映画『ランナウェイ 逃亡者』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『ランナウェイ 逃亡者』のネタバレあらすじ結末

ランナウェイ 逃亡者の概要:ロバート・レッドフォード監督・主演の社会派サスペンス。ベトナム反戦運動からテロ行為に及んだ学生過激派組織「ウェザーマン」。元幹部ジムは素性を隠し暮らしてきたが、30年ぶりにメンバーが逮捕され、再び追われる身となる。

ランナウェイ 逃亡者の作品概要

ランナウェイ 逃亡者

公開日:2015年
上映時間:101分
ジャンル:ヒューマンドラマ、サスペンス
監督:ダニ・デ・ラ・トレ
キャスト:ルイス・トサル、エルビラ・ミンゲス、ゴヤ・トレド、ハビエル・グティエレス etc

ランナウェイ 逃亡者の登場人物(キャスト)

ジム・グラント / ニック・スローン(ロバート・レッドフォード)
元過激派組織「ウェザーマン」メンバー。ミシガン銀行の守衛殺害容疑で指名手配中だが、実は襲撃に参加していなかった。今は身分を偽り、弁護士で一児の父として平穏に暮らしている。

ニック・スローンは名前を変える前のジムの本名。

ベン・シェパード(シャイア・ラブーフ)
「アールバニ・サン・タイムズ」紙の若き新聞記者。「ウェザーマン」の指名手配犯シャロンの自首を機に、一連の事件の担当を任される。野心家で特ダネにくらいつくガッツの持ち主だが、反戦運動の時代を知らず傍観主義の一面も。
ミミ・ルーリー(ジュリー・クリスティ)
元過激派組織「ウェザーマン」メンバー。ミシガン銀行の守衛殺害容疑で指名手配中。今でも過激派精神は健在で、名前や結婚相手を何度も変えながら反体制運動に身を投じている。過去にジムと恋愛関係にあり、子供を妊娠していた。
シャロン・ソラーズ(スーザン・サランドン)
元過激派組織「ウェザーマン」メンバー。ミシガン銀行の守衛殺害容疑で指名手配中だったが、30年の時を経て逮捕された。自分たちの運動は間違っていなかったと今でも信じているが、殺人を犯してしまった事を後悔し、自首する気でいた。
イザベル(ジャッキー・エヴァンコ)
ジムの一人娘。母親はすでに亡くなっている。愛する父が昔殺人を犯したという話を漏れ聞き、心を痛めている。ジムがFBIに追われ、ジムの弟・ダンのところに預けられる。
ヘンリー・オズボーン(ブレンダン・グリーソン)
30年前に「ウェザーマン」のミシガン銀行襲撃事件を担当した、元警察署長。事件について口を閉ざしたがっている。ミミと幼馴染だったことを隠していた。
レベッカ
ヘンリーの娘。ベンとヘンリーとの橋渡しとなる。実は養女で、実の両親はジムとミミだが、その事実を知らずに今まで育ってきた。
レイ(スタンリー・トゥッチ)
地方新聞「アールバニ・サン・タイム」紙の編集長。ベンを「ウェザーマン」一連の記事担当に抜擢するが、彼の奔放な取材に振り回されている。

ランナウェイ 逃亡者のネタバレあらすじ

映画『ランナウェイ 逃亡者』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ランナウェイ 逃亡者のあらすじ【起】

ベトナム戦争への反戦運動が激化した時代、学生過激派組織「ウェザーマン」は爆弾テロを起こし、ミシガン銀行襲撃事件の犯人として指名手配された。しかしFBIはメンバーのうち1人だけしか捕まえられず、組織は忽然と姿を消した。

30年の時がたったころ、「ウェザーマン」の主要メンバー・シャロン・ソラーズが守衛殺害容疑で逮捕された。地方紙「アールバニ・サン・タイム」の編集長・レイは、若き新聞記者・ベンに「ウェザーマン」関連の記事を任せる。シャロンのほかにまだ主要メンバーのミミ・ルーリー、ニック・スローンが、守衛殺害容疑で指名手配されていた。

ベンはFBIにいる元恋人から手がかりを得て、執念の取材でジム・グラントという弁護士にたどり着く。ジムは小学生の娘イザベルと暮らすシングルファーザーで、立派な経歴の弁護士だった。ベンはジムがシャロンをかくまったかのような記事を書き、ジムの事務所に押しかける。

ジムは仕方なく話に応じるが、記事の内容に怒っていた。ジムは「自分は事件に関係ない」とベンを追い返し、車で去って行った。ジムの車のナンバーを撮ったベンは、社会保障番号から彼の素性を調べ始める。すると1979年以前ジム・グラントという人物は存在していなかったことがわかる。彼の正体は「ウェザーマン」の元主要メンバー、ニック・スローンだったのだ。

