映画『ロシュフォールの恋人たち』あらすじネタバレ結末と感想

ロシュフォールの恋人たちの概要:「シェルブールの雨傘」のジャック・ドゥミ監督のミュージカル。主演はカトリーヌ・ドヌーブ、フランソワーズ・ドルレアック(カトリーヌの実の姉)、ジーン・ケリー。1965年製作仏・米国映画。

ロシュフォールの恋人たち あらすじネタバレ

ロシュフォールの恋人たち
映画『ロシュフォールの恋人たち』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ロシュフォールの恋人たち あらすじ【起・承】

フランス西南部の港町、ロシュフォール。この町に双子の美人姉妹がいた。
姉ソランジュ(フランソワーズ・ドルレアック)はピアノ教師。妹デルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)は、ダンサー志望でダンスを教えていた。

町では、2日後にお祭りが開かれる予定で、姉妹もとても楽しみにしていた。2人は、そのお祭りで運命の人に出会えることを夢見ていた。

姉妹には、カフェを営む母親イヴォンヌ(ダニエル・ダリュー)がいた。
カフェは盛況で、常連客には祭りに出演する旅芸人のエチュンヌ(ジャージ・チャキリス)とビル(グローバー・デール)、そして理想の女性を夢見て絵を描き続けている、水兵のマクサンス(ジャック・ペラン)。
祭りの日。旅芸人のエチュンヌが急にダンサーが2名出られなくなった代わりに、双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌに出演依頼をすることに。そこで、2人は歌とダンスで会場を盛り上げた。

その様子に満足した旅芸人のエチュンヌは、双子の姉妹に“パリで有名にならないか?”と誘う。2人もパリでの活躍を夢見て、パリ行きを決めるのだった。

ロシュフォールの恋人たち あらすじ【転・結】

素敵な恋人が欲しい!と強く望む2人だったが、実はもう出会っていたのだ。
それになかなか気づけないだけ。

姉のソランジュは、以前、町の通りで落とした楽譜を拾ってくれた音楽家のアンディ(ジーン・ケリー)に心動かされていた。そんな彼とパリ行の準備をする中で再会した。
2人はキスと抱擁を交わし、ソランジュは彼と共にロシュフォールで生きてゆくことを決めた。

一方、双子の母親のイヴォンヌは、以前の恋があきらめきれないでいた。そんなイヴォンヌの前に元彼ダム(ミシェル・ピコリ)が現れた。2人は意気投合し、再び熱い仲に。

デルフィーヌは、恋人がいなかったが姉ソランジュや母親イヴォンヌと離れて、パリへ向かうトラックに乗った。トラックには、旅芸人のエチュンヌやビルも一緒だった。

パリを目指す3人の前に、水兵を除隊したマクサンスが乗ってきた。
後に分かったことだが、マクサンスが理想の女性として描いた絵を見ると、デルフィーヌにそっくりだったのだ。

ロシュフォールの恋人たち 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1966年
  • 上映時間:123分
  • ジャンル:ミュージカル、ラブストーリー
  • 監督:ジャック・ドゥミ
  • キャスト:フランソワーズ・ドルレアック、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジーン・ケリー、ジョージ・チャキリス etc

ロシュフォールの恋人たち 批評・レビュー

映画『ロシュフォールの恋人たち』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

60年代の華やかさに彩られた、運命の恋を予感させるミュージカル♪

シェルブールの雨傘」を撮ったジャック・ドゥミ監督の作品で、キュートでご機嫌な歌とダンスが楽しめます!フランスの60年代のオシャレなワンピースや帽子、靴などファッションセンスも可愛くて、飽きません。

特に双子の姉妹を演じる、カトリーヌ・ドヌーブと実の姉、フランソワーズ・ドルレアックの息の合ったミュージカル・シーンは必見です!

双子の恋愛って、両方が上手くゆくのが難しいから、その相手役に誰がなるのかというのがこの映画での一番盛り上がる部分ではないでしょうか。

姉のフランソワーズ・ドルレアックが恋に落ちる相手を、「雨に唄えば」のジーン・ケリーが演じています。この2人の出会いのシーンもありきたりなんだけどいい。
双子の姉が、道にばらまいてしまった楽譜を、彼が拾ってあげて歌うんです。

ジャック・ドゥミ監督は、ジーン・ケリーの出演に大変こだわったと言われていて、彼のおかげで映画が完成したといっても過言ではない。

また、「ウエスト・サイド物語」に出演したエチュンヌ役のジョージ・チャキリスのダンスも目を惹きます。ぜひ、素晴らしい俳優陣の競演に注目してご覧下さい。

元祖美魔女!カトリーヌ・ドヌーブ

フランスを代表する女優といえば、カトリーヌ・ドヌーブです。現在、72歳ですが、その美貌や存在感は未だ衰えていません。彼女の美しさと演技に注目してみました。

最大のヒット作は、ジャック・ドゥミ監督の「シェルブールの雨傘」(64)でのジュリビエーブ役です。戦争によって引き裂かれた悲恋の物語ですが、音楽に泣けます。

次に本作「ロシュフォールの恋人たち」も、同じ監督ですが、オシャレでレトロな雰囲気がとにかくかわいい。ミュージカルの醍醐味である、音楽の良さも堪能できます。

最近では、フランソワ・オゾン監督の「8人の女たち」(02)やベルギー映画「神様メール」(15)などに出演。「8人の女たち」では、ベルリン国際映画賞銀熊賞に8人全員で受賞しています。

彼女の最新作は、「太陽の目覚め」(15)で、2016年8月6日に公開予定です。
これからも、彼女の活躍から目が離せない!

ロシュフォールの恋人たち 感想まとめ

カトリーヌ・ドヌーブ姉妹のコケテッシュな魅力とミシェル・ルグランの音楽が、最高に楽しい映画です!

ミュージカル映画というと、突然歌いだし・・というのに違和感を持つ人も少なからずいると思いますが、ゆるいダンスから始まりますので音楽だけでなく、港町ロシュフォールの美しい風景も味わえますよ。

おしゃれな服や60年代のレトロ感は観ているだけでも、心がワクワクします。聴くも良し、観るも良しの作品はなかなかありません。

カトリーヌ・ドヌーブの美貌にやられ、現在72歳というのにも驚きます!残念なのは、カトリーヌの姉がこの作品の後に若くして亡くなっていること。

それでも、新作映画のオファーが絶えないカトリーヌを見て、きっとお姉さんも喜んでいるのに違いありません。

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