サイコサスペンス映画のおすすめランキング10選

ただのサスペンス映画ではない、サイコパス(精神病質)を扱ったサスペンス映画ランキングを紹介します。

天災や事故、病気なども恐ろしいですが、本当に怖いのは身近にいる人間。それも、普通の人たちの中に混じっている普通ではない人たちこそが一番怖い。今回はその中でもサイコと呼ばれる人たちが登場するコワーイ映画からおすすめをピックアップしました。

第1位 サイコ

注目ポイント&見所

「サイコ」という単語を世に知らしめた記念碑的作品。1927年の「下宿人」でサイコサスペンス映画の原点を取り上げたアルフレッド・ヒッチコック監督の集大成とも言える映画。前半で主要人物が惨殺されるという衝撃の展開から、ラストの大どんでん返しまで目が離せない傑作中の傑作。超有名なシャワーシーンや美しいモノクロ映像など語るべき所も多いが、実は主人公ノーマン・ベイツが鳥のはく製の下で自分の母親を絶賛しているシーンが一番怖かったりもする。ちなみに1998年にガス・ヴァン・サント監督によってリメイクもされているが、オリジナルには遠く及んでいない。

⇒サイコのあらすじとネタバレ感想

第2位 羊たちの沈黙

注目ポイント&見所

稀代の名悪役ハンニバル・レクター博士を生み出したシリーズ二作目。前作「レッド・ドラゴン」との大きな違いは、主人公クラリス・スターリングがFBIという男社会の中でもがく新人女性捜査官であるという事。一種のフェミニズム映画であり、またレクター博士とクラリス捜査官の恋愛映画でもあるという点において、この作品はサイコサスペンス映画の範疇を超えている映画であると言えるだろう。この年のアカデミー賞を総嘗めにしたのも納得の出来ばえ。

⇒羊たちの沈黙のあらすじとネタバレ感想

第3位 ミザリー

注目ポイント&見所

原作はモダンホラーの鬼才スティーヴン・キングの同名小説。ベストセラー小説家の自称ナンバーワンのファンが、過激なストーカーに変貌するという、キングの実体験を元にしたようなストーリー。人里離れた一軒家を舞台にするという、逃げ場のない展開作りが秀逸。しかし一番の収穫は、アカデミー賞を受賞したキャシー・ベイツの熱演。おそらくこの先、これ以上恐ろしい悪女は映画史に登場しないのではないだろうか。

⇒ミザリーのあらすじとネタバレ感想

第4位 セブン

注目ポイント&見所

鬼才デヴィッド・フィンチャー監督の出世作。凝りに凝ったオープニングタイトルや、全編を覆う陰鬱な画面作りなどはさすがはフィンチャー監督。しかしこの映画の最大の魅力は緻密なシナリオに尽きるだろう。七つの大罪をモチーフにした連続殺人事件は、深読みをすればするほど味わい深くなるように作られていて、後味の悪さすらも魅力と思えてしまえるほどの出来。終盤にようやく登場するケヴィン・スペイシーの不気味さも素晴らしい。

⇒セブンのあらすじとネタバレ感想

第5位 アメリカン・サイコ

注目ポイント&見所

物質文明批評を描いたという面で、「ファイトクラブ」や「タクシードライバー」と比べられる事も多い作品。だがセレブの退廃を描く作品が多いブレット・イーストン・エリスが原作者である事からも、この作品が一線を画している事は間違いない。とめどなく消費する物質社会に置いては、もはやサイコパスすらも普通の人間として消費されてしまう。演技俳優クリスチャン・ベールの熱演も素晴らしい一作。

⇒アメリカン・サイコのあらすじとネタバレ感想

第6位 黒い家(1999)

注目ポイント&見所

原作は貴志祐介による同名小説。心のない人間による、保険金を目的とした殺人事件の顛末。原作者自身が保険会社に勤めていたという事もあり、極めてリアルな展開が空恐ろしい。韓国でもリメイクされているが、やはりこの映画が一番怖い。息もつけないほどの恐怖を味わいたければこの映画を見る事を強くお勧めする。原作も素晴らしい。

⇒黒い家(1999)のあらすじとネタバレ感想

第7位 CURE キュア

注目ポイント&見所

黒澤清監督によるサイコスリラー。催眠術により人を死に至らしめるという人物が登場するのだが、その話術の不気味さこそが今作のオリジナリティ。会話が一切通じない相手というのはこれほどにも恐ろしいものなのか。通常の刑事ドラマの範疇を超えているという点でも、邦画でこれほどの作品が生まれるというのは奇跡に近いだろう。

⇒CURE キュアのあらすじとネタバレ感想

第8位 ケープ・フィアー

注目ポイント&見所

1962年の「恐怖の岬」のリメイク。オリジナルで主人公・犯人・判事を演じた役者たちが、今度はまったく違う役で再登場している遊び心がたまらない。原作よりもエロティック要素を増した展開も面白いが、やはり悪役に徹したロバート・デ・ニーロが最高に恐ろしい。キャーキャーわめくだけだった女性陣が、リメイク版では武器を持って戦うという所も現代的で興味深い。

⇒ケープ・フィアーのあらすじとネタバレ感想

第9位 冷たい熱帯魚

注目ポイント&見所

園子温監督作品。実在した埼玉愛犬家殺人事件を元にした問題作。残虐描写をこれでもかと盛り込んだ内容には、絶句することは間違いないだろう。テンションが高くてしゃべりまくるという今までにない殺人鬼像を作り出したでんでんの熱演は必見。止まることなく繰り出される罵声の数々に、観客のこちらまで洗脳されそうになる迫力に満ちている。暴力に勝つには暴力を使うしかないという点で「わらの犬」を彷彿とさせる作品。

⇒冷たい熱帯魚のあらすじとネタバレ感想

第10位 es

注目ポイント&見所

アメリカで実在した心理実験の顛末を映画化。看守役と囚人役に分けるだけの実験が、恐ろしい自体を引き起こす。個では無力な人間は、集団になった途端に変貌をする。これは現代日本では決して他人事の話ではない。いつでもどこでも起こり得るという意味で、これほどゾッとさせられる映画はないだろう。

⇒esのあらすじとネタバレ感想

まとめ

殺人鬼、ストーカー、集団心理など、人間の心の闇の部分を描いた作品を集めてみました。どの作品もゾッとする事間違いなしの映画です。現実にこういう人達に出会ったら嫌ですが、それを仮想体験できるのが映画の魅力です。安全なお茶の間で、ヒヤッとする恐怖を味わってみてはいかがでしょうか。

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