映画『ろくでなし(1960)』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ろくでなし(1960)」のネタバレあらすじ結末

ろくでなし(1960)の概要:金持ち息子と、それにたかる貧乏学生。彼らは退屈しのぎに犯罪に手を染めようとしていた。それぞれに違う悩みを抱えた大学生四人が送る学生最後の夏。映画好きにはたまらないラストシーンは見逃せない。

ろくでなしの作品概要

ろくでなし

公開日:1960年
上映時間:88分
ジャンル:青春、アクション
監督:吉田喜重
キャスト:津川雅彦、高千穂ひづる、川津祐介、山下洵一郎 etc

ろくでなしの登場人物(キャスト)

牧野郁子(高千穂ひづる)
銀行で社長秘書として働いている。気の強い女。社長の息子である俊夫達に襲われるも、堂々とした態度をとる。その中の一人である淳に惹かれていく。
北島淳(津川雅彦)
貧乏学生。金持ちの俊夫とつるんで悪さをする。しかし、その事に後ろめたさを感じてもいる。正義感を持っていて、どこか悲しげな雰囲気を持っている。
秋山俊夫(川津祐介)
銀行の社長を父に持つ金落ちの息子。全てに退屈しており、遊びだと言って様々な悪さをする。しかし、最後の一線を超えない冷静な部分を持っている。
森下(山下洵一郎)
俊夫の仲間の一人。淳とは違い、お金の為に俊夫とつるむ事に罪悪感を感じていない。遊びではなく、お金の為に犯罪を犯してもいいと思っている。

ろくでなしのネタバレあらすじ

映画『ろくでなし(1960)』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ろくでなしのあらすじ【起】

秋山俊夫は街中で高級車を走らせている。その車には他に三人の友人達が同乗している。街中で牧野郁子という女を発見した俊夫は、彼女の前で車を止める。郁子は俊夫の父親の会社で秘書として働いていた。郁子を車に乗せると、郁子の持っていた会社のお金を奪う。しかし、郁子はどうせ俊夫の父のお金だからと言って平然としている。しばらくすると、俊夫はただの遊びだったと言ってお金を郁子に返す。

会社に帰ると、郁子は俊夫の父である社長にお金を盗まれかけた事を報告する。しかし社長はそれが民主主義だと言って一切怒らないのだった。

お金を奪わなかった事に対して友人達は俊夫を非難する。所詮俊夫は金持ちの息子で甘っちょろいと言うのだった。

父に呼び出された俊夫。父は俊夫の友人達の事を非難する。父は俊夫に、お金が欲しいのかと聞く。しかし、俊夫はお金の為でなくただ面白くてやったと答える。父は決して怒らないのだった。俊夫は父から、郁子が俊夫達のことを狼だと言っていたこと知り郁子を懲らしめてやろうと言う。

ろくでなしのあらすじ【承】

兄の信一とその妻の久子と共同生活をしている郁子。信一夫婦は決して裕福ではなく、夫婦は度々喧嘩を繰り返す。

俊夫がお金稼ぎの為に主催するパーティーに郁子を呼び出す。淳に連れられて郁子は無理矢理パーティーに参加させられる。

パーティー会場では、俊夫が郁子のことを有名なフランス帰りのシャンソン歌手だと言って周りの人物達に嘘をつく。到着した郁子は何も知らないが、会場にいた人達は騙されて郁子を歓迎する。困っている郁子を見て喜ぶ俊夫。すると、突然電気が消える。逃げ出した郁子を待っていたのは淳だった。電気を消したのも淳だったのだ。

郁子が逃げ出したパーティー会場は怒声に溢れていた。一方車に乗り込んだ郁子は淳に、もう俊夫達と付き合うのは止めろと言う。淳はただの暇つぶしだと言うのだった。

俊夫達が淳に、パーティーで被った被害額を払えと迫る。払わないと言う淳。俊夫は代わりに郁子を呼び出して払わせようとする。

お金を持って来た郁子。郁子を庇って殴られた淳の顔を心配する郁子。もう俊夫達とは離れろと再び注意するのだった。

ろくでなしのあらすじ【転】

美味しいご飯を食べる為に俊夫の父の誕生日パーティーに参加する淳達。そこで淳は郁子に再会する。お金を返す為に来たと言う淳。郁子は、他の人とは違うものを持っている淳に興味を持ち始めていた。

俊夫に誘われて海へと訪れた淳達。俊夫は、淳達がお金目当てでいつも付き合っていることを知っていた。淳はそのことに後ろめたさを感じているのだった。そこへ郁子が社長からのお金を届けにくる。その帰り道、電車で一緒になった淳は郁子にアルバイトを紹介してもらう。その夜、淳は郁子の部屋へと招待されると、郁子を無理矢理ベッドへと押し倒すのだった。

ある日、アルバイト帰りの淳を待っていた郁子。そこへ俊夫が車に乗って現れる。郁子に、束縛されるのはもう嫌だと言って俊夫について行く。ついて行った先で、俊夫は銃を手に入れる。

淳のアルバイト先へと現れる郁子。これ以上俊夫達とは付き合うのはダメだと注意する郁子。翌日、淳はアルバイトを辞める。心配して淳の自宅を訪れる郁子。もうこれ以上郁子に縛られたくない淳は、先日はただの遊びだったと郁子に告げる。

ろくでなしのあらすじ【結】

家に帰った郁子は部屋に閉じこもってしまう。そして郁子は荒れてしまい、いつも誘いを断っていた会社の同僚の誘いを受ける。

俊夫が、青春と共にもう遊びはお終いだから付き合いを辞めようと仲間に告げる。すると仲間の森下が、最後に郁子から銀行の金を盗もうと言い出す。俊夫も淳もそれを止めるが、森下は俊夫から銃を奪って俊夫のもとを去る。金持ちはいつも高みの見物だと俊夫に捨て台詞を吐き、淳は森下を追いかける。

俊夫は郁子に、淳達が郁子を本当に襲うつもりでいると告げる。淳がいることを聞いた郁子はいつものように会社のお金を運ぶ。淳と森下に車へと連れ込まれる郁子。郁子は淳に、淳は来ないと思っていたのにと怒る。すると淳が森下に、お金を返そうと言う。森下はそれを断り、取っ組み合いの末淳に向けて発砲してしまう。逃げ出した森下を車で引き倒す淳。淳は鞄を拾い、郁子に返す。鞄の中身はただの紙切れだと告げる郁子。あれは遊びだ、とセリフを吐いた後、淳は郁子にもたれかかるように倒れる。

Amazon 映画『ろくでなし(1960)』の商品を見てみる