映画『ロッキー4 炎の友情』あらすじネタバレ結末と感想

ロッキー4 炎の友情の概要:地位も名誉も手に入れたロッキーの元に現れたのは、無情の死神ドラゴ。盟友アポロの死を乗り越えリベンジファイトを成し遂げられるのか。ドルフ・ラングレンを敵役に迎えたシリーズ第4弾

ロッキー4 炎の友情 あらすじネタバレ

ロッキー4 炎の友情
映画『ロッキー4 炎の友情』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ロッキー4 炎の友情 あらすじ【起・承】

クラバー・ラングを倒し、再びチャンピオンに輝いたロッキー(シルベスタ・スタローン)は、地位も名誉も家族も手に入れ平和に暮らしていた。
そんな彼に、ソ連のアマチュア・ホープからプロ・ヘビー級ランカーとなった、イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)が、ロッキーに挑戦状を叩きつけてくる。

挑戦を受けて立とうとするロッキーだったが、それを止めたのはアポロ(カール・ウェザーズ)だった。

かつて無名の三回戦ボクサーだったロッキーの挑戦を当時ヘビー級チャンピオンだったアポロは受けてたった。
『オレが先にあいつと勝負する』
ベガスで開催されたエキジビションマッチで、アポロはドラゴに挑む。

試合の序盤はアポロ優勢で進んだものの、それはアポロのスタミナがいつ切れるか、図っていたドラゴの策略だった。
ボクサーとしての盛りをすぎたアポロの体力が尽きたのを見計らい、猛然と反撃に出るドラゴ。

そしてドラゴは無情にもリングの上でドラゴを殺す。
唖然となったロッキーは、ソ連側に反撃する見返りとして、ファイトマネーゼロ、未許可での公式戦、ソ連開催という、
圧倒的不利な立場でリベンジファイトに臨む事となる・・・。

ロッキー4 炎の友情 あらすじ【転・結】

ロッキーは、家族の反対を押し切り、リベンジファイトに臨む為、敵地、ソ連の大自然の中で、トレーニングに励み、自分自身を極限まで追い込んでいった。

対するドラゴは、最新鋭のトレーニング機材、ハイテク分析機器を導入し、パーソナルトレーナーのルドミリア(ブリジット・ニールセン)の、
プログラミング通りに試合予定日にあわせ、完璧な体を作り上げていた。

試合当日、首都モスクワの会場はロッキーの入場と同時に激しいブーイングが起こり、貴賓席には政府役員が並んでいた。
だが、そんな事はロッキーには関係がない、この試合はアポロの仇打ちであり、米国の威信を背負ったものだった。

殴られ続け、14Rを周り、血まみれになってもなお、立ち上がり続けるロッキーに対し、最初はブーイングを
浴びせていたソ連国民がロッキーコールを浴びせ始める。

すると今まで無表情だったドラゴの顔が、怒りの表情に変わり、最終の15R、ロッキーとドラゴは自分たちのボクサー魂をリングの上でぶつけ合った。
前半はドラゴからパンチを浴びる一方だったロッキーだったが、後半巻き返し、ボディーブローを効かせ、最後はKO勝ちで勝利を収める。

ロッキーは勝利した後『我々は、変わる事が出来る』と残しリングを去っていった。

ロッキー4 炎の友情 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1985年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ、スポーツ
  • 監督:シルヴェスター・スタローン
  • キャスト:シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バート・ヤング、ドルフ・ラングレン etc

ロッキー4 炎の友情 批評・レビュー

映画『ロッキー4 炎の友情』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

何故アポロはロッキーより先にドラゴに挑戦したのか

カール・ウェザース演じるアポロは、有頂天になってドラゴの挑戦を受けて立とうとするロッキーを、その命を捧げて制している。
ドラゴに挑戦する時のアポロの一挙一動は、人生上滑りな人なり、その時任せだった人程、後悔の念にかられるはずだ。

アポロは、エキジビションマッチに参戦する時に、現役時代の様に派手な井出達で鳴り物入りで登場する。
盛りを過ぎたボクサーであるのに、わざとそうしている。

試合の前半、思い切ってドラゴに攻め入る姿は、まるで最後の勇士を、ロッキーだけでなく家族に見せるかのようだ。
そして彼は、ドラゴにサンドバックにされ、リングの上で殺されてしまう。

それはロッキーに、舐めてかかるとお前もこうなるぞと、身を持って示した姿なのだ。

極端なソ連描写の向こうにあるもの

映画のクライマックス近くで、ドラゴは業を煮やした政府首脳の手先がロッキーを殺そうと発砲してくる。
だが、これが今まで無表情で戦っていた彼の心に火をつける。

今までお国の為に戦ってきたが、これからは自分の為に戦うと。
そして彼は最後の15Rは、自分らしさを出して全力で戦う事となる。

この戦い方は、『完全なるチェックメイト』のスパスキーとフィッシャーの、やりとりにも似ている。
スパスキーは当時有数なるチェスプレーヤーだったが、それは国家の後ろ盾があったからだった。

ソ連という国の息苦しさを米国の典型的娯楽映画が描くのは皮肉でもある。

ラングレンとスタローンを繋げた作品

この映画は、ドルフ・ラングレンの映画デビュー作でもある。

四ヶ国語に堪能で、数学、物理学、化学を専攻とする、名前の通った世界の一流大学を次々と合格したものの、
科学者の道を諦め、モデルになったラングレンが、わざわざスタローンに売り込んで、実現した敵役だったそうだ。

今では『エクスペンダブルズシリーズ』や、B級アクション映画の常連となったラングレンだが、
もしも彼が、スタローンと逢わなければ別の人生を歩んでいたかと思うと不思議でならない。

ロッキー4 炎の友情 感想まとめ

この映画、サントラは『ロッキーのテーマ』でも有名になったビル・コンティが唯一手がけていない事でも知られている。
だが、セットリストを見るとジェームス・ブラウンの『Living in America』がロッキーのトレーニングシーンのBGMにかかっていたりなど、
エンタテイメント性の高い作りになっている。

後に、ボクサーや格闘技選手が入場テーマに使用しているサントラが、この映画のものであるのも、頷けるだろう。

映画の内容としては、単純明快で盛り上がり方、終わり方も同じであるが、唯一他の作品と違うのは、
アポロが命と引き換えに、ロッキーに教えた事かもしれないと思う。

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