ランナウェイ 逃亡者のあらすじ【承】

ベンの特ダネでジムの正体が明らかにされ、FBIもジムの行方を追い始める。一方ジムは、イザベラをつれてニューヨークへ行き、弟のダンに彼女を託していた。FBIはジムの滞在先を突き止めたが、後一歩のところでジムに逃亡されてしまう。

シャロンはFBIの聞き取りを拒否、ジムと話したがっていた。取調室に呼ばれたジムに、シャロンは自分が逮捕直前に自首しようとしていたこと、革命運動当時の切実な思いを語る。シャロンはニックとミミが愛し合っていた事も明かした。ミミの行方はメンバーも知らなかった。

ジムの弟・ダンに取材しようとしたベンだったが、彼の元にいたイザベルが2人の話を聞いてしまう。イザベラは父親が人を殺したと聞き心を痛める。一方ジムはミミの行方を探して、旧友のドナルを訪ねていた。彼女は今でも反体制運動に身を投じているといううわさだった。ドナルは同じく元学生運動家だったジェドを訪ねるよう助言する。次の日、FBIはドナルを逃亡ほう助罪で逮捕する。FBIの捜査が再開された事を知ったミミは、名を変えて逃げようとしていた。

ジムがなぜ娘を置いて逃げるのか疑問に思ったベンは、ルイ編集長の命令を無視してミシガン州へ向かう。ベンはミシガン銀行襲撃の捜査官だったオズボーン元署長を探し、娘のレベッカのつてで彼へのインタビューに成功する。唯一逮捕されたメンバーがシャロン、ニック、ミミの名を自白したのだという。さらに情報を得ようとレベッカに近づくうち、ベンは彼女に惹かれ始める。

ランナウェイ 逃亡者のあらすじ【転】

ジムは大学教授となったジェドを訪ねシカゴに来ていた。ジムたちの破壊的活動に批判的だったジェドは迷惑がったが、娘のためにミミの行方を知りたいというジムのため協力してくれた。ミミの現夫に連絡が取れたが、彼女は去った直後だった。内陸からビックサーへ向かっていると聞き、ジムも後を追う。

ベンはオズボーンがミミと少年時代に一緒に映っている写真を発見する。2人の父親が友人だったのだ。事件へのオズボーンの関与を疑うベンに、レベッカは怒りをあらわにする。ベンはスクープをものにしようと必死になり、ルーリー家の土地を調べ始める。

ジムはビックサーのとある山小屋でミミと再会した。ジムは、娘のために自分の潔白を証明してほしいとミミに頼む。ニックは市民の命を奪うのがいやで組織から抜け、ミシガン銀行襲撃には参加していなかったのだ。しかしミミはこの頼みを断り、弁護士になったジムを批判した。

ジムはオズボーンに再び接触し、彼がミミと親交があったことを調べたと明かす。ジムはニックがミミに自分の無実を証明させようとしていると気づく。だがそれはミミにとって監獄行きになることを意味していた。オズボーンもそのことを知っていたが、目的は正しくとも、ジムが記事を書けば罪なき多くの人々が傷つくだろうと忠告する。オズボーンには他にも自分自身で解決すべき問題があった。

今でも当時のままの革命家のミミだったが、彼女にも捨て去れない記憶があった。ミミとニックの間には赤ん坊ができていたが、大儀のために親としての責任を捨てたのだ。その重荷を一生背負わなくてはならない。

ランナウェイ 逃亡者のあらすじ【結】

レベッカからジムに電話がかかってくる。オズボーンから彼女の携帯電話に山のように着信が入っていたのだ。ベンはそれを聞いて事情を察知する。一方ミミはジムに、道中自分達の娘を見たと話す。ジムとミミの娘とは、レベッカのことだった。オズボーンはレベッカにその真実を告白する。オズボーンはミミからレベッカを託されたのだ。娘にすべてを明らかにし、オズボーンはFBIに投降した。

FBIのヘリコプターが山小屋のすぐ近くまで迫っていた。ルーニー家の土地を調べたベンは、一足先に山小屋を探し当てる。ベンはジムを見つけたが、すでにミミは逃亡した後だった。ジムの無実を確信したベンは、レベッカに会ったことを明かす。それを聞いたジムは、記事にする前によく考えるよう忠告する。FBIがジムの居所を探し当てた。ジムはミミを無事逃がすため、山奥へ逃げ込みFBIの注意をひきつける。その間にミミはヨットで海路から脱出する手はずだ。ジムはついにFBIに追いつかれ、逮捕された。一方ミミはヨットでの脱出に成功したが、葛藤の末Uターンする。

ベンはレベッカの出自を暴露する記事を書いていた。しかし彼にはためらいがあった。テレビでは、ミミが自首し、ジムの無実と自分の有罪を証明したというニュースが報じられていた。ジムへの疑いは晴れたのだ。レイ編集長から記事を催促する電話がかかってきた。しかしジムはこれに応じず、記事を出すのを取りやめる。

釈放されたジムはイザベルと再会した。2人は再び平穏な日々を取り戻し、手を繋ぎ歩くのだった。

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