。乗組員は船長のペット犬スキッパー以外全滅。無人島でのサバイバルを強いられてしまう。

1年間のサバイバル生活を経て、原住民のミマ族の儀式に遭遇。生贄を助け出し、生贄男(ウィリアム・タカク)にフライデーと名づけて共にサバイバル生活することになった。なんだかんだあって友情を深めた二人だが、なんだかんだあってフライデーと決闘しなければいけなくなってしまう。

評価

  • 点数:40点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:1996年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:ロッド・ハーディ、ジョージ・ミラー
  • キャスト:ピアース・ブロスナン、リセット・アンソニー、ウィリアム・タカク、ポリー・ウォーカー etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ロビンソン・クルーソー(1997)』について、考察・解説します。※ネタバレあり

いくらなんでも内面的過ぎる

本作はロビンソン・クルーソーの最大の魅力である冒険要素を一切排除しているとも言える、なんだか残念な映画でした。ピアース・ブロスナンをキャスティングしてるんだから、アクションを観せてくれないと嘘でしょー。生贄男との友情、宗教に対する悩みなどがテーマになったおかげで、非常に内面的な話になってしまい、ロビンソン・クルーソーじゃなくても成立する話になってしまいました。古典を引っ張りだしたんだから、それなりの理由がないと。ロビンソン・クルーソーという名前で客を呼ぼうとしたんでしょうね。そんなことしなくても、ピアース・ブロスナンの名前だけでそこそこ客は入っただろうに。

そんで、ストーリーは突っ込みどころに満ちていました。なんで犬とロビンソン・クルーソーだけが生還したのかわからんし、1年も島で暮らしているのにミマ族と遭遇しなかった理由もよくわからん。1年の間に絶対コンタクトしてるはずだけど、そんなことはどうでもいいんだよ!ロビンソン・クルーソーの悩みと友情、辛い現実を受け入れてめでたしめでたし……。これを観せたいんだから!オチは全然納得出来ないけどな!誰が得するんだこんな映画!ピアース・ブロスナンに謝れ!

まとめ

非常に退屈な映画でした。生贄男との友情の描き方がイマイチで、肝心のアクションがイマイチで、オチは最低。生ごみと一緒に捨ててしまいたくなるような映画でした。ピアース・ブロスナンを使った意味って何だろう?ピアース・ブロスナンがこんな仕事を受諾した理由って?さっぱりわかりませんね。とにかくオチが気に入らないので、こんな映画のことは綺麗さっぱり忘れてしまうことにします。

ところで、ロビンソン・クルーソーは映画の題材として良さそうな題材なのに、以外と苦戦してるんです。戦前にいくつかの映画が作られたそうですが、パッとせず。2003年にフランスで映画化されたけど、パッとせず。有名過ぎる古典作品は、実写映画化される時のハードルが高すぎて失敗するんでしょうね。『ロミオ&ジュリエット』レベルの改変をしなきゃ!と思い込んで、本作のように大失敗してしまうんでしょう。

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